12月14日(土) タコノアシ
11月の状態を「蛸足の燻製みたい」だと言ったのは、やや勇み足だったようで、そこからひと月半ほどして、色はさらにそれらしくなっているのでした。
3年前の秋、この場所で花を写しながら、本数が減ってきていることを嘆いたというのに、どうやら持ちこたえてはいるようです。草木、特に草類は年によって消長があり、長い目で、しかも丁寧に見なければ…と、このごろ感じるようになりました。
まったく別の場所でもこうして元気に生き延びていました。どちらの写真の背景も水面で、タコノアシが水辺を好むことがわかります。この草が絶滅するときは、水辺を失った我々人間の心も渇ききるはずで、潤いの環境は大切にしたいものです。
3年前の秋、この場所で花を写しながら、本数が減ってきていることを嘆いたというのに、どうやら持ちこたえてはいるようです。草木、特に草類は年によって消長があり、長い目で、しかも丁寧に見なければ…と、このごろ感じるようになりました。
まったく別の場所でもこうして元気に生き延びていました。どちらの写真の背景も水面で、タコノアシが水辺を好むことがわかります。この草が絶滅するときは、水辺を失った我々人間の心も渇ききるはずで、潤いの環境は大切にしたいものです。
<補注> 1年後、ごく近所で大きな群生を見つけました。(2012年12月12日)
過去のきょう 2012 キジョラン(とアサギマダラの卵) 2011 フサザクラ 2010 ノハラアザミ 2009 サンパチェンス 2008 カラスザンショウ 2007 フウ 2006 ムラサキキャベツ 2005 ハナヒョウタンボク 2004 ホオズキ
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コメント
まさに名前の通りの感じですね。
海岸近くに住む方が津波が心配で私の住む地域の方へ
引っ越される方が増えてきました。
その方々は住んでいる地域を捨ててくるのでしょうが
こちらに自生している草花はこの方々のくるお陰で
そこを追われます。どこへ行くのかなぁ・・・
ハズキルーペ、重宝してますよ。でも5が気になりますね(笑)
投稿: zenpeichan | 2013-12-14 09:27
zenpeichanさんへ:
ああ、そうなんですね。311は大きな教訓を残してくれましたものね。(黙祷)
そういうケースだと、「自然破壊」だなんて言えませんよね。
草木たちにも少しだけ我慢してもらわなくてはいけませんね。
投稿: はた衛門 | 2013-12-15 07:52