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7月31日(木) タブノキ

140731tabunokiタブノキは、その雄大な姿もいいし、控えめな花もいいけれど、それらとはチグハグなほどにお茶目な形と色合いの実も大切なチャームポイントです。10年前、手の届く高さの小さな木の実を載せているので、今回は思い切り大きな、これぞタブノキという1本の下に佇み、かわいさと雄大さが両立した写真を狙ってみました。
ところで勝手な連想ですが、タブノキと言えばタブキー(tab key)です。志木の近辺では見かけにくい存在であるタブノキと同じく、タブも案外に使われないキーのようで、音的にかぶっているだけではない、似たもの同士に思えてしまうのです。
他人さまのPC操作を覗き見ていると、「え、そこはタブキーでしょ」と思うときが多くて、タブノキとタブキー、両方とももっと有名になってほしいものです。

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7月30日(水) キジカクシ

140730kijikakusiこのキジカクシと、前に載せたクサスギカズラと、そしてあのアスパラガスが、みんなユリ科クサスギカズラ属の兄弟なのだから、世間は狭いものです。
たしかにクチャクチャとした葉(じつは葉状枝)が共通ですが、それも似ているようで微妙に違います。アスパラガスが一番繊細で、クサスギカズラがそれに続き、このキジカクシの太さや入り組み具合が最もガッシリした感じです。
雉を隠せるほどにワサッと茂った株(クサスギカズラと同じく立ち上がらず、倒伏して横に広がる)のなかに、緑色の瞳が輝いていました。

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7月29日(火) ハナイカダ

140729hanaikadaノーマルなら1個だけ(背景でボケているもの)なのに、2個も実をつけた欲張りさんを見つけました。しかも、仲間にかなり先んじて、すでに黒く熟しています。
たまには二人が乗った筏(いかだ)もあるだろうなあ、とか思いながら花筏というこの風情ある名前について考えてみました。春に桜が水面に散って並ぶ様子も花筏と称するので、さて、辞書にはどちらの意味が先に収録されているものでしょう。
するとビックリ、手元の6万語辞典(新明解第三版、三省堂国語第三版、現代国語例解第二版など)には「はないかだ」そのものが立項されていませんでした。それに比べると、さすがに収録が20万語超の大型にはちゃんと載っていました。ホッ!
しかし、大辞林・広辞苑ともに語釈の並び順は水面の花びらがトップでした。しかも、広辞苑第四版ではこの木のことは第4義です。たしかに、辞書は図鑑と違うわけで、草木好きには忘れられないこの姿も、一般的には散った桜の後塵を拝するのでした。

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7月28日(月) クサソテツ

140728kusasotetuクサソテツの栄養葉(春から秋に見る緑の葉)と胞子葉(冬に目立つ茶色の葉)のツーショットです。今までこのクサソテツの二態は別々にとらえていたので、どちらもクサソテツであることは図鑑的な学習知識でしかありませんでした。
それがめでたく、こうして二つが同じ根から出ていることを我が目で確認できました。時期的には胞子葉の芽吹きにはまだ早いので、写っている茶色の葉はたぶん冬を越して残った前年の残骸です。
これで、次は秋に出て来る新しい胞子葉をとらえれば、ようやくクサソテツの生態を一巡りできるというわけです。花が咲かない分、シンプルライフではないかと思っていたシダ類なのに、なんのなんの、その追いかけは案外に手間取ります。

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7月27日(日) キンカン

140727kinkan実と花のツーショットを撮るつもりでレンズを向けたら、黄色い実の脇に変なものが見えました。濃い緑色の小さな球は、これは今年できた実のようです。
ということは、わりと観察し続けて、今年最初の開花だと思ったこの花は、じつは二番花か三番花だったようです。くそ~、いつの間に…。
こんな様子を見ていると、冬にはみんな食べ頃に見える実にも、案外に逸成り・遅成りがありそうです。下手な摘み方をしたらマズイものをつかむ恐れがあるわけですが、みかん狩りはしてもキンカン狩りはないよね、と変な安心をしておきます。

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7月26日(土) ツチアケビ

140726tutiakebi1恥ずかしながら、かつてはそれとも知らずに撮影していたツチアケビです。あれから随分なときが流れ、こうして花の時期をとらえることができました。
腐生植物という特殊なジャンルですが、これでもラン科ですから、仲間のオニノヤガラと同じで、花は間違いなくランの構造をしていました。アケビというよりバナナと呼びたい赤い実を従えて、黄色い花がよく目立ちます。
140726tutiakebi2さてその全体像はと言えば、他人(菌類)のお世話になっているわりには、自由奔放というか我が侭勝手というか、居候とも思えぬ豪勢なものです。
ゆうに腰丈ほどあるデカさもオニノヤガラと共通で、この分をわきまえない人たちに比べれば、最初の出会いではその奇態に驚いたギンリョウソウなんて、じつに慎ましやかな存在だと思い直してしまいます。

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7月25日(金) ヨコグラノキ

140725yokoguranoki定点観測していない弱みと、あちこち歩き回る強みとが背中合わせの一枚です。今月初めに花の写真(実際の撮影は6月下旬)を載せたばかりなのに、別の場所のヨコグラノキは、緑や黄色の段階を過ぎて、実がもうこんなに赤くなっていました。
花を撮った木はまだ若いのに対し、今回撮影した木は幹の直径が40~50cmはある大きな木でした。また、位置的には今回の木が200km以上も北にあります。そんな2本の比較なので、開花からここまでの推移がうまく頭のなかに収まりません。
とは言え、この木を見つけたのは幸せでした。仲間のネコノチチでも、プアーな実の付き方には不満タラタラなのに、このヨコグラノキはじつに豪勢です。葉の色合いや張りも、こちらの方がグッと元気そうです。爺も歩けば木に当たりました。

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7月24日(木) オニユリ

140724oniyuriこれがオニユリであることを証明するには、葉の付け根についた零余子(むかご)がハッキリ見えるように写さないといけません。しかし、今回はそこをある程度捨てて、「集団の美」に見惚れてみました。じつになんと言おうか、夏の風情です。
で、もしヤマユリがこれだけ集まっていれば、その香り(というか、暴力的な匂い!)には辟易するのですが、オニユリにはその心配がありません。時間帯や天候に左右されるところはあるでしょうが、基本的に香りはおとなしくて好感が持てます。
また、夏を代表する花のくせに、暑さには弱い(すぐに花が傷む)という自己矛盾を内包しているところも微笑を誘います。おかげで、一服しようと入った涼しい木陰で、心ゆくまで花が風に揺らめく姿を堪能することができました。

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7月23日(水) マンリョウ

140723manryouマンリョウの晴れ姿である冬のあの真っ赤な実に比べると、夏の花はこうしてひっそりと人目を避けるように咲きます。
そのうつむいた花の内側を見るには、かなり下から煽ることが必要で、ずいぶん前に載せた写真はそこが考えられていませんでした。9年前のことですから、マンリョウの花を写せただけで満足していたのでしょう。
あの写真に比べたら、今度は少し進歩しています。背の高い木だったので、労せずして振り仰いだ角度からの撮影ができました。同じく、立派な木なので花つきも豊かです。さらにテンポの速い花なので、すでに丸く膨らんだ青い実も見えていれば、その一方で蕾も一緒に写っているという気の利きようです。
あれれ、これらは皆、この木のおかげでうまく写ったことばかりです。9年間の精進を誇示しようと企んだのに、馬脚を露(あら)わすとはこのことでした。

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7月22日(火) メタカラコウ

140722metakarakou前の掲載のときには、この歪(いびつ)な花の細部がよくわからない写真だったので、助演者つきの再登場です。
この花のつくりは、ヒマワリで有名な舌状花と筒状花の組み合わせタイプです。そして、その目立つ方=舌状花が一つの花(正確に言えば花の房=花序)に2~3個しかつかないので、どうしても誰かが花びらを千切ったように見えてしまいます。
しかし、森にはそんな酔狂な奴がいるわけもなく、筒状花の雌シベがこちらをからかうように「クルクルパー」とカールしているのでした。

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番外編 : 勘(缶?)違い

P1270195缶ビールのプルトップ面にプラスチックの蓋が被さっていました。たしかに、こうすればお店だけでなく流通過程で埃がついたり汚れたりすることを避けることができます。
P1270191だがしかし、その蓋は缶の上面ではなく底になるのでした。この缶ビール、ふつうのものと違って缶の天地が逆でお店に並んでいました。
思わず「偉い!」と唸りました。だって、買い置きの缶ビールを自分はひっくり返しておくことがあるからです。注ぎ口に埃がつかないようにするためです。
なので、自分と同じ考えの人が、世の常識を覆す義挙に出たのかと舞い上がってしまったのです。さらに念入りに蓋までつけるなんて、白濁(しろにごり)、エライぞ! 日本ビール(輸入商社)、天晴れ!

と思ったら、それは大きな勘(缶?)違いでした。白ビールは澱が沈むので、上下が逆のラベルは、飲むときに強制的にひっくり返させるための仕掛けでした。
しかし、世のなかにはラベルがどうでも「プルトップ面が上」と考える頑固なお人もいるかもしれません。そんな人はマズイ飲み方をすることになってしまいます。いやいや、そもそもそんなお方は逆さまビールなんて気持ち悪くて手を出さないことでしょう。

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7月21日(月) オガタマノキ

140721ogatamanoki春の可憐な花と冬のグロテスクな実とが自分のなかでつながらないでいましたが、その変化過程が少しだけ見えてきました。
ボコボコ・ゴツゴツとした実(袋果)は、その出っ張りの数だけの花からできたのではなく、一輪の花が産んだ子供たちらしいのです。直径4cmくらいの小さな花なのに、受粉後にはその基部がどんどんのびて膨らんで、こんな姿になるようです。
これからこの実は赤く色づくみたいだし、花が終わったあとに基部が膨らみ始める姿もぜひ確認したいものです。

2013年のきょうセンコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス)> 2012年のきょうノウゼンカズラ> 2011年のきょうサンタンカ(イクソラ・シネンシス)> 2010年のきょうジャノヒゲ(リュウノヒゲ)> 2009年のきょうエンジュ> 2008年のきょうチングルマ> 2007年のきょうツボサンゴ・パレスパープル> 2006年のきょうシロネ> 2005年のきょうハナヅルソウ> 2004年のきょうアカメガシワ

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7月20日(日) ヤマシャクヤク

140720yamasyakuyaku色も色だし、形も形だし、眼前に迫る美女の唇を連想したとして、決してワタシの好色な心が責められることはないと思うのです。
秋になれば、この妖艶な唇は無残に崩れ、種も真っ黒になってしまいます。藪のなかで美女の唇に心を奪われる楽しみは、今の時期限定なのです。
つい、美女・美女とこだわってしまいましたが、春に咲く花は本当に繊細華麗です。あの面影をこの唇にダブらせれば、そこに妄想世界が出現!です。
ところで、ヤマシャクヤクには別種で花がピンクのベニバナヤマシャクヤクというのがあるそうです。きょうの写真がじつはそのベニバナさんだったかもしれないなあ…とさらに勝手な妄想を膨らませながら、早くベニバナさんに逢えることを祈ります。

<補注> ベニバナヤマシャクヤクの存在は知りつつ、その雌シベは5本であることを知らないで恥ずかしいことを書いていました。その「雌シベ5本」を証明できない悔しさは残りますが、一応、ベニバナヤマシャクヤクを撮ることはできました。(2016年6月18日

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7月19日(土) ヒペリカム・ヒドコート

140719hypericum_h運良く、先日、キンシバイを撮ることができたので、欲が出ました。ビヨウヤナギとキンシバイ、それにヒペリカム・ヒドコートを加え、オトギリソウ科オトギリソウ属の代表的な3種を1シーズンのうちに比べてみようというわけです。
この撮影順も、結果的には幸運でした。ビヨウヤナギの花はもう無残な姿だし、キンシバイも平地ではもう花が終わっているのに対し、ヒペリカム・ヒドコートの花はまだまだきれいなものです。決してきのう・きょうの涼しさのおかげではなく、秋になっても花を見かけた記憶があるほど、ヒペリカム・ヒドコートの花期は長いのです。
その花は、母種(ヒペリカム・ヒドコートはキンシバイの園芸品種)のキンシバイとかなり似ています。しかし、見慣れると違いは歴然で、サイズがキンシバイよりも一回り大きく、その花びらがお皿のように開くのです。これに比べると、キンシバイの花はあくまでカップ型を保つので、サイズの絶対値が違う以上に小さく見えてしまいます。
もう一つのわかりやすい違いが葉の付き方です。対生の葉が、まるで飛行機の羽のように水平に並ぶキンシバイに対し、ヒペリカム・ヒドコートはビヨウヤナギと同じで枝ののびと直角方向に開きます。さらに十字対生(向き合った2枚の葉が、次々に90度ずつ向きを変えて並ぶ)であることもビヨウヤナギと同じです。
顔はお母さんとそっくりなのに、体つきは伯母さん譲りなんていうお嬢さんが生まれるのは、人間界だけではなくて動植物には当たり前のことなのでしょう。

<補注> ヒペリカム類(オトギリソウ属という意味ではなく、狭義の洋種)はほかにも品種が多いのですが、まずはその代表としてヒドコートを取り上げました。

2013年のきょうアマチャヅル(雄花)> 2012年のきょうボタンクサギ> 2011年のきょうヨロイグサ> 2010年のきょうチチコグサ> 2009年のきょうメハジキ> 2008年のきょうオオツヅラフジ> 2007年のきょうチゴザサ> 2006年のきょうヤクシマハギ> 2005年のきょうコバギボウシ(斑入り種)> 2004年のきょうヒメヒオウギズイセンとミズヒキ

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7月18日(金) タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット)

140718taimatubanaタイマツバナとモナルダとベルガモット、一人で三つも名前があって、そのどれもがわりとよく使われるという珍しい存在です。
逆に言えば、それだけどの名前も決定力に欠けるわけでしょう。自分でも、ピンクの花は松明には見えないので、オシャレにモナルダ(この名前は発見者に因んだだけですが)と呼ぶことにしていました。
さて、きょうの白花種は、もう一つ残ったベルガモットという名前で呼んであげようと思っていました。ベルガモットは柑橘類なので花は白だし、スッとする香りを持つところもイメージが合うではありませんか。
ところが、あれれ、花色が赤でもピンクでも、香りは一緒ですから、白花=ベルガモット説はどうやら自滅です。勝手な呼び分けごっこはやめて、そのときどきに口をついて出たものがこの花の名前ということにしておきます。

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7月17日(木) サワグルミ

140717sawagurumiこの木の下に佇んだのが思春期のころであれば、「よし、ボクもこの木のようにまっすぐに生きていこう」と決心したかもしれません。しかし、その適期を半世紀も過ぎてしまった古狸は「なんてまあ芸のない奴だ」と毒づいてしまうのでした。
成木ならば深い裂け目の入る樹皮も、まだ若いのでお肌ツヤツヤです。それでも7~8mはグイッとのびた幹がこのように一直線であるのがサワグルミの特徴です。
そう言えば、かつてサワグルミの下で雨宿りをしたことがありました。あの木はかなりの大木でしたが、いま思えば幹はまっすぐでした。ほかのクルミ科メンバーにこんな特徴はないし、同じサワグルミ属のシナサワグルミでさえ、かなり自由な枝振りになるので、親戚一同のなかでは一人だけ謹厳実直というサワグルミ君です。

<補注> 案外にきれいな黄葉の様子はこちらです。(2015年11月29日)

2013年のきょうミソハギ> 2012年のきょうコンロンカ> 2011年のきょうエンビセンノウ> 2010年のきょうヤナギハナガサ> 2009年のきょうマサキ> 2008年のきょうヤナギラン> 2007年のきょうチダケサシ> 2006年のきょうトモエソウ> 2005年のきょうオイランソウ> 2004年のきょうヤブツバキ

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7月16日(水) シモツケソウ

140716simotukesou1懸案だったシモツケソウを撮影できました。これまで、オニシモツケキョウガノコを掲載した時点で、この属(バラ科シモツケソウ属)の中心であるシモツケソウを取り上げなくてはいけなかったのに、どうにも引っ込み思案な彼女でした。
お会いして見ればなるほどで、とても控えめな第一印象です。似ているとされ、見分け方を云々されるキョウガノコとも、パッと見の感じがだいぶ違います。
140716simotukesou2とは言え、シモツケソウに特徴的な同属他種との違いはしっかり調べました。シモツケソウだけは下部の葉が羽状複葉(つまり、茎の先のモミジ状の葉だけでなく、付け根側にも小葉あり)であり、ほかの種類にはこの無柄の小さな葉がないのです。
などという解説は、シモツケソウの撮影にあたっての付け焼き刃です。そのため、オニシモツケやキョウガノコはもちろん、先日のアカバナシモツケソウでさえ、側小葉がないことを証明する写真は撮っていませんでした。ただ、そんな気で見れば確かに余計な付属品はないように見えるので、結果オーライということにしておきます。

2013年のきょうアオギリ> 2012年のきょうワラビ> 2011年のきょうヒトツバカエデ> 2010年のきょうヒマラヤヤマボウシ> 2009年のきょうヤブマオ> 2008年のきょうモクゲンジ> 2007年のきょうクレオメ> 2006年のきょうアサザ> 2005年のきょうヒメヒオウギズイセン> 2004年のきょうリアトリス

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7月15日(火) キンシバイ

140715kinsibai1少し標高の高い(500mほど)ところに行ったら、キンシバイの花がまだ盛りでした。今年は仲間(オトギリソウ科オトギリソウ属)のビヨウヤナギにグッと迫ってみたので、こちらもしっかり撮りたかった願いが叶いました。
まずは遠目から花の形を見ます。キンシバイの花びらは散るまでカップ型を保ち、すぐにだらしなく反り返ってしまうビヨウヤナギとは大きく違います。
140715kinsibai2アップで見ると、やたら多数に見える雄シベがじつは付け根で5個にまとまっていること、および雌シベの先が5つに分かれていることで、花の作りが両者は同じであることがわかります。ただし、雄シベの長さが圧倒的に違い、キンシバイのそれは花びらより長くなることがありません。
これで花の時期に二つを見分ける自信はほんのり湧きましたが、今年無視した同科同属の仲間にはヒペリカム類があります。ヒペリカムはバリエーションが多く、腰が引けたままなので、これからの宿題としておきます。

<補注> このあと、宿題としていたヒペリカム・ヒドコート(洋種のヒペリカム類の代表として)を収録することができました。(2014年7月19日)

2013年のきょうホウキモロコシ> 2012年のきょうワイヤープランツ> 2011年のきょうコリアンダー(コエンドロ)> 2010年のきょうアーティチョーク(チョウセンアザミ)> 2009年のきょうイヌビワ> 2008年のきょうムラサキバレンギク> 2007年のきょうイチジク> 2006年のきょうヒマワリ> 2005年のきょうオオエノコログサ> 2004年のきょうユリ(品種不詳・カノコユリ系)

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7月14日(月) シマススキ

140714simasusukiシマススキとの初めての出会いは秋も酣(たけなわ)のころで、いかにもススキらしい穂が風にそよいでいました。そのため、つい穂まで取り込んだ構図で撮り、肝心の縞模様の葉をきれいに写すことができませんでした。
そこで、穂の気配などまだ微塵もないこの時期に、思うさま、葉に迫りました。斑入り品種というのはさまざまな草木に見られますが、縦に入る(シマススキ)ものと横に入る(タカノハススキ)ものが両方あるのはススキぐらいではないでしょうか。
せっかくならその二つを並べて植えれば面白いのに、まだそんな場面に遭遇したことがありません。隣り合った二つが混血して、格子柄のススキができたらラッキーですが、混じり合った結果が元の木阿弥という悪い夢だったらどうしましょう(笑)。

2013年のきょうクロモジ> 2012年のきょうトチバニンジン> 2011年のきょうノウゼンカズラ> 2010年のきょうベニバスモモ(ベニスモモ)> 2009年のきょうミヤギノハギ(ナツハギ)> 2008年のきょうジュンサイ> 2007年のきょうチョウセンシラベ・シルバーロック> 2006年のきょうカランコエ> 2005年のきょうマルバマンネングサ> 2004年のきょうホテイソウ

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7月13日(日) アオジクユズリハ(イヌユズリハ)

140713aojikuyuzuriha1照り輝く深い緑の葉と真っ赤な葉柄の対比の美しさがユズリハの特徴なのに、これ(写真)ではいかにも間抜けです。正月のお餅の下にも敷けないじゃないか!と怒ったせいかどうかは不明ですが、牧野博士はこれをイヌユズリハとしています。
ただ、標準和名はアオジクユズリハです。これなら蔑称ではなく、葉柄が青いという個性を認めた公平な呼び名です。
140713aojikuyuzuriha2ところが、実をつけた枝の葉柄はなにやらほんのりと赤みを帯びて、「ホントは真っ赤になりたいんだけど…」と呟いているように見えます。
この青軸タイプ(ユズリハの一品種)の存在を知らなかったころの記事を振り返ると、今回と同じく実をつけて葉柄がほんのり赤らんでいるものもあれば、たわわに実をつけていてもほとんど赤みがないものもありました。青軸と呼びつつ赤みを認めるのは如何なものかと思うはた衛門は、博士に倣(なら)ってイヌ呼ばわりしたい気分です。

2013年のきょうハス(古代蓮)> 2012年のきょうシマトネリコ> 2011年のきょうハナハッカ(オレガノ)> 2010年のきょうタマゴタケ> 2009年のきょうタカトウダイ> 2008年のきょうオタネニンジン> 2007年のきょうセイヨウニンジンボク> 2006年のきょうチドリソウ> 2005年のきょうヘメロカリス> 2004年のきょうヘクソカズラ

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7月12日(土) ペントステモン

140712pentstemon腰の高さほどの一群が、全体に赤紫色に染まっていました。花の筒部分や茎、そして葉の表側までがこの色を帯びていて、ちょっと珍しい特徴です。
名前の途中の「ト」を省略する呼び方も流通していますが、綴りはPentstemonで、前半のペントはギリシャ語の5、後半のステモンは雄シベの意味だそうですから、勝手にはずしては意味が通らなくなってしまいます。
もっと矮性の種類もあるのですが、この仲間の原種は高山地帯の出自なので基本的に暑さには弱く、そこが改良されたこの高性種が園芸的には育てやすいようです。色分けした花壇を作りたいときのために、もっと普及してもいい花です。

2013年のきょうアベリア(ハナツクバネウツギ)> 2012年のきょうハンゲショウ> 2011年のきょうヘラノキ> 2010年のきょうネジバナ> 2009年のきょうムラサキクンシラン(アガパンサス)> 2008年のきょうキブシ> 2007年のきょうヘリアンサス・アトロルベンス> 2006年のきょうカラスビシャク> 2005年のきょうヤブミョウガ> 2004年のきょうアメリカフヨウ

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7月11日(金) ムクゲ(白花笠)

140711mukuge咲いたときはピンクなのに、萎むと紫色を呈するムクゲを「お気に入り」として取り上げたのが3年前でした。それなのに、男心と夏の空(?)、今年は白です。
いえいえ、ことは好き嫌いの話ではなく、ムクゲのバリエーションの記録です。先年のものは底紅の入った一重(花色は各種)で、一番ふつうに見かけます。
それに比べると、この花笠タイプはやや少数派です。山形(花笠まつりで有名)に行くとこればかり…ということもなくて、全国的に一重よりはマイナーです。
これはいわゆる半八重咲き群(内弁が外弁より小さい)のうちの一つで、ほかには内弁が外弁と変わらない八重咲き群があります。それらにはまた花びらの変化によって各種のタイプがあるわけで、一つひとつ見ていくと、夏はすぐに終わってしまいます。

2013年のきょうカラムシ(雄花)> 2012年のきょうスモモ> 2011年のきょうクサスギカズラ> 2010年のきょうギンバイソウ> 2009年のきょうコバギボウシ> 2008年のきょうイランイラン> 2007年のきょうラムズイヤー> 2006年のきょうゴシキドクダミ> 2005年のきょうアガパンサス> 2004年のきょうカラスウリ

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7月10日(木) アンゲロニア

140710angeloniaかつて、「花期が長くて重宝」と持ち上げて取り上げたものの、それはその長い開花期間のお仕舞いごろの姿だったので、ほんの少し寂しげでした。そこで、今回は咲き出しから1カ月ほどの旬の姿を記録しておくことにします。
かなり性質が強くて、花壇に雑草が紛れても平気の平左です。また、これからさらに暑くなっても、花は咲き続けます。ただし、放りっぱなしというわけにはいかず、水と肥料はわりとしっかり要求するというちょっと現金なタイプです。
前に取り上げたのは背丈の高い(1mほど)種類でしたが、今回のものはその半分ほどで、小さな花壇や鉢植えにはこちらが向いています。

2013年のきょうナンテン> 2012年のきょうクマツヅラ> 2011年のきょうノムラカエデ> 2010年のきょうヤハズアジサイ> 2009年のきょうアブラチャン> 2008年のきょうカラスビシャク> 2007年のきょうカラタチバナ> 2006年のきょうモナルダ> 2005年のきょうサルスベリ> 2004年のきょうメマツヨイグサ

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7月9日(水) アカガシ

140709akagasiアカガシのドングリがかなりゴールに近づいてきました。写真の小さなドングリが受粉したのは去年の春(5月)で、それから14カ月が経った姿です。
あと3~4カ月すれば立派なドングリになるわけで、受粉をスタート点、ドングリが落ちるころをゴールとしたマラソンにたとえると、今は33km付近になります。マラソンも勝負どころに差しかかりますが、ドングリもここから一気に成人の姿に変貌していく一方で、半数ほどが脱落してしまう生存競争になります。
などと勝手に人間の世界に置き換えて大変がるのはオジサンの感傷というもので、自然というものは淡々と粛々と、ときを刻んで流れ続けます。

2013年のきょうカラスビシャク> 2012年のきょうザクロ> 2011年のきょうギボウシ(ラブパット)> 2010年のきょうタイトゴメ> 2009年のきょうツルレイシ> 2008年のきょうオオハンゲ> 2007年のきょうグリーンローズ> 2006年のきょうカラジューム> 2005年のきょうナンキンハゼ> 2004年のきょうタイサンボク

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7月8日(火) アカバナシモツケソウ(アカバナシモツケ)

140708akabanasimotuke1はっきり言えば下品な花色です。しかし、これだけ豪華に咲き誇られてしまうと、上品・下品などという尺度は消えて、「お見事!」としか言いようがありません。
これをアカバナシモツケ(ソウ抜き)と呼ぶ人もいるようですが、それでは属違いの木本であるシモツケの変種扱いになってしまいます。それに対し、正確にアカバナシモツケソウと呼べばシモツケソウ(バラ科シモツケソウ属)の変種であることが明確です。
このグループにはキョウガノコも属していて、シモツケソウにはまだ会えていない(注)ものの、アカバナシモツケソウは葉や花がキョウガノコとよく似た作りです。
ただ、木陰でひっそりというキョウガノコとは反対に日向でパッと咲くし、背丈もグッと高いので、咲きそろった景色はかなりの豪華絢爛路線です。
140708akabanasimotuke2その花にグッと迫ってみました。蕾と咲き始めと、そしてワヤクチャな咲き崩れ(?)と、どうやら3段階に花は変化するようです。全部が咲き崩れても鬱陶しいだろうし、一面が蕾でもつまらないだろうし、ちょうどの頃合いを写すことができました。

<補注> この記事収録時には未知の植物だったシモツケソウですが、幸運にも同じシーズンのうちに撮影することができました。(2014年7月16日)

2013年のきょうアメリカハナノキ> 2012年のきょうムラサキクンシラン(アガパンサス)> 2011年のきょうヒメリンゴ> 2010年のきょうオオバノトンボソウ> 2009年のきょうヤブコウジ> 2008年のきょうサンシュユ> 2007年のきょうトリアシショウマ> 2006年のきょうキュウリ> 2005年のきょうトウネズミモチ> 2004年のきょうビヨウヤナギ

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7月7日(月) ザイフリボク(とジューンベリー)

140707zaihuriboku1洋物のジューンベリー類と在来のザイフリボクの区別を学習中です。先月初旬、まさに名前どおりに「6月の果実」であるジューンベリーの様子をとらえました。
それに遅れること1カ月、よく似た実が鈴なりの木(↑)を撮影しました。一見完熟と思える黒紫色の粒を食べても甘さが足りず、まだトロリとしきれない若い味です。もっと先に、これが白く粉をふいたようになってからが食べ頃なのでした。
140707jb1さて、こちら(↑)は件(くだん)のジューンベリーの現在の姿です。実が一粒もなくなっていました。ほとんどは人間が届かない高さにあったので、鳥が食べ尽くしたか自然に落ちたか、いずれ6月のうちには「完売状態」になったようです。
つまり、7月以降に実があればザイフリボク、なければジューンベリーというのがごく大雑把な見分け方と言えます。

もっともこれではほかの季節には困るわけで、できれば葉で区別できないかな…と撮り比べたのが下の2枚(上:ザイフリボク、下:ジューンベリー)です。解説サイトには「ジューンベリーは重鋸歯」としているものもあり、それほどの特徴なら見分けやすいと期待したのですが、自分がサンプルにした両者にはあまり違いがありません。強いて言えば、ザイフリボクの鋸歯の方がやや細やかというくらいです。
140707zaihuriboku2
140707jb2もちろん、ジューンベリーのなかにたくさんの種類があることは考えに入れなければなりませんが、どうやら葉は絶対的な見分けポイントとはならないようです。
あとは春の花があり、これは花柱の作りがだいぶ違うようです。ザイフリボクの花は一度とらえていますが、まだ接写が不足だし、ジューンベリーは残念ながら未だ花を写したことがありません。来春はぜひとも両者の白い花に肉薄したいものです。

<補注> ジューンベリーの花はこちらです。(2015年4月11日)

2013年のきょうアマドコロ> 2012年のきょうゴマギ> 2011年のきょうヤマユリ> 2010年のきょうタケニグサ> 2009年のきょうトモエソウ> 2008年のきょうラベンダーセージ> 2007年のきょうシャシャンボ> 2006年のきょうナス> 2005年のきょうチヂミザサ> 2004年のきょうシャグマユリ

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7月6日(日) バイケイソウ

140706baikeisou1薄暗い林のなかで、ドン・ドーンと屹立した大きな白い花穂にいきなり遭遇したのは、感動を超えてなにか呆然としてしまう体験でした。
140706baikeisou2花穂の先は胸の高さほどもあるので、根元まで1枚に写し込むのは諦めました。ただ、その根元から天辺まで、すべての花房が開花していて、バイケイソウというのは一気に花を咲かす豪快な性質であることがわかります。
140706baikeisou3どうりで、今まで何度も来たはずのここなのに、バイケイソウの存在を知らないでいたわけでした。短期決戦型の開花に遭遇できた幸運に感謝です。

2013年のきょうサルナシ> 2012年のきょうサフィニア> 2011年のきょうカジカエデ(オニモミジ)> 2010年のきょうイワガラミ> 2009年のきょうノカンゾウ> 2008年のきょうボッグセージ> 2007年のきょうギンロバイ> 2006年のきょうヤマモモ> 2005年のきょうリョウブ> 2004年のきょうモミジアオイ

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7月5日(土) タラノキ

140705taranokiやや遅れて芽吹いたので、天ぷらにされずに済んだ果報者です。春の若芽がみんな山菜として摘み取られてしまったら、タラノキが絶滅するではないかと心配だったのですが、こうして時間差で身を守る知恵が自然にはあるのでした。
というか、タラノキはいかつい見かけのわりにのんびり者で、今ごろ葉が繁くなってきて、花は来月になって咲きます。春の芽吹きから開花までは案外にせわしい木が多いなかで、じっくりと自分を養ってから花開く堅実な性格なのでした。
その若葉は和毛(にこげ)がじつにチャーミングで、ここ(葉の軸)にあんな獰猛な棘が突き出るなんて想像もできません。お嫁さんをもらうときには、その母親を必ずチェックすること…未婚の男性に不可欠の心得は、タラノキに学ぶことができます。

<補注> タラノキにはメダラと呼ばれる変種があって、それには棘がないと知りました。上の記事を書いた段階ではタラノキのすべてが獰猛な棘を持つと考えていたようで、不勉強でした。(2015年12月27日

2013年のきょうトチバニンジン> 2012年のきょうイワガラミ> 2011年のきょうノハナショウブ> 2010年のきょうバーベナ> 2009年のきょうオオバギボウシ> 2008年のきょうブルーサルビア> 2007年のきょうリシマキア・プンクタータ> 2006年のきょうインドハマユウ> 2005年のきょうノブドウ> 2004年のきょうアサガオ

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7月4日(金) ヒメアガパンサス

140704triteleia雨に打たれたあとでせっかくの花がうつむき加減ですが、これが晴天下であれば、一つの花房は放射状に開いた花の塊で、アガパンサスを思わせる姿です。
ただ、どう見ても背丈が小さく、アガパンサスが1mあるとすれば、これはその半分ほどしかありません。また、一房の花の数がやや疎らで、葉は細く、そしてその色もかなり黄緑がかっていています。全体にアガパンサスを2段階ほど虚弱にした感じです。
あてずっぽうで「姫アガパンサス」と思って調べたら、ズバリ正解でした。ただ、アガパンサスはユリ科アガパンサス属なのに対し、こちらは同科トリテレイア属なので、上記のように「似ているけれど違う」という微妙な関係になるようです。

<補注> この段階ではアガパンサスの分類をユリ科としていますが、その後、できるだけAPGⅢ体系に従おうと思い直したので、それに従えばアガパンサスはヒガンバナ科になります。ただし、ヒメアガパンサスの所属についてはここで素人が安易に触れるものではなさそうで、不明としておきます。(2015年7月1日)

2013年のきょうクチナシ> 2012年のきょうナギナタソウ> 2011年のきょうニワフジ> 2010年のきょうアカメガシワ> 2009年のきょうクサフジ> 2008年のきょうキミノニワトコ> 2007年のきょうヒツジグサ> 2006年のきょうコンボルブルス> 2005年のきょうワルナスビ> 2004年のきょうメタセコイア

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7月3日(木) ヨコグラノキ

140703yokoguranoki独特な名前で記憶には止めやすいのですが、その存在が稀すぎるので、せっかくの知識を生かしにくいという皮肉な木です。
この「変な」名前をつけたのは例によって牧野博士で、自分の図鑑で「高知県横倉山に自分が最初に採集し(たのでこう名づけ)たが、後に産地は方々で見付かった」と少し残念そうに述べています。(カッコ中は引用略)
同じクロウメモドキ科なので、花はネコノチチを思い出させます。また、片側に2枚連続するコクサギ型の葉の付き方も両者は同じです。
ただし、葉の先が極端に尖るネコノチチに比べ、ヨコグラノキのそこはごくノーマルだし、逆に葉柄や若い枝に赤みを呈するヨコグラノキに対し、ネコノチチにはそんな特徴がないという差があって、両者を混同することはなさそうです。
一方で、実の形やその色が変化していく具合は二つがよく似ているらしいので、写真の木を季節ごとに追いかける楽しみができました。

<補注1> 文中ではネコノチチとだけ比較しましたが、分類的にはクマヤナギの方がむしろ近縁となるようです。
<補注2> 別の場所で、たくさんの赤い実をつけてたヨコグラノキを見つけました。(2014年7月25日)

2013年のきょうエゾミソハギ> 2012年のきょうアマチャ> 2011年のきょうシロザ> 2010年のきょうストケシア(ルリギク)> 2009年のきょうタマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ)> 2008年のきょうウツボグサ> 2007年のきょうイタチハギ> 2006年のきょうオカトラノオ> 2005年のきょうボタンクサギ> 2004年のきょうユズリハ

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7月2日(水) オゼコウホネ

140702ozekouhone先日、ふつうのコウホネの花や水中部を載せたつながりで、オゼコウホネも載せておきます。名前どおり、尾瀬ヶ原に咲く珍種ですが、その尾瀬でもめっきり見つけにくくなったという報告があります。この写真は植物園で栽培されていたものです。
ふつうのコウホネとの明らかな違いは真っ赤な柱頭(コウホネは茶色)です。まるで血が滲み出てきているようで、骨と血がそろうので気持ち悪く思う…のは理屈先行というもので、実物の前では「ハァ~、きれい」としか感じません。
光線の具合が良かったおかげで、先日のコウホネでは細部がハッキリしなかった花の作りがしっかり見えます。外側から、花びら状の萼・実際の花びら(紐状)・多数の雄シベと並び、その中心で柱頭(雌シベ)が怪しい輝きを放ちます。

2013年のきょうカシワ> 2012年のきょうツノゲシ> 2011年のきょうトウグミ> 2010年のきょうネムノキ> 2009年のきょうキンコウカ> 2008年のきょうモモバギキョウ> 2007年のきょうヤマユリ> 2006年のきょうテリハノイバラ> 2005年のきょうツルハナナス> 2004年のきょうノウゼンカズラ

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7月1日(火) クマノミズキ

140701kumanomizuki1スタンダールも瞠目しそうな「赤と黒」の美しさを見せていたクマノミズキが、今度は白と緑の対比で自分を飾り立てていました。秋の姿もそうでしたが、花の咲き方・つき方も、ふつうのミズキと似ているようでいて、やはり別物ではあります。
140701kumanomizuki2個々の花の作りはほぼ同じでも、こちらはやや疎らな感じで、かつ花房一つに高さがあります。色合いも、ミズキよりはほんのわずかにクリームが注して見えます。
もちろん、ミズキの葉は互生でこちらは対生という絶対的な違いはあるのですが、各シーズンを通して見続けていると、全体印象の差がわかってきた感じです。

2013年のきょうオグルマ> 2012年のきょうチシャノキ> 2011年のきょうサジオモダカ> 2010年のきょうオオバジャノヒゲ> 2009年のきょうオニシモツケ> 2008年のきょうマタタビ> 2007年のきょうコナスビ> 2006年のきょうアリアケカズラ> 2005年のきょうハルシャギク> 2004年のきょうザクロ

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