12月1日(日) カカオ
ある日あるとき、飛行機のなかで、「…、重ねてお詫び申し上げます」とアナウンスがありました。それを聞きとがめた若い男性がCAさんをつかまえて、「なにとなにを重ねて詫びたのか」と詰問したのです。そう言われてみれば、傍観者であるワタシもなにとなにが重なったのか思い出せず、聞かれたCAさんもしどろもどろでした。
ただ、きょうのワタシはカカオさんにしっかりと「重ねてお詫び」します。その一つ目は、以前、「温室でも、日本では冬には開花しない」みたいな表現をしたことです。外がこんなに寒くなっても、温室ではちゃんと通年で開花していました。
重ねたお詫びのもう一方は、カカオの花を「ゴミみたい」と言ってしまったことです。たしかに、その立派な実の横でコチョコチョしているとゴミと間違えそうではあっても、こうしてグッと寄れば、かなり凝ったつくりの風変わりな花でした。
ただ、きょうのワタシはカカオさんにしっかりと「重ねてお詫び」します。その一つ目は、以前、「温室でも、日本では冬には開花しない」みたいな表現をしたことです。外がこんなに寒くなっても、温室ではちゃんと通年で開花していました。
重ねたお詫びのもう一方は、カカオの花を「ゴミみたい」と言ってしまったことです。たしかに、その立派な実の横でコチョコチョしているとゴミと間違えそうではあっても、こうしてグッと寄れば、かなり凝ったつくりの風変わりな花でした。
さて、お詫びを終えて、本題はこの花の構造です。パッと見には花びらかと思った白く尖った5弁はどうやら萼のようです。また、雌シベは中心の赤黒い1本で、それを取り囲むように5本の雄シベがあります。
となると、残ったパーツはヒュルンと飛び出した黄色いピラピラと、半透明でピンクの筋を持つカール物体の二つです。これのどっちが花びらで、残った方をなんと称すればいいのか、まったく見当がつきません。いずれどこかでこの疑問が解決する日まで、カカオさんには「重ね重ねのお詫び」をしておきます。
となると、残ったパーツはヒュルンと飛び出した黄色いピラピラと、半透明でピンクの筋を持つカール物体の二つです。これのどっちが花びらで、残った方をなんと称すればいいのか、まったく見当がつきません。いずれどこかでこの疑問が解決する日まで、カカオさんには「重ね重ねのお詫び」をしておきます。
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