7月17日(木) サワグルミ
この木の下に佇んだのが思春期のころであれば、「よし、ボクもこの木のようにまっすぐに生きていこう」と決心したかもしれません。しかし、その適期を半世紀も過ぎてしまった古狸は、「なんてまあ芸のない奴だ」と毒づいてしまうのでした。
成木ならば深い裂け目の入る樹皮も、まだ若いのでお肌ツヤツヤです。それでも7~8mはグイッとのびた幹がこのように一直線であるのがサワグルミの特徴です。
そう言えば、かつてサワグルミの下で雨宿りをしたことがありました。あの木はかなりの大木だったのに、いま思えば幹はまっすぐでした。ほかのクルミ科メンバーにこんな特徴はないし、同じサワグルミ属のシナサワグルミでさえかなり自由な枝振りになるので、親戚一同のなかでは一人だけ謹厳実直というサワグルミ君です。
成木ならば深い裂け目の入る樹皮も、まだ若いのでお肌ツヤツヤです。それでも7~8mはグイッとのびた幹がこのように一直線であるのがサワグルミの特徴です。
そう言えば、かつてサワグルミの下で雨宿りをしたことがありました。あの木はかなりの大木だったのに、いま思えば幹はまっすぐでした。ほかのクルミ科メンバーにこんな特徴はないし、同じサワグルミ属のシナサワグルミでさえかなり自由な枝振りになるので、親戚一同のなかでは一人だけ謹厳実直というサワグルミ君です。
<補注> 黄葉は予想外にきれいだった(2015年11月29日)し、葉痕はなかなかコミカルでした。(2020年3月5日)
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