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5月14日(水) ベニウツギとタニウツギ

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おととい、マルバウツギを載せたついでにこのブログや増補版の「○○ウツギ」を整理したら、まだまだ載せていないものが多いことに気づきました。
そのなかで意外だったのは、タニウツギとベニウツギ(ともにスイカズラ科タニウツギ属)でした。野山では基本種ともいうべきタニウツギが収録洩れだし、その園芸種であるベニウツギも、ずいぶん昔のあまりパッとしない写真があるだけでした。
なにせ、このベニウツギは近所に古い垣根があり、いつでも撮り放題なのです。身近なものを軽視しがちな悪いクセを反省です。
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ただし、タニウツギ属にはこれと同じ赤い(濃いピンク)花のヤブウツギがあり、そちらはまだ目にしたことがありません。別名をケウツギというほど、花筒や葉柄が毛深く、葉もベニウツギより細いので、めでたくヤブウツギを収録したとき、その辺の差異がわかるよう、きょうはベニウツギ(↑)を2枚載せしておきます。
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さて、こちら(↑)は完全に収録忘れしていたタニウツギです。このごろは出会ってもレンズを向けない不謹慎ぶりで、この写真は9年前のものです。
しかも、このときは同行中だった母が「縁起が悪い」とうるさいので、ろくにポイントを押さえもせず、ほぼ観光写真(?)です。昔はこの木の枝を杖代わりに死者に持たせたそうで、ソウシキバナとかシビトバナと呼んだようです。
そう言えば、あのときは母も長時間のドライブがまだ可能でした。このごろは1時間ほどの乗車でもすぐにヘバります。人間の体力はつるべ落としという見本を目の当たりにして、動ける間の時間は大切にせねばと思いを新たにしています。

<補注> タニウツギを撮り直し、「追加編」として収録しました。(2014年5月16日

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