1月8日(水) ツルウメモドキ
ツルウメモドキの実の色をどう表現すべきかと悩んだのは、何年か前の秋でした。そのときは苦し紛れに柿色としたというのに、いまはあのときの自分を「へぇ、じゃぁこれも柿色かい」とからかいたい気分です。
イイギリの実で気づいた法則に、「見上げると赤くは見えても、順光で見下ろせば朱に見える」というのがあって、しかしこれはそういう相対的な色変化ではありません。どう見たって朱色の気配は吹き飛んでいて、完璧に赤の範疇です。
さらには、この時期には殻だけになっているはずなのに、こうして豪華に実(仮種皮に包まれた蒴果)が残っているのも不思議です。要は、ツルウメモドキひとつ、「こうだ」なんて決めつけはできないということで、草木を撮り続けることは人生の教訓を学ぶことなのだろうかと、きょうは抹香臭く締めておくことにします。
イイギリの実で気づいた法則に、「見上げると赤くは見えても、順光で見下ろせば朱に見える」というのがあって、しかしこれはそういう相対的な色変化ではありません。どう見たって朱色の気配は吹き飛んでいて、完璧に赤の範疇です。
さらには、この時期には殻だけになっているはずなのに、こうして豪華に実(仮種皮に包まれた蒴果)が残っているのも不思議です。要は、ツルウメモドキひとつ、「こうだ」なんて決めつけはできないということで、草木を撮り続けることは人生の教訓を学ぶことなのだろうかと、きょうは抹香臭く締めておくことにします。
過去のきょう 2013 キンメイチク 2012 ヤマラッキョウ 2011 ハッサク 2010 クログワイ 2009 ウメ(寒紅梅) 2008 オニドコロ 2007 マーガレット 2006 イヌリンゴ 2005 マサキ
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コメント
我が家にも鉢植えのちっさなツルウメモドキが3鉢あるん
ですが・・・花が咲いても実が付かなかったり実が付いて
も落ちちゃったりと・・・まあ、散々ですがあるんで
すよ。鉢だと大きくなりませんね。植えるところがないの
で我慢、我慢。
投稿: zenpeichan | 2014-01-08 14:51
zenpeichanさんへ:
わあ、3鉢もこしらえたんですか。実生でしょうかね。
雌雄があるので、雄はどこかにお婿に出してもいいかも(笑)。
蔓が奔放にのびるので、鉢ではむずかしい種類ですよね。
投稿: はた衛門 | 2014-01-09 06:31