7月5日(土) タラノキ
やや遅れて芽吹いたので、天ぷらにされずに済んだ果報者です。春の若芽がみんな山菜として摘み取られてしまったら、タラノキが絶滅するではないかと心配だったのに、こうして時間差で身を守る知恵が自然にはあるのでした。
というか、タラノキはいかつい見かけのわりにのんびり者で、いまごろ葉が繁くなってきて、花は来月になって咲きます。春の芽吹きから開花までは案外にせわしい木が多いなかで、じっくりと自分を養ってから花開く堅実な性格なのでした。
その若葉は和毛(にこげ)がじつにチャーミングで、ここ(葉の軸)にあんな獰猛な棘が突き出るなんて想像もできません。お嫁さんをもらうときには、その母親を必ずチェックすること…未婚の男性に不可欠の心得は、タラノキに学ぶことができます。
というか、タラノキはいかつい見かけのわりにのんびり者で、いまごろ葉が繁くなってきて、花は来月になって咲きます。春の芽吹きから開花までは案外にせわしい木が多いなかで、じっくりと自分を養ってから花開く堅実な性格なのでした。
その若葉は和毛(にこげ)がじつにチャーミングで、ここ(葉の軸)にあんな獰猛な棘が突き出るなんて想像もできません。お嫁さんをもらうときには、その母親を必ずチェックすること…未婚の男性に不可欠の心得は、タラノキに学ぶことができます。
<補注1> タラノキにはメダラと呼ばれる品種があって、それには棘がないと知りました。上の記事を書いた段階ではタラノキのすべてが獰猛な棘を持つと考えていたようで、不勉強でした。(2015年12月27日)
<補注2> タラの芽採取とは、なかなかに罪深い行為でした。(2021年4月4日)
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