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12月31日(火) フッキソウ

131231hukkisou2014年の締めは、白い実が美しく、その名もめでたい「富貴」草です。毎度おなじみの説明になりますが、名前は草でも常緑の木本です。
今年の1月にも実の姿は載せましたが、写真も被写体もやや悲しい状態でした。したがって、今回はフッキソウにとってもはた衛門にとっても名誉回復の一枚です。
しかし、きれいに撮ろうとするあまり、前回の公約であった種の撮影をきれいさっぱり忘れていました。締めたようでさっぱり締まっていない…どうにも締まらない奴ですが、「楽しみを先に持ち越した」とプラス思考で今年を締めることにします。

2012年のきょうコブシ> 2011年のきょうシシバタニワタリ> 2010年のきょうソヨゴ> 2009年のきょうヒマラヤスギ> 2008年のきょうスエコザサ> 2007年のきょうサカキ> 2006年のきょうオキザリス・プルプレア> 2005年のきょうクリハラン> 2004年のきょうマンリョウ

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12月30日(月) ホトケノザ

131230hotokenozaこれならどこからどう見てもホトケノザです。先月の中旬、本当にホトケノザだろうかと半ばヘッピリ腰で掲載したことがエラーにならずに済みました。
あれから途切れることなく咲き続け、草姿もこうして本格的にホトケノザらしくなっていました。先月は茎の節間が妙に間延びしていたのですが、それもいい具合に縮まって、これなら春のホトケノザに見劣りしません。
ホトケノザは多年草ではないので、いつの季節にか枯れ、そのあとに発芽するわけです。しかし、その発芽は思っていたよりグッと前倒しだったことがわかりました。3月の花の盛りからだんだん遡り、1月末1月中旬、12月下旬(今回)、11月中旬と追いかけができたので、次は3月以降の消滅・発芽の観察が課題です。

2012年のきょうユキワリソウ> 2011年のきょうミカイドウ> 2010年のきょうネメシア> 2009年のきょうサワラ> 2008年のきょうヨルガオ> 2007年のきょうポインセチア> 2006年のきょうコガマ> 2005年のきょうコトネアスター> 2004年のきょうソシンロウバイ

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12月29日(日) オタフクナンテン

131229otahukunantenオタフクナンテンがオタフクナンテンらしくなってきました。蝋を塗ったように艶やかな葉が、燃え立つ色に染まっています。
では、こうなる前はどうだったかと言うと、証拠写真なしで言うのも憚られますが、ただのナンテンと変わらず、葉が緑色でした。もしかして通年こんなに赤かったかと、今年は同じ場所の木をずっと見ていたのですが、つい先だってまではフチに若干赤みがあったりはしても、案外にふつうの姿で、写真を撮る気にもならなかったのです。
まして、ふつうのナンテンと違って花をつけないので、紅葉するまではどうにも被写体になりえません。ただ、例の悪魔の証明で、花が咲かないとは断言できないはずなので、これから先の夏場でも、見かけたらスクープ写真を狙ってはみるつもりです。

2012年のきょうシナマンサク> 2011年のきょうアオネカズラ> 2010年のきょうカシワバハグマ> 2009年のきょうイタドリ> 2008年のきょうセイタカアワダチソウ> 2007年のきょうツルマサキ> 2006年のきょうサツキ> 2005年のきょうトサミズキ> 2004年のきょうキダチアロエ

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12月28日(土) フユノハナワラビ

131228huyunohanawarabiハナワラビが「ご親切に…」とうれしがっているか、「重いよぉ、臭いし…」と嘆いているか、知る由もありません。しかし、来年のこの場所は楽しみで、巨大なフユノハナワラビがズンズンと並んでいるかもしれません(まさか・笑)。
それにしても、野ウサギがこうして生息していることを確認できるのはうれしいことです。ついつい「ありのまま」を撮ることに我を忘れた結果、ハナワラビの葉を引き出して確認することを忘れてしまいました。(あとづけで写真を確認し、葉のギザギザが少なめなので、とりあえずフユノハナワラビとしておきます)

2012年のきょうススキ> 2011年のきょうバラ(シャルル・ド・ゴール)> 2010年のきょうサンキライ(サルトリイバラ)> 2009年のきょうイイギリ> 2008年のきょうヤツガシラ> 2007年のきょうヤブツバキ> 2006年のきょうサネカズラ> 2005年のきょうカンアオイ> 2004年のきょうブルーデージー

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12月27日(金) チドリノキ

131227tidorinoki忘年会はきょうがピークでしょうか。千鳥足のオジサンを見かけるのも風物詩と思っていたら、駅での事故の過半はその危ない足つきから起きているそうで、飲み過ぎには注意しましょう…というわけで、美しい黄葉のチドリノキを眺めて自戒です。
ところがこの葉は左右対称の対生で、きわめて整然とした足取りです。明瞭な葉脈も毅然として、ヨタつきなどとは無縁です。じつは、千鳥の名をいただいたのは葉ではなく実(花序)の方で、歩き方ではなく空を行く姿が名前の元でした。
その実を写そうにも、これは雄株なのか、あるいは雌株なのに実がすべて飛び去ったあとなのか、ひとつも見つかりませんでした。前にいかにもカエデ属らしいその実は写してあるので、次こそきれいな黄葉を背景に飛ぶ千鳥を写したいものです。

> 2011年のきょう球根ベゴニア> 2010年のきょうスギ> 2009年のきょうナツメヤシ> 2008年のきょうハスノハカズラ> 2007年のきょうオレガノ・バーバラチンゲイ> 2006年のきょうムサシアブミ> 2005年のきょうヒヨドリジョウゴ> 2004年のきょうレースラベンダー

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12月26日(木) リョウメンシダ

131226ryoumensida上から読んでも○○○、下から読んでも○○○…という懐かしい宣伝文句を思い出しました。表(写真右)から写しても両面羊歯、裏(同左)から写しても両面羊歯、知らずに見せられたら、表裏の区別がつかないかもしれません。
本当は半分ほどの確率で葉裏には胞子嚢がついていて、それだとふつうのシダ類と同じで表裏がはっきりわかります。ただ、こうして裏側にそれがない葉もあるので、それに当たると、つい「上から読んでも…」と呟いてしまうことになります。

2012年のきょうメガルカヤ(とオガルカヤ)> 2011年のきょうワイヤープランツ> 2010年のきょうポピ-マロー> 2009年のきょうフサザクラ> 2008年のきょうハマボウ> 2007年のきょうレンギョウ> 2006年のきょうハナイソギク> 2005年のきょうウキツリボク> 2004年のきょうセンダン

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12月25日(水) マユミ

131225mayumiそこだけにホンワリした空気が漂っているように見えました。まさか、もう梅が?と思って近づいたらマユミでした。
マユミの実が密集した豪華な眺めは素晴らしいけれど、今回のようにあっさりした実のつきかたも、これはこれで和風の穏やかな小景です。
寒さがどんどん厳しくなっていくこのごろ、早咲きの梅がほころぶまでの間は、こんな代役さんを眺めながら心の暖をとっておくことにします。

2012年のきょうモミ> 2011年のきょうルメクス> 2010年のきょうコウヨウザン> 2009年のきょうクロガネモチ> 2008年のきょうハマゴウ> 2007年のきょうノササゲ> 2006年のきょうシロタエヒマワリ> 2005年のきょうキンメイモウソウチク> 2004年のきょうボケ

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12月24日(火) ツチアケビ

131224tutiakebi必要な写真があってパソのなかを探しまくっていたら、とんでもないもの発見!です。いつかここに載せたいと思っていたツチアケビではありませんか。
つまり、この写真を撮ったとき(2005年11月24日)には「不思議なヤツ」とは思ったものの、正体は知らなかったわけです。そのあと、いつごろかツチアケビという腐生植物(ラン科)の存在を知り、遭いたいのに遭えないと不遇をかこってはいたものの、この写真の存在は100%忘れていたのでした。
古い写真、それも時期的に1カ月前のものを引っ張り出すとはルール破りも甚だしいのですが、ここは自前のワガママ天国ですから、許してあげることにします(笑)。撮影地が関西(奈良・桜井)だったのが少し残念で、次は地元で見つけたいものです。

<補注1> ツチアケビには葉がないので、根元の緑はほかの植物の葉です。
<補注2> 開花状態にも出会うことができました。(2014年7月26日)

2012年のきょうノガリヤス> 2011年のきょうメグスリノキ> 2010年のきょうシナヒイラギ> 2009年のきょうタラノキ> 2008年のきょうコウヨウザン> 2007年のきょうシキザクラ> 2006年のきょうシキザキホソバアカシア> 2005年のきょうシモバシラ> 2004年のきょうポインセチア

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12月23日(月) カラスザンショウ

131223karasuzansyouイイギリの実の「決定版」と思える一枚を載せた先日に続き、きょうのカラスザンショウも、自分的にはかなり「決まりだね!」と頷きながら撮りました。

それが雄株だとは知らずに結実を待ったり、ようやく実を拾ったのに樹冠がうまく写せなかったりという不幸のあと、ついに思うさまにカラスザンショウの実を写せたのはほんの4年前のことでした。それからは、過去の苦労をあざ笑うようにカラスザンショウの雌株がたくさん目の前に登場してくれましたが、これほどの稔りは初めて見ます。
ほかのサンショウ(サンショウフユザンショウイヌザンショウ)を差し置いて、自分が見てきたなかではカラスザンショウが一番派手に実をつけるようです。これが人間に有用ならうれしいのに、鳥さんたち専用品とは残念なことです。

2012年のきょうリュウキュウマメガキ> 2011年のきょうセンボンヤリ> 2010年のきょうシロガネヨシ(パンパスグラス)> 2009年のきょうマメキンカン> 2008年のきょうユキツバキ> 2007年のきょうミヤマフユイチゴ> 2006年のきょうユリオプス・デージー> 2005年のきょうスイカズラ> 2004年のきょうアリッサム

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12月22日(日) ヒメツルソバ

131222himeturuきのうの朝は路面がカリカリに凍り付いていて、さすがに冬至(きょう)なんだと思いを新たにしました。そんな霜に何回か遭うと、さすがの元気姫も一度は姿を消します。しかし、一度や二度ではメゲることがありません。
そう言えば、日本の今ごろが快適温度(開花時期)らしいヒマラヤザクラをここに載せたばかりでした。じつはこのヒメツルソバも生まれはヒマラヤですから、耐寒性は抜群(しかも丈夫)で、こうして広い地面をかわいらしく飾ってくれます。
葉が緑のうちもきれいですが、寒くなって葉が色づくと全体が赤から白のグラデーションになり、いかにもカーペットという風情です。冬の陽だまり、サーモスから一杯の紅茶、お尻の下にはヒメツルソバ…ァウ、痔になっちゃいますか(笑)。

2012年のきょうツワブキ> 2011年のきょうトネリコカエデ> 2010年のきょうトウワタ(アスクレピアス)> 2009年のきょうナナミノキ> 2008年のきょうカラシナ(セイヨウカラシナ)> 2007年のきょうミヤマシキミ> 2006年のきょうナガエコミカンソウ> 2005年のきょうミニバラ> 2004年のきょうトベラ

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12月21日(土) ツクバネウツギ

131221tukubaneutugiここ2~3年でめっきり薄暗さに弱くなってしまい、少し光線が足りないと、細かい文字が見にくくなってきました。そのうち、「もっと光を!」とか言ったりして…。
そんな、このごろ生じた現実的な光希求とはまったく違って、野山ではずっと前からこういう光遊びが大好きでした。なんの変哲もない草木のパーツが宝石箱やランプのように輝くときがあり、それをそっくりカメラに収めるのは無上の喜びです。
ツクバネウツギの枯れ残った萼片がキラキラ輝いていて、暗い林のなかで、まるであちらの世界への入り口のような美しさでした。そこをくぐるのはまだ先のことにして、家に戻って葉や花にリンクさせようとしたら、この木はここに初登場でした。
それほど珍しい存在でもなく、どこかで写した気はするものの、その写真はたぶん光の具合がおもしろくなくてボツになったようです。春の林のなか、「もっと光を!」と念じながら歩いていれば、そのうち幸運も訪れることでしょう。

<補注> このあと二度もチャレンジしたのに、花の撮影にはなかなか手間取っています。(2015年5月19日2016年4月7日

2012年のきょうイイギリ> 2011年のきょうナタマメ> 2010年のきょうカエンキセワタ(レオノティス)> 2009年のきょうカラスザンショウ> 2008年のきょうタネツケバナ> 2007年のきょうカラタチバナ> 2006年のきょうユキヤナギ> 2005年のきょうハンノキ> 2004年のきょうギョリュウバイ

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12月20日(金) カラスウリ

131220karasuuri1人間にも太め・細めがあるように、カラスウリの実にもおデブ体型やスリムタイプがあって、とても変化に富んでいます。まずはミニ人参かと驚いた痩せ型さんです。
131220karasuuri2次は、アングルのいたずらを差し引いても、明らかにズングリムックリさんです。
131220karasuuri3そしてこの写真は少し欲張って虻蜂取らず気味です。それでも、ほぼ標準的な体型(中央のピンぼけ君)、やや痩せ型(右上)、そしてカラスウリではちょっと珍しい洋梨体型さんと3タイプを写し込めました。さらにオマケで、初めて見たときは少しビビッた「カラスウリクキフクレフシ」まで左隅に見えています。
131220karasuuri4最後はやや枯れかけた標準体型さんに加え、カラスの食べ残し(のように見えるのが和名の由来)かなと微笑んでしまう半欠けにも登場してもらいます。

さて、こうしてカラスウリの実のバリエーションを並べてみて初めて気づいたのは、実のお尻の軸(花柱の痕跡)です。今までぼんやり見ていたときには、その存在をまったく意識しなかったのに、どの実にも硬いこの軸が残っています。さすがのカラスも、こんなものを飲み込んだら気持ち悪かろうと同情してしまいます。

<過去掲載一覧> 7月11日(雄花) 9月9日(青い実) 9月19日(カラスウリキフクレフシ) 12月4日(赤い実) 12月29日(種)

2012年のきょうナギナタコウジュ> 2011年のきょうトキワサンザシ(ピラカンサ)> 2010年のきょうアマクリナム> 2009年のきょうセンリョウ> 2008年のきょうタンキリマメ> 2007年のきょうクネンボ> 2006年のきょうヒイラギ> 2005年のきょうキリ> 2004年のきょうイヌホオズキ

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12月19日(木) イイギリ

131219iigiri9回目の登場となると、なにか言い訳が必要になりそうです。ただ、この美しさには能書きが似合いません。絶句です。あまりの見事さに、きょうは横長画面です。
去年は拍手を送ったきれいな黄葉と実のコントラストも、こういう圧倒的な赤一色の前には外連(けれん)だったことがよくわかります。おっと、そういう言い方はイイギリに失礼で、季節ごとに場所ごとに、いつでも美しいのがイイギリです。

<過去掲載一覧> 1月2日(赤い実) 1月25日(赤い実) 6月4日(花) 8月15日(葉と緑の実) 9月15日(オレンジ色の実) 12月8日(赤い実と黄緑の葉) 12月21日(赤い実と黄葉) 12月28日(実と種) 

2012年のきょうオガタマノキ> 2011年のきょうススキ> 2010年のきょうクロマツ> 2009年のきょうイチョウ> 2008年のきょうモチノキ> 2007年のきょうハクウンボク> 2006年のきょうフユザクラ> 2005年のきょうトコナツ> 2004年のきょうジュウガツザクラ

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番外編 : amazon って、この程度?

131218amazonちょっとおもしろい経験をしました。きょう、注文品がamazonから届いたら、注文品に比べてその箱が妙に重いのです。お歳暮でも同封されているのかな…などとバカなことを考えながら開封したら、ワタシの注文品がくるまれたビニールパック以外に、もう一つ、関係のない本2冊(別人宛)をくるんだパックが!
猫ババするのも悪いし、こういうトラブルへの対処はどうするのだろうという興味にもかられ、amazonのカスタマーサービスに接触してみました。この時点でのおもしろい発見は、こちらから電話をするのではなく、Webページで要求するとすぐにあちらから電話が来るしくみだったことです。これなら自社の電話番号を知られることがありません。amazonって、賢~い!
そして、本当に即レスで電話が来たのは良くても、そこからがダメ・ダメでした。まずは通話品質が最低で、「メールアドレス」という単語さえ三度も聞き直しました。それとマニュアルが悪いのでしょうが、こちらがなにか答えるたびに、常に「ありがとうございます」と言うのにもだんだん腹が立ってきます。
その誤配商品は業者があす回収にくるのだそうで、3千円ほどの商品にそんな経費をかけるのかと思いましたが、まさか「そのまま捨ててくれ」とは言えないだろうし、同情するところです。しかし、善意の通報者(ある意味、被害者)をつかまえて、「その誤配商品に、自分の注文番号のメモを貼付し、同梱されてきた旨を書け」という要求にはかなりカチンときました。
そんなこと、電話ですでに伝えてあります。そう言えば、電話の前半でもワタシのID確認がやたら厳重(というより鈍足)でした。電話は聞こえにくいわ、応対内容がカッタルイわ、あげくに手間はかかるわ、業者が来る時間に在宅しなければいけないわ、amazonという看板が立派なばかりに、きょうの内容との落差が目立ちます。
こうなると、先日、Windows8 の困った症状の「ついで」に書いたMicrosoftの電話窓口の素晴らしさが輝きを増してきます。ネット時代の双璧とも言うべき巨大企業2社にも、こんな差のつく一面があり、その乖離幅はあまりにも大きかったことに妙に感動してしまいました。
思えばMicrosoftと同じくらい、自分の生活ではお世話になっているamazonです。こんなイヤな体験のフィードバックは会社に直接すればいいかとも思いましたが、もしかしたら今回はワタシだけの不幸で、amazonの電話応対は完璧だという意見があるかもしれません。そんな意味で、個人体験をあえてネットに晒してみました。

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12月18日(水) シオデ

131218siode今年はタチシオデの枯れ姿を載せたのだから、シオデも同じ季節の様子をレポートしておかないといけません。うまい具合に、似た状態を撮影できました。
さて困ったのは、この写真がシオデであることをどう証明するかです…と考えてみたら、先日のタチシオデも同じことでした。つまり、枯れ切った実を比べても差はないし、葉の形はどちらもそもそも変異幅が大きいので区別の頼りにはなりません。
春なら、茎が立ち上がるか最初から周囲に絡むかという違いがあるし、花時が2カ月ほどズレるのでわかるのですが、今となってはそれも「藪のなか」です。
舞台裏を明かすと、「ここ(撮影場所)にはシオデがあった」のが根拠であり、タチシオデの方もまったく同じ理由です。もし両者が混じり合って生育することがあるならば、こんな理由は根も葉もないことになってしまいます。
本当は、両者は葉裏に微妙な違いがあるというので、ここまで緑みを失わない時機に、根はともかく、葉(裏)だけはしっかり確認をしておくべきでした。反省です。

2012年のきょうシモバシラ> 2011年のきょうソシンロウバイ> 2010年のきょうリンドウ> 2009年のきょうチドリノキ> 2008年のきょうマルバアキグミ> 2007年のきょうハクサンボク> 2006年のきょうムクロジ> 2005年のきょうマリアアザミ> 2004年のきょうワビスケ

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12月17日(火) アツバキミガヨラン

131217atubakimigayoran1いい陽当たり加減のアツバキミガヨランに出会いました。アブナイ系の葉先の鋭さと、葉質の硬さや畝の具合がよくわかります。
131217atubakimigayoran2さらに、だいたいが下向きに開きがちな花が横向きに咲いていて、なかなかサービス精神に富んでいます。中心に雌シベが3本立ち、それを囲んで棍棒のように先太の雄シベが6本並んでいます。
ところできのう、「ラン」にもいろいろあることに触れたばかりで、きょうも「ラン」です。しかし、この「ラン」はラン科ではなくユリ科です。草木の世界ではかなり安直にランと名付ける傾向があるので、慣れないと本当に混「ラン」します。

2012年のきょうフウ> 2011年のきょうクリスマスローズ(ニゲル)> 2010年のきょうニワウルシ(シンジュ)> 2009年のきょうアキニレ> 2008年のきょうハマヒサカキ> 2007年のきょうキジョラン> 2006年のきょうヤブコウジ> 2005年のきょうローズマリー> 2004年のきょうトウネズミモチ

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番外編 : 地震雲

131216jisingumo嫌なものを見てしまいました。今まで見たこともないほどハッキリして、かつ巨大な地震雲です。写真は2枚を貼り合わせてパノラマにしてあります(拡大可能)。
写真中央の送電塔の向こうの山際を起点に、左上方向へ3~4本、右上に1~2本、まっすぐな筋雲が流れているのがそれです。きょうは風が強いので、通常の雲ならすぐに変形してしまいますが、この筋雲は時間が経っても直線的にのび続けています。そののびた距離が尋常ではなく、グルッと振り向けばそれぞれの方向のほぼ160度あたりまで筋雲が明確に認められるのです。
この筋雲の起点は志木から見て西北西の方向なので、長野南部・岐阜中部・石川南部の方向が雲の発生地に該当します。ただ、観測点から発生場所までの距離を推測する手立てがないので、あくまで「そちら方向」ということです。
もちろん、地震雲(と俗称されている現象)と地震の関係はまだ科学的に立証されていないので、この記事はごく個人的な心の備えとしてアップしておくものです。今まで自分が地震雲を見たあと、実際にその方向で地震(軽微なものを含む)が起きた確率は2割以下なので、今回も杞憂であることを願っています。

<続報> この記事を載せたあと、地震情報を見たら、震度は1ですが福井県北部で地震が起きていました(驚!)。方向的にはかなり近い(方角的に10度ほどの違い)し、撮影時刻(16時15分前後)と発生時刻(16時28分ごろ)にも矛盾がありません。
ただ、雲と地震との時間差は1~2日のことが多いそうで、今回は時間がやや接近しすぎに思います。きょうの揺れが大きなものの予告編でないことを祈ります。

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12月16日(月) 洋ラン(品種不明)

131216ranきょうのタイトルはものすごくいい加減です。蘭(ラン科)のなかにはエビネもあればシランもあるし、シンビジウムだって蘭だぞ!というもので、コピー用紙もあれば障子紙もあるし、トイレットペーパーだって紙だぞ!というのと同じことでしょう。
ただ、にわか勉強ではチンプンカンプンなのが蘭の世界です。撮らせてもらう蘭の鉢には札が刺さっていることが多いのに、そこに書いてある記号(たぶん属名の略称)の意味さえわからないのが門外漢の悲しさです。
草木はだいぶ長く追いかけてきたのに、気恥ずかしくてバラや蘭は敬遠してきたツケが今ごろ来ています。そろそろ照れる歳でもなくなったし、きれいなものには素直に感動しつつ、苦手克服の勉強に励むことに…するかもしれません。

2012年のきょうイソギク> 2011年のきょうコウシンバラ> 2010年のきょうフウ> 2009年のきょうサンビタリア> 2008年のきょうシラキ> 2007年のきょうコスモス(矮性)> 2006年のきょうタアツァイ> 2005年のきょうリュウキュウマメガキ> 2004年のきょうネズミモチ

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12月15日(日) シシユズ(オニユズ)

131215sisiyuzu1言われて見れば獅子の顔に見えなくもない、シシユズです。差し渡しが15~20cmある実がこうしていくつもぶら下がりますから、高さが2mほどしかない木の割には枝がとてもがっしりと太めです。近所の空き家の庭で見つけました。
131215sisiyuzu2キッチンスケールに載せたら、600gを超えました。1kgにもなるそうなので、これはまだ小振りな部類になります。おっと、これは1枚目の写真とは別物です。いくら空き家でも、勝手にいただいては不法侵入罪と窃盗罪になってしまいます。
たまたまですが、シシユズのいただき物が1個あったところに、生木のシシユズを撮影できたというのが事の成り行きです。ですから、手元のシシユズは心置きなく口に運ぶことができました。
131215sisiyuzu3皮の厚さが半端ではなく、実は大きさも見かけもグレープフルーツみたいです。そして味は、ふむ、やさしくて、柚子のようなきつい香りもありません。調べたら、名前はユズでも系統的にはザボンの仲間だそうで、皮の厚さにも味わいにも納得です。
131215sisiyuzu4そして、その分厚い皮はこうしてお菓子になりました。透明で、ゼリーのような味わいで、これがあのモッサリしたワタだったとは信じられません。こんなにおいしくいただけるものなら、不法侵入罪と窃盗罪、犯してしまいましょうかねえ(笑)。

2012年のきょうマンサク> 2011年のきょうビオラ> 2010年のきょうコダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア)> 2009年のきょうアオギリ> 2008年のきょうツクバネ> 2007年のきょうカラスザンショウ> 2006年のきょうチャボヒバ> 2005年のきょうクロガネモチ> 2004年のきょうカナムグラ

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12月14日(土) タコノアシ

131214takonoasi111月の状態を「蛸足の燻製みたい」だと言ったのは、やや勇み足だったようで、そこからひと月半ほどして、色はさらにそれらしくなっているのでした。
3年前の秋、この場所で花を写しながら、本数が減ってきていることを嘆いたというのに、どうやら持ちこたえてはいるようです。草木、特に草類は年によって消長があり、長い目で、しかも丁寧に見なければ…と、このごろ感じるようになりました。
131214takonoasi2まったく別の場所でもこうして元気に生き延びていました。どちらの写真の背景も水面で、タコノアシが水辺を好むことがわかります。この草が絶滅するときは、水辺を失った我々人間の心も渇ききるはずで、潤いの環境は大切にしたいものです。

<補注> 1年後、近所で大群生を見つけました。(2012年12月12日)

2012年のきょうキジョラン(とアサギマダラの卵)> 2011年のきょうフサザクラ> 2010年のきょうノハラアザミ> 2009年のきょうサンパチェンス> 2008年のきょうカラスザンショウ> 2007年のきょうフウ> 2006年のきょうムラサキキャベツ> 2005年のきょうハナヒョウタンボク> 2004年のきょうホオズキ

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12月13日(金) サザンカ

131213sazanka白いサザンカは珍しいのだそうです。母を散歩に連れ出して、よそさまのお庭にそれを見つけると、彼女は得意げにそう断言するのです。
もうきょうは三度目の「白いサザンカ」なのに、「まあ、白のサザンカだね。白は珍しいんだよ」…。四度目でも「まあ、白のサザ…」。三分前の記憶はきれいに消えているくせに、どこかで仕入れた昔の知識はしっかり固定しているのでしょう。
こういう場合はほめてあげなくてはいけないのだそうですが、二度目までは「へえぇ、そうなんだ」と言えても、三度目になると「うんうん」、四度目ともなると黙殺する始末で、「次は白いサザンカがないコースを選ぼう」と考ている不出来の息子です。
おっと、きょうは母ネタではありませんでした。写真の白いサザンカは本当に珍しいと断言できます。いえ、珍しいのは花色ではなくその仕立てです。3mをゆうに超える立派な古木が、まるで盆栽のようにきれいに刈り込まれていて、いかにも日本的で立派なお庭(背景の赤松も巨木です)を一層引き立てていました。

2012年のきょうカキノキ(次郎)> 2011年のきょうタヌキマメ> 2010年のきょうキッコウハグマ> 2009年のきょうイタヤカエデ> 2008年のきょうカラハナソウ> 2007年のきょうハンカチノキ> 2006年のきょうカランコエ・ベハレンシス> 2005年のきょうワビスケ> 2004年のきょうイシミカワ

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12月12日(木) オオツワブキ

131212ootuwabukiひと月ほど前、「ツワブキの花はもういい」みたいな生意気を言ったわりには、恥ずかしげもなくツワブキの花です。しかし、これはただのツワブキではないので、嘘つき爺にはならないで済みそうです。
このオオツワブキはここに二度目の登場ですが、前回(1月末)は花茎がかなりのびて、ふつうのツワブキとの違いがわかりやすい状態でした。それに比べると、「ふつう」より遅れて咲き出した花はまだ葉に埋もれた感じで、両者の差がやや微妙です。
とは言っても、地面を覆った葉はやはり雄大かつ艶が深く、逆に花数が「ふつう」より少なめです。「ふつう」の花は傘のようにこんもり咲くのに対し、「オオ」はスプレー状に4~5個なので、二つはやはり別物だとわかります。
131212tuwabukiなどと文字だけではわかりにくいので、「ふつう」の花(↑)も載せておきます。「もういい」と言いつつ撮っている因果な性格も、こういう比較のときには役立ちます。

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追加編 : ヒメイチゴノキの実

131211himeitigonoki先月の「悲しい試食記」で、「果肉には小さな種がまんべんなく入っている」としたのは誤報でした。ヒメイチゴノキに悪いことをしてしまいました。
ガキンコの被害にあわなかった幸運の実もついにポロリと落ちたので、再度の試食をしてみました。その結果、ジャリジャリするのは果肉の外側にある種(苺と同じ構造)であり、それを避けて中身(クリーム色部分)だけ食べれば、まったく無問題でとても美味なペーストなのでした。
実がたくさん採れたら、西瓜サンド巨峰サンドに次ぐサンドシリーズの新星になれる可能性が大です。ただ、赤い表皮部分(つまりは種)だけをうまく取り除くのは案外にむずかしく、果肉のロスは避けられないので、トースト1枚をこのペーストで覆うには、あと10年ほどの辛抱がいるようです。

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12月11日(水) ヒマラヤザクラ

131211himalayan_zakura今度は咲き始めのいい具合をとらえることができました。この2月にはほとんど終わりかけの花だったのを無理に初登場してもらっています。人間が寒い寒いと襟を合わせる今ごろが、ヒマラヤ出身のこの桜には「気持ちい~ぃ」時期のようです。
さて、その前回記事にはこの桜についてやや理解不足の記述がありました。それは葉の展開時期のことで、当時は「花の散りかけだから若葉が出ている」と思った節が濃厚です。ところが、今回の写真で明らかなように、まだ蕾も多い咲き始めから葉は出ているわけで、性格的にはヤマザクラと同じようです。
おっと、また素人が勝手なことを言うと、「あたしの里は世界のヒマラヤよ。そこらの山の生まれと一緒にしないでよ!」とお叱りを受けそうです。

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12月10日(火) セリバオウレン

131210seribaourenどう見てもセリバオウレンの葉だし、何年か前の春には同じこの場所で花を見た記憶があります。あれれ、セリバオウレンって春の妖精さんではなかったのですか?
あわてて調べ直したら、葉は冬も枯れることがない「多年生常緑草本」でした。早春の花だけ見て勝手な思い込みをしていましたが、妖精などという儚(はかな)げなものではなく、じつは体力抜群の体育会系お姉さんなのでした。
こういう強い性質があるからこそ薬草として使われるのでしょう。健胃・整腸から血圧、果ては目薬としても薬効があるそうで、このごろ飲み過ぎるとお腹具合を悪くしがちなどこかのオジサンは、この葉を生で齧っていればいいのかもしれません。(本来の薬効は、葉ではなく根茎にあるそうで、勝手には掘れません。念のため)

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12月9日(月) コナラ

131209konara1コナラの紅葉というのは色の変化幅が大きくて、茶色がメジャーではあっても、かなりオレンジとか、ときには真っ赤と言える色になるとき(もの)もあり、一方では遅くまで緑色を残す場合もあります。それにしてもこんな若緑色はないだろうとよく見たら、それはなんと芽吹いて間もない若枝なのでした。
光線の具合かもしれませんが、春の白緑色の若葉とは少し雰囲気が違います。果たして今の時期に葉が展開するのが正常なのか、それともこの木がなにか勘違いしてしまっているのか、これからもっと多くのサンプルにあたらないといけません。
131209konara2おっと、肝心のコナラの紅葉を載せ忘れるところでした。ふつうは木によって主な色合いが違うのに、この木はうまい具合に赤・オレンジ・茶・緑とすべての色を見せてくれていました。今までドングリだけでなく発芽根まで取り上げたわりには紅葉をスルーしていて、ここでようやくコナラらしい一枚を撮ることができました。

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12月8日(日) オオハナワラビ

131208oohanawarabi時間を薄切りにしてスライドガラスに載せた気持ちです。疎林の入り口で、足下のオオハナワラビの胞子嚢穂を指で弾いてみたとき、肉眼では白い煙が一瞬モワッと漂っただけにしか見えませんでした。
その白い煙の正体が、こんな何千何万というきらめく胞子だったことを確認できて、カメラの時間切り取り機能にあらためて感謝です。実在はしているのに、自分の目では確認できていなかった世界です。
こうして胞子が捲き散らかり、空中を漂っているのに、それも自分の目にはまったく見えないことにも思いが至ります。たぶん空中にはいろんな胞子や花粉が思うさま飛び交っていると思うのです。見えないというのはある意味幸せで、すべて見えてしまったら、怖くて呼吸もできないかなと苦笑いしてしまいます。

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12月7日(土) ムラサキシキブ

131207murasakisikibu少し時機を逸した姿ですが、振り返ると名前にふさわしい実の姿をまだこのブログに載せていませんでした。よく色づかないものをミドリシキブなどとふざけたり、色が抜けてしまった老残の姿を載せてみたり、どうもこの木には失礼続きでした。
遅れ馳せながら、本来の色具合の実を楽しみつつ、ムラサキシキブの見分けポイントをおさらいです。まずは花柄が葉の付け根から出ている点です。庭木でよく見かけるコムラサキはここが少し離れています。
もう一つは葉の鋸歯です。ムラサキシキブはこのように葉の半分より付け根側まで鋸歯がありますが、コムラサキの鋸歯はここまで回り込みません。
などと細かいことに触れると、昔の写真がとても見にくいことに閉口します。リンクさせるのをためらいますが、過去の恥を糧として、修行に励むことにします。

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12月6日(金) タチシオデ

131206tatisiode林の縁で、まるで干しぶどうのようなタチシオデの実を見つけました。おまけに葉まできれいに干上がっていて、ぶどうをくるむラップのようです。
前に、この実が食べ頃のときにレポートをしました。そのときは、こうおいしかったらすぐに売り切れになるものとばかり思っていました。人間が口にできないような実が案外に食べられていたり、逆にこうして人間には美味でも売れ残ったり、小動物や鳥類と人間の味覚はずいぶん違うことをしばしば感じます。
さて、前の記事での考え違いをここで正しておきます。「動物に食べられずに地上に落ちても、派手な赤い種を鳥が見つけるだろう」としていたのですが、それは二重に誤った憶測でした。この写真のとおり、ここまで枯れても実は落ちず(最終的には北風に負けるでしょうが)、しかも完全に枯れても種が露出することはないのでした。
ということは、種が真っ赤である意味がないように思います。見えないところにまで手をかける職人仕事のように、タチシオデは己に完全を課しているのでしょうか。

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12月5日(木) フユザンショウ

131205huyuzansyou過去記事を調べたら、同じ頃には同じものに目を惹かれていることに自分であきれてしまいました。ただ、前回登場のフユザンショウは、正体を知らずに撮っているので、なにやらゴチャゴチャしてよくわからない写真でした。
それに比べると、今回は我ながら要所をうまく写すことができました。一番写したかったのは割れて飛び出て黒く輝く種、次は凸凹の目立つ赤い皮です。
そして、この時期でも張りを失わない常緑の葉も狙いました。軸の先に3枚、そこから翼をはさんで2枚が対(もう1対ある場合もあり)という特徴的な構成です。さらに葉の付け根で対になって尖る棘も無視できません。
しまった。撮るのに夢中で、試食を忘れました。ふつうのサンショウ(の皮)を囓ると、しばらくは口がゆがんだような錯覚を楽しめるのですが、果たしてこちらの実にはどんな楽しみが潜んでいるのか、次の出会いには忘れずにチェックしなくては!

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番外編 : Windows 8 、どうしたもんだろう?

Os_share1312自分が使っているWindows 8 がどうにも挙動不審です。なんだか要らぬ買い物をした気分なので、世のなかでは「8化」がどれほど進んだのか、調べてみました。
上のグラフは、この1カ月半ほどの間に当ブログを訪問した人が使っているOSを比較したもので、「7」がほぼ半分近くと圧倒的でした。「XP」もまだまだ元気です。
問題の「8」はまだ5%未満で、全世界の先月調査値9.3%(8.1を含む)を大きく下回っています。この傾向はいつものことで、実際の日常的PCユーザーは、マスコミが報道するよりは幾分保守的というか、新製品対応はかなり遅れ気味なのです。
ということは、自分の8との格闘をここに記録しておけば、8化を考えている人のお役に少しは立てると思うのです。8のいい面はたくさんあって、自分でも気に入って使っていたところはあるので、以下はこういうケースもあるよという報告です。

最初のトラブルは、我が家の8導入第1号機「リビングパソ」で発生しました。8化から半年ほどしたこの夏、いきなり操作を受け付けなくなったのです。マウスもキーボードもまったく無反応になり、そのままではシャットダウンすらできない状態です。
この症状を改善する過程でわかった「いいこと」は、本題とは無関係ですが、マイクロソフトのサポートサービスが他メーカーとは段違いの接客をすることでした。何回も何回も電話でやりとりしたのに、対応メンバーが変わってもワタシの症状は完全に引き継がれ、次々と対策が提案されてきます。その内容もさることながら、ほとんどのスタッフは雰囲気がとても柔らかで、友達に相談しているような気持ち良さでした。
電話窓口というとまずつながらないし、妙に卑屈とか、やたら技術者ぶるとか…、あまりいいイメージがなかったのですが、さすが世界のMSです。感心しました。
ただ、残念ながら結果は気分のいいものにはなりませんでした。機器が現状のままではどうにもならず、途中でワタシが面倒がったこともありますが、OS用のストレージ(SSD)そのものを買い直し、まっさらから8を入れることにしたのです。
もちろん、今度はBIOSの高速起動を使わないとか、シャットダウンのショートカットを置かないとか、トラブルの原因候補として指摘されたことはすべて取り入れました。結果、それから今まで、リビングパソは無事に稼働しています。

ところが今度は自室でメインに使っている8が、リビングパソとまったく同じ症状を見せ始めたのです。
最初の発症は1カ月ほど前で、マウスのポインターを急に見失いました。「あれれ、マウスの故障か?」と思ってキーボードを操作したら、これもまったく無反応です。要は起動しているパソを、そこから先、どうしようもできない状態です。仕方なく電源ボタンで強制終了させると、次の起動ではモニターになにも映りません。
このときはリビングパソでの経験が生きて、どうにか対策し切り抜けたのですが、同じ症状が先日の日曜日に再発生したのです。
この症状に見舞われた2台とも自作なので、そこに問題があるかと思ったら、メーカー製パソで8を使っている知り合いもアッケラカンと「もう3回ほど、そんな症状は出たよ」と教えてくれました。うーん、パソは落ちるのが当たり前ですか。ワタシはまだそこまで達観できず、8の使用はもうやめようかと苦悩中です。
もちろん8.1のことも調べましたが、この新バージョンによってトラブルフリーになったという情報は見当たらず、逆にネガティブな意見が渦巻いている状況なので、バージョンアップという手はスルーすべきようです。

メイン機は7とのデュアルブートですから、今までの自分の使用履歴では無問題だった7に戻ればいいのです。ところが、調べてみると7のフリーズ現象もいろいろ取り沙汰されていて、要は運(マシンパーツとの相性とか、使っているアプリや周辺機器との干渉とか)がいいかどうかにかかるようなのです。
XPが良かった、Vistaだって問題はなかった、7はとても手堅かったとは言っても、MSにサービス期限を切られれば我々は無力です。したがって、それなりのタイミングでの乗り換えは避けられませんが、無用に急ぐ必要はないということでしょうか。
素人考えですが、8は妙にスマホ化したところがあって、PCをPCとして使いたいユーザーに反感を買っているようです。それがトラブルの原因とは言いませんが、賢明なMSが「スマホはスマホ、PCはPC」と悟りを開き、質実剛健路線の新OSを出してくれることを切に期待するものです。

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12月4日(水) ヒヨドリジョウゴ

131204hiyodorijougoヒヨドリジョウゴはここにもう5回も登場していて、うち4回は実の写真です。(11月5日12月27日1月6日1月13日。残りの1回が夏の花
それなのに、さらに実の写真を載せるにはそれなりの理由が必要です。ホントのところは「きれいに撮れたんだもん」ですが、理屈としては「緑→橙→朱と色が変わる様子が一枚に収まったから」としておきます。
わがままを言えば、葉の形が自由に変化するヒヨドリジョウゴらしく、もう少し切れ込みの深い一枚がここに加わっていればサイコーでした。ヒヨドリジョウゴの実の写真が6回目の登場を果たすには、かなりの幸運が必要となりそうです。

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12月3日(火) ハゼノキ

131203hazenoki1自分の記事をあとで読んで、「なんと苦しい言い繕いをしていることよ」と笑ってしまうことがあります。このハゼノキなどその典型で、紅葉のピークをとらえきれなかっただけなのに、「だんだんと色づく様子がいい」みたいに嘯(うそぶ)いておりました。
そんな恥ずかしい過去ともきょうでお別れです。よくもまあこんな色になってくれましたと表彰状をあげたいほどのハゼノキでした。
131203hazenoki2そして、今回撮ってみて気づいたのは、ハゼノキはほかの紅黄葉樹のように葉裏から逆光で撮ると赤が浅くなり、むしろ順光の方が迫力ある色合いで写せることでした。と言いつつこうして下から覗いた一枚もついでに掲載しておきます。
その理由は、こうして透けた葉の側脈を見たいからで、この写真では12対から16対くらいまでであることがわかります。仲間(ウルシ科ウルシ属)のヤマハゼならこれが20対以上なので、今回の木は、ふつうのハゼノキということが証明できました。

2012年のきょうアメリカマンサク> 2011年のきょうルドベキア・プレーリーサン> 2010年のきょうアカメガシワ> 2009年のきょうフウトウカズラ> 2008年のきょうタカノツメ> 2007年のきょうアカカタバミ> 2006年のきょうスギナ> 2005年のきょうナンキンハゼ> 2004年のきょうダチュラ

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12月2日(月) サフラン

131202saffronきょうはココログがサービスを開始して10年目の日だそうで、そもそも個人的にメモリアルデーなのに、そこにめでたさが追加になりました。
寿(ことほ)ぎにとりわけ美しい写真をと思ったものの、そろそろ色みの乏しくなる季節です。サフランにはひがまれるでしょうが、まあ、こんなところで…。

ニフティがブログサービスを始めたことは、当時は気づかなくて、この日から遅れること4カ月半後にこの「草木365日」がスタートしたわけです。それから毎日、3,500日以上書き続けていて、我ながらシツコイというかシブトイというか…。
ただ、最初のころのココログ(ベーシック=無料)は容量がたしか30MBで、書き始めてひと月後くらいには容量残が心配になったくらいです。かと言って有料プランにする気もなく、「いっぱいになったらやめるとするか」と思っていたら、ココログさん、容量をいきなり2GBにしてくれたもので、今ようやく使用量が半分に届きそうなところです。
ということは、あと10年は書き続けられる(書き続けねばならぬ)計算ですか。うーん、サフランの薬効のなかに延命パワーはあったでしょうか。

<補注> 過去掲載のものも含め、写真サイズを大きくしたもので、この記事から3年後には有料プランに転向することになりました。

2012年のきょう球根ベゴニア> 2011年のきょう早咲きツバキ(西王母)> 2010年のきょうナナミノキ> 2009年のきょうハダカホオズキ> 2008年のきょうサンザシ> 2007年のきょうアラカシ> 2006年のきょうアメリカツルマサキ> 2005年のきょうビワ> 2004年のきょうユズ

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番外編 : おいしいマテバシイ

131201bふと思いついて、おととい載せたマテバシイを再訪してみました。うふふ、根元にはまだまだたくさんの大粒ドングリが落ちていました。数あるドングリのうち、スダジイとこのマテバシイだけがアク抜きの苦労をせずに口に入れることができるのです。
131201a洗うために殻のまま水に入れたら、1/3ほどが浮いてしまいます。「収穫」時期が少し遅すぎ、乾いたり虫が入ったりしていたようです。
残りの健全なドングリを10分間茹でました。それからペンチを使って殻を割ると、生のときはとれにくかった薄皮がすんなり剥けて、簡単に実が取り出せます。それをバターと塩で炒めました。
写真には市販のピーナツを4粒混ぜました。マテバシイが大きさでひけをとっていないことがわかります。ただ、味や歯触りはピーナツを比較対象にしない方がよくて、むしろ栗の感じです。しんみりとしたおいしさで、このサイズと味ですから、古代の人々にはご馳走だったと思います。

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12月1日(日) カカオ

131201cacaoある日あるとき、飛行機のなかで、「…、重ねてお詫び申し上げます」とアナウンスがありました。それを聞きとがめた若い男性が、CAさんをつかまえて、「なにとなにを重ねて詫びたのか」と詰問したのです。そう言われてみれば、傍観者であるワタシもなにとなにが重なったのか思い出せず、聞かれたCAさんもしどろもどろでした。
ただ、きょうのワタシはカカオさんにしっかりと「重ねてお詫び」します。その一つ目は、以前、「温室でも、日本では冬には開花しない」みたいな表現をしたことです。外がこんなに寒くなっても、温室ではちゃんと通年で開花していました。
重ねたお詫びのもう一方は、カカオの花を「ゴミみたい」と言ってしまったことです。たしかに、その立派な実の横でコチョコチョしているとゴミと間違えそうですが、こうしてグッと寄れば、かなり凝ったつくりの、おもしろい花でした。

さて、お詫びを終えて、本題はこの花の構造です。パッと見には花びらかと思った白く尖った5弁はどうやら萼のようです。また、雌シベは中心の赤黒い1本で、それを取り囲むように5本の雄シベがあります。
となると、残ったパーツはヒュルンと飛び出した黄色いピラピラと、半透明でピンクの筋を持つカール物体の二つです。これのどっちが花びらで、残った方をなんと称すればいいのか、まったく見当がつきません。いずれどこかでこの疑問が解決する日まで、カカオさんには新規の「お詫び」をしておきます。

2012年のきょうイタビカズラ> 2011年のきょうムラサキセンブリ> 2010年のきょうカンレンボク> 2009年のきょうコウヤボウキ> 2008年のきょうイブキジャコウソウ>  2007年のきょうクヌギ> 2006年のきょうイヌツゲ> 2005年のきょうマユミ> 2004年のきょうランタナ

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