8月12日(火) モミ
鬱蒼とした森のなか、斜面の向こうに痛々しいものを見ました。自分の両腕では抱えきれないほどに太いモミの幹がバリリンと割れていました。
いったいどのぐらいの力がかかれば、これほどの幹が折れるものでしょう。割れた箇所が直立した幹部分であることや、割れ目の新しさからして、折れた原因は冬の雪ではなく、その後の強風ではないかと推測します。
ほかにもう一本、この森ではモミが折れていました。「柳に雪折れなし」の真逆で、剛直であるがゆえに強風を受け流すことができなかったのなら、それはそれでこの木の天命だったのでしょう。潔さを象徴するような白い割れ目が哀れでした。
いったいどのぐらいの力がかかれば、これほどの幹が折れるものでしょう。割れた箇所が直立した幹部分であることや、割れ目の新しさからして、折れた原因は冬の雪ではなく、その後の強風ではないかと推測します。
ほかにもう一本、この森ではモミが折れていました。「柳に雪折れなし」の真逆で、剛直であるがゆえに強風を受け流すことができなかったのなら、それはそれでこの木の天命だったのでしょう。潔さを象徴するような白い割れ目が哀れでした。
<これ以降のモミの記事・掲載順> ☆ 遠景(幹折れ) : 2016年11月21日 ☆ 雄花 : 2018年5月23日 ☆ 実生苗 : 2018年10月22日
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