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7月15日(火) キンシバイ

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少し標高の高い(500mほど)ところに行ったら、キンシバイの花がまだ盛りでした。今年は仲間(オトギリソウ科オトギリソウ属)のビヨウヤナギにグッと迫ってみたので、こちらもしっかり撮りたかった願いが叶いました。
まずは遠目から花の形を見ます。キンシバイの花びらは散るまでカップ型を保ち、すぐにだらしなく反り返ってしまうビヨウヤナギとは大きく違います。
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アップで見ると、やたら多数に見える雄シベがじつは付け根で5個にまとまっていること、および雌シベの先が5つに分かれていることで、花の作りが両者は同じであることがわかります。ただし、雄シベの長さが圧倒的に違い、キンシバイのそれは花びらより長くなることがありません。
これで花の時期に二つを見分ける自信はほんのり湧いても、今年無視した同属の仲間にはヒペリクム類があります。ヒペリクムはバリエーションが多くて腰が引けたままなので、これからの宿題としておきます。

<補注> このあと、宿題としていたヒペリクム・ヒドコート(洋種のヒペリクム類の代表として)を収録することができました。(2014年7月19日

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