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6月22日(日) ホタルイ

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なぜこれをホタルイと呼ぶかハッキリしないのだとは言え、あるかなきかの細い茎についた小穂が儚(はかな)くて、自分としてはこの見かけがそのまま夏の夕闇を飛び交う蛍に見えるではないかと、一人で納得しています。
ほかのホタルイの仲間(カンガレイサンカクイアブラガヤフトイなど・注2)と比べると、その姿は明らかに華奢です。水辺を好むのはこれらの仲間と共通でも、ここへの掲載が一番遅くなったのは、その目立ちにくさが原因だと思います。
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さて、蛍に見立てた小穂です。茎も華奢なら小穂も地味です。まだ開ききらない時期だったものの、「開花」してもここから白い糸(雌シベ)が出るだけ(注1)です。
しかし、その糸の数が類似種(イヌホタルイ・未収録)との見分けポイントだそうで、きょうの段階では暫定ホタルイとして、後日の再撮影を期すことにします。

<補注1> 白い雌シベではなく、雄シベの黄色い葯を見ました。(2016年7月13日
<補注2> 分類は変化していて、現在、厳密に同属(Schoenoplectiella=ホソガタホタルイ属)と言えるのは収録種ではカンガレイだけです。(2022年6月)

過去のきょう 2013 ジャボチカバ(キブドウ) 2012 アマリリス 2011 スカシユリ 2010 ハグマノキ 2009 シチダンカ 2008 メグスリノキ 2007 キキョウソウ 2006 ゴウダソウ 2005 スカシユリ 2004 ヤマモモ

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