6月29日(日) カンボク
春遅くに純白の集合花をつけ、秋には黄色くなりかけた葉を背景にして真っ赤な実が輝きます。その白と赤をつなぐ緑(若い実)をとらえてみました。
完熟するとほぼ球形になるはずの実が、まだラグビーボールを思わせるほどにスマートです。さらにその先端には花柱の残骸がはっきりと残っています。
縦寸はもう完熟時と変わらないので、これから3カ月ほどかけてゆっくりとお腹周りに貫禄を蓄え、色みを変化させていくわけです。そうしてこれ見よがしにおいしそうになった実が鳥さえ食べない酷い味(トリクワズという地方名もあり)とは、造物主もたまには意地悪なことをしてみたくなるのでしょう。
完熟するとほぼ球形になるはずの実が、まだラグビーボールを思わせるほどにスマートです。さらにその先端には花柱の残骸がはっきりと残っています。
縦寸はもう完熟時と変わらないので、これから3カ月ほどかけてゆっくりとお腹周りに貫禄を蓄え、色みを変化させていくわけです。そうしてこれ見よがしにおいしそうになった実が鳥さえ食べない酷い味(トリクワズという地方名もあり)とは、造物主もたまには意地悪なことをしてみたくなるのでしょう。
<追録> 実が緑から赤に変わる中間時点の色合いがとても魅力的でした。葉の色も微妙な頃合いです。(撮影:2024年8月21日)
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