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3月17日(月) ナンテン

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真っ赤な実を全部落としてしまった穂の存在が、冬を過ごしたナンテンであることを証明しています。しかし、もしそれがなければ、どの季節の撮影か怪しく思えるほどに葉が青々として、いかにも常緑低木らしい姿です。
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ところが、図鑑的にはそう分類されても「知るもんか」というへそ曲がりはいるもので、これはまたお見事と褒めそやしたいほどに紅葉した株も見つけました。
この「ナンテンの不思議」ネタはもう二度(3本比較2本比較)も扱っています。それが三度目ですから、言い訳は欠かせないわけで、今回はこの両者の徹底ぶりにほとほと感心したのでした。
艶と張りのある深い緑と、抜けるように鮮やかな赤…、まるで別物のような2本の姿に出会い、「氏より育ち」という言葉が植物にも当てはまることを再認識です。

<補注> 株ごとに「紅葉する・しない」が分かれると思っていたら、ひと株が染め分けのものを見つけました。(2020年2月12日

過去のきょう 2013 ナギイカダ 2012 ウメ(鹿児島紅) 2011 ロニセラ・フラグランティシマ 2010 ソメイヨシノ 2009 ヤマアイ(雌花) 2008 マツバギク 2007 ソテツ 2006 アンズ 2005 トサミズキ

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