7月7日(月) ザイフリボク(とジューンベリー)
洋物のジューンベリー類と在来のザイフリボクの区別を学習中です。先月初旬、まさに名前どおりに「6月の果実」であるジューンベリーの様子をとらえました。
それに遅れること1カ月、よく似た実が鈴なりの木(↑)を撮影しました。一見完熟と思える黒紫色の粒を食べても甘さが足りず、まだトロリとしきれない若い味です。もっとあとに、これが白く粉をふいたようになってからが食べごろなのでした。
さて、こちら(↑)は件(くだん)のジューンベリーの現在の姿です。実が一粒もなくなっていました。ほとんどは人間が届かない高さにあったので、鳥が食べ尽くしたか自然に落ちたか、いずれ6月のうちには「完売状態」になったようです。
つまり、7月以降に実があればザイフリボク、なければジューンベリーというのがごく大雑把な見分け方と言えます。
それに遅れること1カ月、よく似た実が鈴なりの木(↑)を撮影しました。一見完熟と思える黒紫色の粒を食べても甘さが足りず、まだトロリとしきれない若い味です。もっとあとに、これが白く粉をふいたようになってからが食べごろなのでした。
さて、こちら(↑)は件(くだん)のジューンベリーの現在の姿です。実が一粒もなくなっていました。ほとんどは人間が届かない高さにあったので、鳥が食べ尽くしたか自然に落ちたか、いずれ6月のうちには「完売状態」になったようです。
つまり、7月以降に実があればザイフリボク、なければジューンベリーというのがごく大雑把な見分け方と言えます。
もっともこれではほかの季節には困るわけで、できれば葉で区別できないかな…と撮り比べたのが下の2枚(上:ザイフリボク、下:ジューンベリー)です。解説サイトには「ジューンベリーは重鋸歯」としているものもあり、それほどの特徴なら見分けやすいと期待したわりに、自分がサンプルにした両者にはあまり違いがありません。強いて言えば、ザイフリボクの鋸歯の方がやや細やかというくらいです。
もちろん、ジューンベリーのなかにいくつかの種類があることは考えに入れなければならないとしても、どうやら葉は絶対的な見分けポイントとはならないようです。
あとは春の花があり、これは花柱の作りがだいぶ違うようです。ザイフリボクの花は一度とらえてはいても、まだ接写が不足だし、ジューンベリーは残念ながらまだ花を写したことがありません。来春はぜひとも両者の白い花に肉薄したいものです。
もちろん、ジューンベリーのなかにいくつかの種類があることは考えに入れなければならないとしても、どうやら葉は絶対的な見分けポイントとはならないようです。
あとは春の花があり、これは花柱の作りがだいぶ違うようです。ザイフリボクの花は一度とらえてはいても、まだ接写が不足だし、ジューンベリーは残念ながらまだ花を写したことがありません。来春はぜひとも両者の白い花に肉薄したいものです。
<補注1> ジューンベリーの花を写しました。(2015年4月11日)
<補注2> 花の時期に両者を見分ける方法がわかりました。(2017年4月13日)
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