7月4日(金) ヒメアガパンサス(トリテレイア)
雨に打たれたあとでせっかくの花がうつむき加減です。もしこれが晴天下であれば、一つの花房は放射状に開いた花の塊で、アガパンサスを思わせる姿です。
ただ、どう見ても背丈が小さく、アガパンサスが1mあるとすれば、これはその半分ほどしかありません。また、一房の花の数がやや疎らで、葉は細く、そしてその色もかなり黄緑がかっていています。全体にアガパンサスを2段階ほど虚弱にした感じです。
あてずっぽうで「姫アガパンサス」と思って調べたら、ズバリ正解でした。ただ、アガパンサスはユリ科(注1)アガパンサス属なのに対し、こちらはユリ科トリテレイア属なので、上記のように「似ているけれど違う」という困った関係になるようです。
ただ、どう見ても背丈が小さく、アガパンサスが1mあるとすれば、これはその半分ほどしかありません。また、一房の花の数がやや疎らで、葉は細く、そしてその色もかなり黄緑がかっていています。全体にアガパンサスを2段階ほど虚弱にした感じです。
あてずっぽうで「姫アガパンサス」と思って調べたら、ズバリ正解でした。ただ、アガパンサスは
<補注1> 記事作成の段階ではアガパンサスの分類をユリ科としました。しかしその後、できるだけAPGⅢ体系に従おうと思い直したので、それに従えばアガパンサスはヒガンバナ科になります。(2015年夏)
<補注2> 「ヒメアガパンサス」という呼び方は未だ流通名に過ぎない(かつ属違いなのでやや詐称気味)ようなので、タイトルに「トリテレイア」を補足します。このトリテレイア属にはいくつかの種類があって、海外の紹介ページの写真だけで見ると、Triteleia laxaという原種から作出された園芸品のように思えます。(2021年夏)
<補注3> 異様な季節に開花を見つけました。(2023年11月18日)
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