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5月26日(月) シナユリノキ

140526sinayurinoki1ユリノキみたいだけれど、どこか違います。まず葉(の先半分)が長くて、これでは半纏木(ユリノキの別名その1)ではなくTシャツ木になってしまいます。
幹を見ても、それなりにはゴツゴツしていても、ユリノキの特徴である樹皮の深い割れ目がありません。困って眺め回していると、花らしきもの(白マーク)を見つけました。
140526sinayurinoki2一応、チューリップの木(ユリノキの別名その2)と言える形はしていますが、カップが少し浅いような気がします。見つけた花のどれも色が悪いのは、時期的に枯れかかっているからでしょうか。また、花びらが5枚しかない(ユリノキは6枚)のは、1枚がもう枯れ落ちてしまったからかもしれませんでした。
140526sinayurinoki3かなりの高みに、ようやく新鮮な花色を見つけました。これならユリノキの花色と同じ(→オレンジ斑なし)です。枝が邪魔になって花びらの枚数がわかりませんが、組み合わせ的に6枚と見て良さそうです。ユリノキと同じ翼果の残骸もありました。

これまで何度もユリノキを取り上げていたのに勉強不足でした。氷河期にほかの仲間は死に絶え、北米大陸に残ったのがユリノキ、中国大陸に残ったのがこのシナユリノキ、世界にたった二人(種)しか存在しない、貴重なユリノキ属の兄弟でした。
日本では、北米出身の方だけがやたらに幅をきかせています。シナユリノキは発見そのものが遅く、数も少なくて希少種だと言います。まだどこでも見られる木ではありませんが、翼果がたくさんの子孫を残してくれることを期待しましょう。

<補注> 花が盛りの状態はこちらです。(2017年5月13日)

2013年のきょうオヤブジラミ> 2012年のきょうヤブデマリ> 2011年のきょうアカマツ> 2010年のきょうギョリュウ> 2009年のきょうマユミ> 2008年のきょうイワカガミ> 2007年のきょうネメシア> 2006年のきょうワジュロ> 2005年のきょうスイカズラ> 2004年のきょうキョウチクトウ

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