5月26日(月) シナユリノキ
ユリノキみたいだけれど、どこか違います。まず葉(の先半分)が長くて、これでは半纏木(ユリノキの別名その1)ではなく「Tシャツ木」になってしまいます。
幹を見ると、それなりにゴツゴツはしていても、ユリノキの特徴である樹皮の深い割れ目がありません。困って眺め回していると、花らしきもの(白○)を見つけました。
一応、チューリップの木(ユリノキの別名その2)と言える形はしていても、カップが少し浅いような気がします。見つけた花のどれも色が悪いのは、時期的に枯れかかっているからでしょうか。また、花びらが5枚しかない(ユリノキは6枚)のは、1枚がもう枯れ落ちてしまったからかもしれません。
かなりの高みに、ようやく新鮮な花色を見つけました。これならユリノキの花色と同じ(→オレンジ斑なし)です。枝が邪魔になって花びらの枚数はわからなくても、組み合わせ的に6枚と見て良さそうです。ユリノキと同じ翼果の残骸もありました。
幹を見ると、それなりにゴツゴツはしていても、ユリノキの特徴である樹皮の深い割れ目がありません。困って眺め回していると、花らしきもの(白○)を見つけました。
一応、チューリップの木(ユリノキの別名その2)と言える形はしていても、カップが少し浅いような気がします。見つけた花のどれも色が悪いのは、時期的に枯れかかっているからでしょうか。また、花びらが5枚しかない(ユリノキは6枚)のは、1枚がもう枯れ落ちてしまったから
かなりの高みに、ようやく新鮮な花色を見つけました。これならユリノキの花色と
これまで何度もユリノキを取り上げていたのに勉強不足でした。氷河期にほかの仲間は死に絶え、北米大陸に残ったのがユリノキ、中国大陸に残ったのがこのシナユリノキ、世界にたった二人(種)しか存在しない、貴重なユリノキ属の兄弟でした。
日本では、北米出身の方だけがやたらに幅をきかせています。シナユリノキは発見そのものが遅く、数も少なくて稀少種だと言います。まだどこでも見られる木ではないので、翼果がたくさんの子孫を残してくれることを期待しましょう。
日本では、北米出身の方だけがやたらに幅をきかせています。シナユリノキは発見そのものが遅く、数も少なくて稀少種だと言います。まだどこでも見られる木ではないので、翼果がたくさんの子孫を残してくれることを期待しましょう。
<補注> 花が盛りの状態を載せました。(2017年5月13日)
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