番外編 : ライバル出現
またしつこくハタザクラ…ではなくて、これは隣町・新座でこのごろ発見された新種のサクラです。花がどことなくうるさい感じです。八重ではなくて、こういうのは二重とでも呼べばいいのか、花の芯に旗弁が何枚かずつ立っています。
なにも、志木のマネをして旗つきじゃなくてもよさそうなものを、しかもハタザクラよりも旗つきがいい(枚数も出現率も)のだから癪(しゃく)に障ります。
いえいえ、そんな狭い了見で花を眺めてはいけません。ハタザクラが山桜由来で薄ピンク色なのに対し、こちらは大島桜の変異種だそうで、花が白です。
妙音沢(みょうおんざわ)という環境保護区(崖線から湧出する水が妙なる音を…)の隅に自生(実生)していたもので、いまのところ、「妙音沢の桜」と呼ばれています。大島桜の変異種にはウスガサネオオシマというものがすでに存在していて、この新座のものはそれに似ている気はするものの、せっかく見つけた「ご当地バージョン」ですから、ここはヤッカミなどせず、「妙音沢の桜」としておきましょう。
なにも、志木のマネをして旗つきじゃなくてもよさそうなものを、しかもハタザクラよりも旗つきがいい(枚数も出現率も)のだから癪(しゃく)に障ります。
いえいえ、そんな狭い了見で花を眺めてはいけません。ハタザクラが山桜由来で薄ピンク色なのに対し、こちらは大島桜の変異種だそうで、花が白です。
妙音沢(みょうおんざわ)という環境保護区(崖線から湧出する水が妙なる音を…)の隅に自生(実生)していたもので、いまのところ、「妙音沢の桜」と呼ばれています。大島桜の変異種にはウスガサネオオシマというものがすでに存在していて、この新座のものはそれに似ている気はするものの、せっかく見つけた「ご当地バージョン」ですから、ここはヤッカミなどせず、「妙音沢の桜」としておきましょう。
<追録> 後日(2014年4月19日)の新聞記事によると、この桜は新座市によって「ミョウオンサワハタザクラ」と命名されたそうです。わざわざ「ハタザクラ」としなくてもよさそうなものを、ずいぶん大人げないことをするものです。
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