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4月18日(金) カシワ

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気合いが入りすぎてフライングというのは運動会だけではないようで、この春こそは!と狙いをつけたカシワの雌花を撮ろうとして、わけがわからなくなりました。
雌花は、その年に出た枝の頂部で、葉の脇につくらしいのに、そこには雌花と考えられる物体が2種類(黄色マークと白マーク)存在したのです。時期が早すぎて、どちらもまだ開き具合が悪いので、どっちがなにともわかりません。
図鑑には「雌花には花柱が3本」とあって、黄色マークの方がそれらしくても、白マークの方も、ブナ科の木では雌花の花穂としてポピュラーな姿です。
いずれもう何日かすれば、自然とそれぞれの正体がわかる(注)ことでしょう。それまでのお楽しみとして、この写真を記録しておくことにします。
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そんな、「わかりにくい」女性に対して、男性の方はまるっきりお気楽に風に揺れていました。ただ、こちらも「開花」にはまだ少し早かったので、8個の雄シベが王冠のように開いた姿を接写するのは次の機会としておきます。

<補注> やはり雌花は黄色線で囲んだ方でした。ただ、白線囲みの物体はこの後の成り行きを追い損なったまま、これ以降の観察では見つけることがなく、正体不明のままです。(2020年5月10日

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