5月23日(金) キンポウゲとウマノアシガタ(キンポウゲ)
キンポウゲという名前は子供でも知っているのに、案外と実物が知られていない気がします。まして、その名前の込み入った事情など、好きな人だけの世界です。
ふつうにキンポウゲと言えば、それはこの重層多弁の品種(↑)のことです。花径が1.5cm前後とサイズは小さくても、煌めく花びらがとても目立ちます。
そして、こちら(↑)が本来のキンポウゲです。しかし、正式にはこれはウマノアシガタと呼び、キンポウゲという名は別名扱いです。
いつごろからこんな混乱が起きたのかは定かではありません。ウマノアシガタの八重咲き品種の方がキンポウゲという有名な名前を獲得してしまったわけで、古風に言えば分家が本家に取って代わった図式です。
なお、キンポウゲ科キンポウゲ属にはたくさんの仲間がいます。このブログや増補版にも、いままでいろいろ登場しています。(思い出したものだけ列記)
☆ タガラシ ☆ キツネノボタン ☆ ヒキノカサ ☆ リュウキンカ ☆ ヒメリュウキンカ ☆ ラナンキュラス
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