番外編 : 地震雲
嫌なものを見てしまいました。いままで見たこともないほどハッキリして、かつ巨大な地震雲です。写真は2枚を貼り合わせてパノラマにしてあります(拡大可)。
写真中央の送電塔の向こうの山際を起点に、左上方向へ3~4本、右上に1~2本、まっすぐな筋雲が流れているのがそれです。きょうは風が強いので、通常の雲ならすぐに変形してしまうのに、この筋雲は時間が経っても直線的にのび続けています。そののびた距離が尋常ではなく、グルッと振り向けばそれぞれの方向のほぼ160度あたりまで筋雲が明確に認められるのです。
この筋雲の起点は志木から見て西北西の方向なので、長野南部・岐阜中部・石川南部の方向が雲の発生地に該当します。ただ、観測点から発生場所までの距離を推測する手立てがないので、あくまで「そちら方向」ということです。
もちろん、地震雲(と俗称されている現象)と地震の関係はまだ科学的に立証されていないので、この記事はごく個人的な心の備えとしてアップしておくものです。これまで自分が地震雲を見たあと、実際にその方向で地震(軽微なものを含む)が起きた確率は2割以下なので、今回も杞憂であることを願っています。
写真中央の送電塔の向こうの山際を起点に、左上方向へ3~4本、右上に1~2本、まっすぐな筋雲が流れているのがそれです。きょうは風が強いので、通常の雲ならすぐに変形してしまうのに、この筋雲は時間が経っても直線的にのび続けています。そののびた距離が尋常ではなく、グルッと振り向けばそれぞれの方向のほぼ160度あたりまで筋雲が明確に認められるのです。
この筋雲の起点は志木から見て西北西の方向なので、長野南部・岐阜中部・石川南部の方向が雲の発生地に該当します。ただ、観測点から発生場所までの距離を推測する手立てがないので、あくまで「そちら方向」ということです。
もちろん、地震雲(と俗称されている現象)と地震の関係はまだ科学的に立証されていないので、この記事はごく個人的な心の備えとしてアップしておくものです。これまで自分が地震雲を見たあと、実際にその方向で地震(軽微なものを含む)が起きた確率は2割以下なので、今回も杞憂であることを願っています。
<追録> この記事を載せたあと、地震情報を見たら、震度は1でも福井県北部で地震が起きていました(驚!)。方向的にはかなり近い(方角的に10度ほどの違い)し、撮影時刻(16時15分前後)と発生時刻(16時28分ごろ)にも矛盾がありません。
ただ、雲と地震との時間差は1~2日のことが多いそうで、今回は時間がやや接近しすぎに思います。きょうの揺れが大きなものの予告編でないことを祈ります。
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コメント
私も空をよく観察していますがこの雲は私の所では
見られませんでした。残念?
投稿: zenpeichan | 2013-12-16 20:24
zenpeichanさんへ:
きのうは助手2号が房総の方向に地震雲を見たそうで、
いまは地震雲の季節?(笑)
地震の前にはラジオの電波も乱れると聞きますし、
鳥が一斉に飛び立つのは自分で実際に見ました。
雲の場合は、方角はともかく、距離(地点)や時間がわかりにくいので
実用になりはしなくても、地震に身構える効果だけ期待しています。
投稿: はた衛門 | 2013-12-18 07:33