4月12日(土) クロモジ(雌花)

この一枚を選び出すのがやたら面倒だったほど何十枚も撮ったのに、これがベストショットだったのだから涙が出ます。風もなく、光線具合も良好でした。言い訳のネタはありません。顔を洗って出直しが必要です。
それでも、ボンヤリながらこれが雌花であることは確認できます。退化した雄シベと黄色い腺体の奥に緑の子房があり、そこから半透明の雌シベが突き出ています。

そうそう、言い訳のネタはありました。なにせ小さいのです。画面左が雌株で、隣り合っていた雄株の枝と並べてみました。クロモジもご多分に洩れず、雌株の開花は雄株より遅くてまだ蕾が目立ちはしても、左端には開いた花が写っています。
雄花だって十分に小さくて、直径が6~7mmなのに、雌花のサイズはそれよりさらに小さくて、苦労して当然と開き直っておきます。長らく想い焦がれたクロモジの雌株を、とりあえず一本は見つけた(去年秋に実を撮影したもの)のですから、あとは少しずつ腕を上げていけばいいわけです。上がるかどうかは別として…。
それでも、ボンヤリながらこれが雌花であることは確認できます。退化した雄シベと黄色い腺体の奥に緑の子房があり、そこから半透明の雌シベが突き出ています。

そうそう、言い訳のネタはありました。なにせ小さいのです。画面左が雌株で、隣り合っていた雄株の枝と並べてみました。クロモジもご多分に洩れず、雌株の開花は雄株より遅くてまだ蕾が目立ちはしても、左端には開いた花が写っています。
雄花だって十分に小さくて、直径が6~7mmなのに、雌花のサイズはそれよりさらに小さくて、苦労して当然と開き直っておきます。長らく想い焦がれたクロモジの雌株を、とりあえず一本は見つけた(去年秋に実を撮影したもの)のですから、あとは少しずつ腕を上げていけばいいわけです。上がるかどうかは別として…。
<補注1> もう少し見やすく雌花を撮れました。(2022年3月29日)
<補注2> オオバクロモジの花を雌雄セットで収録しました。(2024年5月5日)
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コメント
おはようございます!
クロモジの雌花は、そんなに小さいのですね。図鑑で大きさを知ってはいても、生の声で感想をお聞きしますとピンッと来ます。
ベランダで二本も「クロモジ」を枯らしました^_^;
夏越しに失敗したので、今の所、リベンジは、、、。
カワイイ雌花を、こちらで堪能させていただきました。
投稿: ムクロジ | 2014-04-12 10:36
ムクロジさんへ:
おや、ムクロジさんはクロモジもお好きだったんですね!
どうもクロモジの男女比はいびつで困ります。
ほかの草木でも、「ひとつ見つかると、あとはズルズル」というケースがあるので、
クロモジの雌株もそうあってほしいと願っています。
投稿: はた衛門 | 2014-04-13 08:19