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11月30日(土) シラン

131130siran1シランが知らんうちにこんなに枯れ上がっていました。きょうは一段と冷えます。
冗談はさておき、花のあとはその存在をつい忘れっぱなしでした。ふと気づいて見れば、なんともいい風情の老後の姿でした。
131130siran2その枯れた葉もいいけれど、茎の先に残った大きな実も目立ちます。せっかくだから少し種でもいただこうかと莢に力を入れてみたら…、わわわ! ムクムクと白い粉が湧き出してきました。これは動画で撮るべきでした。
いやはや、シランの種がこんなだとは知らんかったわい…。もうあすから12月ですから、この白々とした冷え込みは致し方ないことです。

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11月29日(金) マテバシイ

131129matebasiiマテバシイの季節外れな開花をレポートしたのは今月の1日でした。そのとき、花と一緒に写したかったドングリを、今ごろ、まったく別の場所の木で見つけました。
こちらの木も、ドングリが鈴なりとはいかず(もう落ちたあとかも)、パラパラと疎(まば)らに3個だけ残っていました。そのうちの1個がこの写真で、うまい具合に脇にはまだ花の残骸をつけた穂が残っていました。先日の場所だけでなく、5kmほども離れたここでも11月にマテバシイが花をつけたことが明らかです。
こうして半年ほど遅れて咲いた花から育った秋組さんの実は、春組さんよりチビちゃんドングリになるのでしょうか。人間の場合、幼いころは同い年でも早生まれと遅生まれで体格が違っていたと思いますが、ドングリにもそんなことがあったら、遅生まれの秋組さんがちょっとかわいそうな気がします。

2012年のきょうアルテルナンテラ(アキランサス、テランセラ)> 2011年のきょうドラゴンフルーツ(ヒモサボテン、ピタヤ)> 2010年のきょうオオモミジ> 2009年のきょうセンニンソウ> 2008年のきょうマムシグサ> 2007年のきょうヒサカキ> 2006年のきょうタチバナ> 2005年のきょうベニバナボロギク> 2004年のきょうスイセン

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11月28日(木) オオバギボウシ

131128oobagibousi先週放送されていたグラチャンバレー・男子は、かなり国辱的な結果(5戦全敗、しかも5戦で取ったセットがたった一つ)でした。そんな結果には目をつぶるとして、「全敗」という言葉からおもしろいことに気づきました。
全敗ということは勝ちがゼロ、つまり「無勝」ですが、そんな言葉はありません。全敗の反対なら全勝があるのに、無敗を裏返した「無勝」がないとは不公平です。すべての言葉が対語を持つわけではないことに今さら気づきました。
さて、きょうの本題は銀幕ならぬ「金幕」という言葉がないことへの無念です。陽射しに透けたオオバギボウシの広々した葉はまさに金のスクリーンでした。
イントロが長かったわりに本題はバカバカしくあっさりです。これでは竜頭蛇尾の誹(そし)りを逃れられません。おっと、この竜頭蛇尾の反対はなんでしょう。あ、そうそう、「だんだん良くなる法華の太鼓」なんていうのがあります。「対語なしシリーズ」で締めようとしたのに、締まらない結果です。これでは男子バレーを笑うことができません。

2012年のきょうナンテン> 2011年のきょうバンレイシ> 2010年のきょうサザンカ> 2009年のきょうマユハケオモト> 2008年のきょうキミノオンコ> 2007年のきょうウンリュウヤナギ> 2006年のきょうカラタチバナ> 2005年のきょうニホンスイセン> 2004年のきょうクコ

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11月27日(水) メギ

131127megiこの時期のメギを再登場させます。前の掲載はもう8年も昔のことで、メギらしい物騒な棘や、それと好対照にかわいらしい実をよくとらえていませんでした。
ただ、少しはメギについて調べたらしく、その記事ではメギ科の仲間としてナンテンに言及していました。この科がおもしろいのは草も木も混沌としていることで、素人目にはショボッとした花の様子だけがわずかに似ているように見えます。
ただ、ショボッとはしていてもハックレンの花は大きいし、イカリソウの花はかなりな特殊形状だし、ルイヨウボタンとかサンカヨウとなると小柄ではあってもチャーミングな咲き具合です。やれやれ、こうしてあげてみると、「わずかに似ている」という前言は早くも撤回せざるを得ません。
かろうじて、木本であるナンテンヒイラギナンテンの花が「わずかに似ている」のですが、おっと、それらと比べようにもメギの花をまだここに載せていませんでした。たしか、いつか撮ったはずですが、それを探すよりは次の春を待つのが早いようです。

2012年のきょうアマチャヅル> 2011年のきょうサクララン> 2010年のきょうアオハダ> 2009年のきょうカミヤツデ> 2008年のきょうアカネ> 2007年のきょうオキザリス・バーシカラー> 2006年のきょうシャクチリソバ> 2005年のきょうコブクザクラ> 2004年のきょうイネ

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11月26日(火) ミセバヤ

131126misebayaこの季節はどうしても樹木類の紅黄葉に目を奪われますが、おっとどっこい、足下にだって美しい世界は広がっているのです。
ミセバヤの肉厚な葉が微妙な色合いに染まり始め、地面を賑やかにしていました。多くは鉢植えで見かけるミセバヤなのに、ここではわりと広い区画に地植えにされていて、花の時期はもちろん、そのあともこうして美しい色合いを展開しています。

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11月25日(月) ニッサボク

131125nissa1そこら辺の桜の紅葉と変わらんじゃないか…と悪態をついてしまいました。予告編のときも同じ感想を持ちましたが、葉が落ち始める時期まで待っても、残念ながら劇的な変化を遂げてはくれませんでした。
131125nissa2ただ、ナンキンハゼの紅葉にも似た深い色合いはさすがです。木全体がこの色に染まってくれたら、世界三大紅葉樹の肩書きもまんざら法螺ではないはずです。
131125nissa3ところが、なかにはこの時期でもこんな色合い部分があって、知らないで見ればこれでも十分に美しいとは言え、三大「紅」葉では看板に偽りになってしまいます。
そんな文句を言っていないで、おいらの故郷に行ってみなよ!とニッサボクはむくれていることでしょう。長江流域の山のなかで、気持ち良く育ったニッサボクの紅葉に出会うことを夢見て、500円玉貯金に励むことにいたしましょう。

2012年のきょうオギ> 2011年のきょうオンシジューム> 2010年のきょうヘラノキ> 2009年のきょうサカキ> 2008年のきょうペラペラヨメナ(ゲンペイコギク)> 2007年のきょうカワヤナギ> 2006年のきょうナツハゼ> 2005年のきょうカマツカ> 2004年のきょうサネカズラ

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11月24日(日) シマカンギク

131124simakangikui若い人に、「それは阿諛(あゆ)迎合だよ」と言ったら「鮎ですか?」と言うので、「いや、媚びへつらうなと…」と言い直したら、空気が白くなりました。漢語・和語を問わず死語は増えるばかりですが、漢字系だけではなく「バックシャン」のような古典的カタカナ語もめっきり聞かなくなりました。
この菊、丸々とした総苞とそれを縁取る舌状花の具合がかわいらしくて、ついその「バックシャン」という書生言葉を思い出しました。前に回れば、花はどう見てもふつうの菊だし、茎はなよついて倒れ込んでいるし、なんともだらしないのです。
シマカンギクは正面から仔細に見ずに、立ち上がった茎の上側だけを後ろから見るに限る…目黒の秋刀魚ならぬ、シマカンギクのはた衛門流眺め方です。

2012年のきょうサルスベリ> 2011年のきょうゴレンシ(スターフルーツ)> 2010年のきょうゴシュユ> 2009年のきょうツルソバ> 2008年のきょうリンゴ> 2007年のきょうマンデビラ> 2006年のきょうツタウルシ> 2005年のきょうオトコヨウゾメ> 2004年のきょうアキノウナギツカミ

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11月23日(土) ムクロジ

131123mukuroji葉の様子からハゼノキかと思い、「近頃はハゼノキまで黄色くなっちまった」などとブツクサ言いながら近づいたら、枝振りがまるで違いました。雄大に広がったそれはまさにムクロジです。ムクロジと言えば数珠で、仏様を連想するせいか、この黄色い天井を見上げていると、荘厳なお堂にいるような気がしてきました。
思い起こせばこのブログを始める前からムクロジは大好きで、再会ニュースを皮切りに、シャボン遊び数珠作り、そして青い実完熟の実、さらにその中間状態とか、途中挫折で落ちた実まで、やけにしつこく掲載してきました。
それなのに、今の季節のこの美しい黄葉が抜けていたとは情けない限りです。いやいや、こうして並べあげてみたら、驚くことに花も載せていません。今年の初夏だったか、ムクロジの花がバラバラ散ってきて目に入りそうで、這々(ほうほう)の体でその場を退散したことがあったのに、お馬鹿はなかなか治らないものです。

<補注> 次の夏、花を写すことができました。(2014年6月19日

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11月22日(金) シャコバサボテン

131122syakoba前に載せたときは訳あって遠景だったので、撮影の自由がきいた今回は、シャコバサボテンの花にググッと迫ってみました。へェ~、赤い雌シベがかわいいし、雄シベがこんなにたくさんあるとは知りませんでした。
そして、陽に透けた花びらがじつに儚(はかな)げです。さらに、これは意外なことでしたが、蝦蛄の部分もけっこう繊細な風情なのです。
先の掲載で触れたように、この蝦蛄は葉ではなく茎なので、それが透けるほどに薄いなんて、「大丈夫?」と声をかけたくなります。素直に葉で日光を受ければいいのに、面積を広げた茎でその代わりをするなんて、妙なことを考えるお人です。

2012年のきょうエノキ> 2011年のきょうアアソウカイ> 2010年のきょうシマカンギク> 2009年のきょうホコリタケ> 2008年のきょうコダチダリア(皇帝ダリア)> 2007年のきょうギンバイカ> 2006年のきょうナギ> 2005年のきょうカリン> 2004年のきょうオオモミジ

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11月21日(木) ヒメイチゴノキ

131121himeitigo嫁入り2年目にして、ようやく完熟状態までになったヒメイチゴノキの実です。一昨年の11月、よその木を撮りながら惚れ込んでしまい、記事を載せたあと、50cmほどの若木の鉢植えを、いつにない速攻で手に入れました。
去年は実を2個だけつけたものの、完熟を待たずして行方不明になりました。今年は数が3個に増え、そのうちの1個がここまで赤くなりました。ほかの2個は、まだ黄色からオレンジ色というところで、白い花もまだ残っていて、思惑どおりの楽しい木です。
さて、このきれいな赤い実のその後の話です。撮影のため、日当たりのいい玄関前に出し、そのままにしていたのが運の尽きでした。近所のガキンコどもがチョロチョロしているとは思っていたのです。そうと知っていて目を離したのがバカでした。
ハッと気づいたとき、このかわいい実にはブッスリと小さな指あとが残っていました。赤い皮と黄色い果肉のコントラストが涙を誘います。
仕方なしに試食してみました。山法師のそれにも似た強い甘みがあります。しかし、その果肉には小さな種がまんべんなく入っていて食べにくく、「見て良し・食べてまた良し」とはいかなかったことに再び涙がポロリの結末なのでした。

<追記> 文中、「果肉には小さな種がまんべんなく入っている」としたのは間違い(誤解)でした。再度の試食による「真実の解明」はこちらです。(2013年12月11日)

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11月20日(水) 房咲き水仙・ペーパーホワイト

131120paperwhite月曜掲載のホトケノザは、その開花がノーマルなものかそれとも珍現象なのか未解明ですが、水仙が11月のうちから咲き出すのはごく正常なことです。
とは言いいながら、気持ちは「おいおい、もう水仙かい」です。水仙とひとからげにしていても、今ごろから咲くこのペーパーホワイト日本スイセンなどの房咲き系に対し、ラッパ水仙系の派手なものは春の訪れとともに咲き始めます。
つまり、自分の違和感の原因も「水仙=ラッパ系」的思い込みにあったわけです。長いこと草木を撮ってきたわりに、まだそんな情緒的なアバウトさが抜けきれなくて、このペーパーホワイトにあやかり、白紙の心で事実に向き合わなくてはいけません。

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11月19日(火) アレカヤシ

131119areca_yasiあれれ、アレカヤシとモウソウチクを混植するなんて、なにか意味でもあるのかな…と首を傾(かし)げつつ近づいたら、いえいえ、これはこのヤシの幹でした。
今まで見てきたアレカヤシは鉢物ばかりでしたから、こんなに太い幹にはご縁がありませんでした。アレカヤシの知られざる一面を見た思いです。
もっともここは大きな温室です。ふつうの家の室内でここまで育てたら、たぶん2階まで突き抜けてもまだ足りないことでしょう。本来の生息地である熱帯雨林では、こんな幹が林立しているのかと思うと、鉢物のアレカヤシが不憫になりました。

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11月18日(月) ホトケノザ

131118hotokenoza放置された田んぼの脇で、ホトホト困ってしまいました。これはどこからどう見てもあのホトケノザに他なりません。それが何本かチラホラというならまだしも、結構な広さにわたって一面に花を咲かせているのです
しかもよく見ると、ちょっと間違って咲いたという生長度合いではなく、茎の高さが15~20cmはあるのです。つまり、ここまで育つほど前(9月か10月?)に発芽し、今、開花に至ったのか、それとも春の株がそのまま残っていて二度目の開花をしたものか、どちらかに思えるのです。
1月の中旬には咲いていておかしくないとは知っていましたが、それが2カ月も前倒しになると、なかなか飲み込みにくい現実です。というよりも、通常の開花が終わったあとのホトケノザがどうしているのかを見ていなかったことを猛省です。

<補注> 花後のホトケノザを追跡することは忘れたままでしたが、翌年は別の場所で10月19日に開花しているのを見つけました。(記事や写真はなし)

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11月17日(日) 四季咲きバラ(ピンク・パンサー)

131117pink_pantherピンクパンサーと言っても、あのラブコメ喜劇やアニメではなく、これはまた見事に美しい豹でした。アニメキャラのピンクと比べて色がややキツイかと思いましたが、映画のタイトルバックとかにはかなり濃いピンクも使われていて、たしかに、この花びらのピンクの濃淡は、あの作品のテーマカラーそのものという感じです。
大統領や女王様など、偉い人の名前ばかりと思っていたバラの世界で、ちょっとニヤリとできるものを見つけ、一気にバラが自分に親しいものになりました。

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11月16日(土) ゴシキトウガラシ(ハナトウガラシ)

131116hanatougarasi公園の花壇が黄色と紫色で賑やかでした。花ではなく、実でもこれだけ美しいと、彩りの少なくなった季節にはありがたい存在です。
そう感謝しながら株元に目をやったら、小さな名札に「ハナトウガラシ」とありました。てっきりゴシキトウガラシだと思って近づいたので、知らない名前に焦ります。
ところが、このハナトウガラシはどうやら別名と判明しました。そもそもゴシキトウガラシはふつうの唐辛子と分類的には同じもの(Capsicum annuum)なので、ゴシキとかハナとかの余計な冠はかぶせないで呼んで差し支えがないようです。
ただ、せっかくの品種名ですから覚えるに越したことはないという物好きな理屈で、きょうのタイトルはカッコつきの長いものになりました。

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番外編 : 夕焼け ver.気根雲

131115yuuyake雨上がりの西空が鴇(とき)色に染まっていました。低く広がった雲が美しく彩りをまとうなか、その中心部に当たる光はまだ明るすぎて、雲が金色に輝いています。
その金色の雲が、あれれ、形が変です。イチョウの古木が気根を垂らしていることがありますが、空から気根が垂れるとは、初めて見る景色です。
子供のころに理科で教わった程度の知識では、この雲の名前を知る由もありませんが、知らない強みで、勝手に気根雲とでも呼んでおくことにします。

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11月15日(金) コモチクジャクヤシ

131115komotikujakuyasi1誰なの? 葉をこんなに千切っちゃダメでしょ!、と呟きたくなります。魚のヒレみたいという表現もされますが、どう見てもこれは紙を千切って作った模造植木…。
などと言ったら失礼で、このヤシは室内観葉植物としてなかなかの人気者です。日陰や乾燥に強いそうで、不思議な見かけだけではなくタフさも売り物です。
そうしてお店に並ぶときは単にクジャクヤシと言われているようですが、本来のクジャクヤシを調べてみたら、小葉(羽状複葉)の一枚一枚(形はよく似ている)がもっと大きく、幹は一本で太くどっしりしています。
131115komotikujakuyasi2それに比べ、こちらは細い幹がたくさん出る株立ち性なので、別名を「株立ちクジャクヤシ」と言います。ではタイトルの「子持ち」はいったいどういう意味かと思ったら、どうやらその株立ちの若い幹が脇から出てくることを言っているようです。

2012年のきょうオオバナノノコギリソウ> 2011年のきょうワイルドオーツ(ニセコバンソウ)> 2010年のきょうヘビノボラズ> 2009年のきょうコウカジュ> 2008年のきょうルリフタモジ(白)> 2007年のきょうイヌマキ> 2006年のきょうサイカチ> 2005年のきょうノコンギク> 2004年のきょうコセンダングサ

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11月14日(木) イエギク

131114iegiku近所の人からいただいた菊です。くださる人も菊と言い、手にしたこちらも菊と呼び、なんの不都合もありません。しかし、なんとグッドタイミングな到来物でしょう。
これこそ、先日の嵯峨菊では表現をスルーした「イエギク」そのものに思えます。特別な名前など(たぶん)なく、昔から単に「菊」として庭や畑に植えられてきたはずです。それをわざわざイエギクとするのは賢(さか)しらなことでも、一応は植物ブログですから、そんな愚行も許していただけることでしょう。
もちろん、イエギクは家菊で、野菊に対する概念でしょう。ところがその野菊の方には「ノギク」という種類はなく、伊藤左千夫が書いた野菊とはノコンギクだろうとか、いやヨメナであろうとか、面倒な議論を呼んでいる始末です。
野口雨情太宰治も植物にはアバウトだった形跡ありで、文芸愛好の皆さんには「そんな些細なことはどうでもよい」と叱られそうですが、後生の草木好きのために、もうちょっとだけ気を遣ってほしかったと思うことしきりです。

2012年のきょうシロモジ> 2011年のきょうトネリコ> 2010年のきょうカラスノゴマ> 2009年のきょうミツデカエデ> 2008年のきょうヒシ> 2007年のきょうハツカダイコン> 2006年のきょうヒメノウゼンカズラ> 2005年のきょうモッコク> 2004年のきょうウインターコスモス

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11月13日(水) イヌビワ

131113inubiwa三日続けて黄色に惚れ込んでいます。きょうのこの色は、コハウチワカエデのゆかしさとゴクラクチョウカのド派手さとの中間でしょうか。淡からずキツからず、林のなかで気高く輝いていて、「あ、きれい」と歩みを止めるに十分な美しさでした。
これまでは実(=花)に振り回されていた感のあるイヌビワ(初回掲載二度目三度目)ですが、そろそろそれは卒業です。あんな実がなくても、やや非対称で基部がふくらみ気味で先がスマートなこの葉にはずいぶん親しみました。
などと、ちょっとおナマな口をききながら、これまでに載せた緑の葉と葉を落としきった状態をつなぐ美しい色合いをここに記録しておきます。

2012年のきょうサルビア・インディゴスパイア(ラベンダーセージ)> 2011年のきょうアシボソ> 2010年のきょうサルビア・エレガンス(パイナップルセージ)> 2009年のきょうヤブサンザシ> 2008年のきょうムシカリ> 2007年のきょうコミカンソウ> 2006年のきょうプレクトランサス・モナ・ラベンダー> 2005年のきょうセンニンソウ> 2004年のきょう早咲きツバキ(西王母)

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11月12日(火) ゴクラクチョウカ

131112strelitziaきのうのコハウチワカエデのように「ゆかしい」黄色もあれば、こんなド派手な黄色もあって、「四十八茶百鼠」なんて言うけれど、黄色だって二十黄くらいは…。そしたら赤だって三十赤くらいあるか…と止まらなくなりました。
じつは、このド派手な黄色が花びらではなく萼だと知ったのは、この花を三度目に載せたときでした。それまでは「名前が面倒くさい」とか「地植えに出会えた」とか、初心者根性丸出しの取り上げ方で、いま見ると赤面です。
などと偉そうに語っているわりには、この写真を撮るときもつい「黄色」にピントをあてていて、これが萼であることを忘れていた形跡が濃厚です。鶏でもあるまいに、三歩進めば覚えたことが消えてしまうこの脳みそは、極楽鳥花ならぬ極楽とんぼ?

2012年のきょうバクチノキ> 2011年のきょうセイヨウニンジンボク> 2010年のきょうアコニット(セイヨウトリカブト)> 2009年のきょうヤブムラサキ> 2008年のきょうカキ(品種不明) > 2007年のきょうイチゴノキ> 2006年のきょうケンポナシ> 2005年のきょうハマギク> 2004年のきょうセイヨウアサガオ

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11月11日(月) コハウチワカエデ

131111kohautiwa♪親亀の背中に子亀を載せて~みたいな写真でコハウチワカエデを取り上げたとき、その葉はいかにも緑から赤へと変色を遂げている最中の色合いでした。
だから、コハウチワカエデの葉は真っ赤になるとばかり思っていたら、見事に足下をすくわれました。たぶん、ここから赤く染まり直すことはないと思います。
この「赤くなるか黄色くなるかはワタシの勝手でしょ」という特性は、「コ」がつかないハウチワカエデも同じです。陽当たりも湿気も、素人目には変わりがないように見える場所なのに、片や燃えるように、こなた透けるように色目を変えていくその原因がわかるようになるまでは、いったいあと何回の錦秋を迎えなければならないことでしょう。

2012年のきょうセンブリ> 2011年のきょうトマチロ> 2010年のきょうカイノキ> 2009年のきょうオシロイバナ> 2008年のきょうシュウメイギク(八重)> 2007年のきょう早咲きツバキ(西王母)> 2006年のきょうラッキョウ> 2005年のきょうミツマタ> 2004年のきょうウメモドキ

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11月10日(日) ツワブキ

131110tuwabuki自分で撮ったこの写真をあとから見て、「ヒドいボケ!」と苦笑いしたあと、「あ、そうだった」と気づきました。ツワブキの花をまともに撮るのはもういいやと思い、運良く葉の上に落ちていた影にピントをあててみたのです。
ただ、「ツワブキは葉を楽しむもの」という教えに反して、影を宿した葉はかなりくたびれています。ほかにもう少し観賞に値する葉はあったのに、にわかに思いついた遊びを許してくれた葉は、老醜を恥じらうかのような古い葉でした。
食用としてツワブキの茎を摘むのも、その時期は春がいいようで、いかに常緑多年草とは言っても旬はあるようです。その茎はアク抜きがやや面倒だそうで、次は「美しい葉の撮影とクッキングレポート」などを企画しておこうと思います。

2012年のきょうユリノキ> 2011年のきょうツリバナ> 2010年のきょうウラジロノキ> 2009年のきょうトキリマメ> 2008年のきょうミドリハッカ(スペアミント)> 2007年のきょうトウゴマ> 2006年のきょうアザミゲシ> 2005年のきょうヒメツルソバ> 2004年のきょうユズリハ

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11月9日(土) カンレンボク

131109kanrenboku直径5~6cmのこの実が足下に落ちていて、振り仰ぐとそこには大きなこの木がそびえていました。この木のことを「喜樹」とも呼ぶことを最近知ったばかりだったので、まさに喜びの思いがけない再会です。
この木を初めて知ったとき、それはあまり大きくなくて、実もさびしい具合でした。しかし翌夏、花を撮り、その冬には盛大な稔り具合を写し、さらに次の冬には寒風に残った実と葉まで撮影しています。自分でも案外に執心していたなあと苦笑いですが、掲載5回目のテーマは上記の別名です。
調べて見たら、英名にHappy treeとあり、直訳なのかどうか、世界的に幸せの木ではあるようです。で、なにが幸せなのかというと、この木の葉や根が癌治療の民間薬(原産地の中国での話)だったことに由来していそうです。
英語の別名にもCancer treeとあって、今までは単に珍しい木として眺めていたものが、これからはそのうちお世話になるかもしれない大切な木になりました。

2012年のきょうソバ> 2011年のきょうイワレンゲ> 2010年のきょうキクニガナ(チコリ)> 2009年のきょうアワコガネギク> 2008年のきょうジャコウソウモドキ> 2007年のきょうシラキ> 2006年のきょうスズメウリ> 2005年のきょうハナミズキ(アメリカヤマボウシ)> 2004年のきょうダチュラ

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11月8日(金) エドギク

131108edogiku京都とくればお江戸を出さなくては済まないのが世の習いで、おとといの嵯峨菊に続いて江戸菊を並べておきます。
一名を狂菊(くるいぎく)というそうで、開花後も花びらがねじれたように変化するのが特徴です。乙に澄ましたものが嫌いで、「てやんでえ」と斜に構える江戸っ子たちの気っ風を菊の姿にすれば、こんな感じになるのかもしれません。

2012年のきょうカキノキ> 2011年のきょうジュウガツザクラ> 2010年のきょうツルナ> 2009年のきょうヤマツツジ> 2008年のきょうイロハモミジ> 2007年のきょうオナモミ> 2006年のきょうサルノコシカケ> 2005年のきょうイロハモミジ> 2004年のきょうヨウシュヤマゴボウ

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11月7日(木) シラカシ

131107sirakasiドングリがいい色になってきて、足下にバラバラと転がり始めました。世のなかでは紅葉がもてはやされる季節ですが、シラカシは葉の色は素知らぬ風のまま、こうしてかわいい色と形のドングリで秋を演出してくれています。
秋口にはまだ緑色で、殻斗に埋もれるようでした。「いったいいつまで暑いんだ」とか「急に涼しくなったね」とか、人間が勝手なことを言っているうちにも、ドングリは確実に成熟していたのです。渋すぎてどうしようもないシラカシのドングリですが、かわいい姿を見せてくれるだけで十分にありがたい存在です。

2012年のきょうリンドウ> 2011年のきょうオオバシコンノボタン(アツバノボタン)> 2010年のきょうサルビア・インボルクラータ> 2009年のきょうヒラミレモン> 2008年のきょうハヤトウリ> 2007年のきょうノアサガオ> 2006年のきょうハマナス> 2005年のきょうノジギク> 2004年のきょうハヤトウリ

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11月6日(水) サガギク

131106sagagiku果たしてこの写真のタイトルをどうすればいいのか、迷っています。単純に「菊」というものはどうやらなく、ふだん菊と呼んでいるものはイエギクが正式名のようです。
前に食用菊を何度か取り上げていますが、あれもイエギクの範疇に入るようです。ただ、あれらについては単純にショクヨウギクとしたので、今回もタイトルにはイエギクという表記は使わないでおこうと思います。
そのイエギクをいろいろいじくり回してくれる人々がいらっしゃって、こんなボサボサ頭にしてしまいました。サガギクというから、あの葉隠れの佐賀出身かと思ったら、京都の嵯峨がお里だそうです。古典菊と言われる園芸菊の一つで、見かけが派手ですから、菊の品評会でもよく目立ちます。

2012年のきょうハウチワカエデ> 2011年のきょうヒメイチゴノキ> 2010年のきょうシロバナキツネノマゴ> 2009年のきょうオオミサンザシ> 2008年のきょうイシミカワ> 2007年のきょうオオオナモミ> 2006年のきょうアキノノゲシ> 2005年のきょうムベ> 2004年のきょうヤツデ

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11月5日(火) トウネズミモチ

131105tounezumimoti1なにもあなた、そんなにムキになって実をつけることはないでしょうよ…とついお節介口をたたいてしまいました。自分の実が重すぎたところに雪が積もって、幹が割れてしまった仲間を冬に見たばかりですから。
ただ、同属のネズミモチを差し置いて、トウネズミモチが野山に増えているのは、やはりこの豊かな稔りにあずかるところが大きいのだろうと思います。このブログで最初に取り上げたときから、実のつきの良さには目をひかれていました。
131105tounezumimoti2そしてお決まりの葉裏写真です。葉脈を写したつもりでいましたが、小さな丸い穴がたくさんあるのが意外でした。実は鳥さんたちに、葉は虫さんたちに、なかなかモテモテのトウネズミモチなのでした。

2012年のきょうチチコグサ> 2011年のきょうタチシオデ> 2010年のきょうマコモ> 2009年のきょうヤブミョウガ> 2008年のきょうセイタカアワダチソウ> 2007年のきょうヒメバレンギク> 2006年のきょうセンボンヤリ> 2005年のきょうヒヨドリジョウゴ> 2004年のきょうナンテン

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11月4日(月) フユノハナワラビ

131104huyunohanawarabi自分的には一大ニュースの写真です。林の縁でやっとひと株見つけて、「へぇー、これが」と喜んだ初めての出会いと比べると、フユノハナワラビが足の踏み場もないほど、こうして生息しているなんて、まるで夢のようでした。
あの最初の出会いのあと、ハナワラビ属の面々とは少しずつお近づきになり、よく見かけるようにはなりました。しかし、その数と言えば、林の縁に点々と、とか、野道の脇に幾本か連なって、とかがせいぜいでした。
それらの生育環境を比較して考えると、この写真のように低く刈り込まれた草地というのが重要なポイントに思います。人の手が入った、いわゆる里山状態が、ハナワラビ属にとっては好ましい条件なのでしょう。宅地開発はまずいけれど、放置されたただの野山でもダメという微妙な環境が必要なこれらの種類は、いまとなっては一番贅沢な鑑賞対象だと言えます。

<補注> 去年は野草状態のセンブリを見つけ、同じような思いにかられました。

2012年のきょうカツラ> 2011年のきょうジョウリョクヤマボウシ> 2010年のきょうマルバノキ> 2009年のきょうアブチロン(黄花)> 2008年のきょうザクロ> 2007年のきょうキャラボク> 2006年のきょうアイ> 2005年のきょうサネカズラ> 2004年のきょうヒメツルソバ

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11月3日(日) サルビア・グアラニチカ(メドーセージ)

131103salvia_guaraniticaサルビア=秋という勝手な思い込みがあって、秋らしい一枚が撮れたと得意顔で帰宅しました。さて、過去掲載のグアラニチカを調べたら、なんと日付が6月9日でした。夏をはさんで、うまくすれば半年も咲いている、超お得なサルビアです。
しかも、てっきり草本だと思っていたら、冬には地上部が枯れることがあるものの、分類的には常緑小低木とするケースが多いのでした。草・木・草・木と続けているこのブログなので、じつはきのう載せるつもりだったのに、予定が狂いました。
そしてグアラニチカという種小名です。最初は意味も知らず、とても覚えられないと思ったのに、いつも意外とすんなりこの名前が口から出てきます。逆に、意味は思い出せるのに名前が出ないものもあって、記憶のしかけとは不思議なものです。

さてそのグアラニチカ(Salvia guaranitica)ですが、パラグアイ(このサルビアの原産地の一つ)の先住民族名が出所だそうです。過去掲載ではよく調べもせずグアラニ「ティ」カとしていましたが、学名はローマ字読みという原則に従って、グアラニ「チ」カと記憶を塗り替えることにしました。

2012年のきょうリュウノウギク> 2011年のきょうネリネ> 2010年のきょうウキクサ> 2009年のきょうフジバカマ> 2008年のきょうエビヅル> 2007年のきょうハイアワユキセンダングサ> 2006年のきょうタコノアシ> 2005年のきょうサワフタギ> 2004年のきょうクチナシ

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11月2日(土) リンドウ

131102rindouめっきり日が短くなって、アブも採蜜に必死ですが、それを写している方もなんだか気ぜわしくなります。そんなわけで、深く考えもせずとにかく撮った写真をあとから選び出していて、気になることを見つけました。
リンドウの花のなか、シベの部分の形が違います。左の単純な形が雌シベ、右下の花のゴチャッとしたものが雄シベです。ほかの草木でもときどき見かけるしくみで、両性花ではあるのに、雌シベと雄シベが熟す時期がズレるのです。
リンドウもそうですが、ふつうは雄シベが先に熟し、その花の雄シベが枯れたあとに雌シベが現れます。つまり、花としては雄性期の方が新鮮なわけですが、新鮮というのは幼くもあり頼りなげでもあるわけで、左の雌性期の花の方が堂々と美しく見えるのは、これはたぶん男のひがみというものでしょう。

2012年のきょうクヌギ> 2011年のきょうオオデマリ> 2010年のきょうカエンキセワタ(レオノティス)> 2009年のきょうジョウリョクヤマボウシ> 2008年のきょうジャケツイバラ> 2007年のきょうルリフタモジ> 2006年のきょうオリヅルラン> 2005年のきょうクフェア・タイニーマイス> 2004年のきょうユリノキ

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11月1日(金) マテバシイ

131101matebasii1ヤバイものを見つけてしまいました。先日のシリブカガシで、「ブナ科(樫類や椎類が属す)のなかではこのシリブカガシだけが秋に開花する」と書いたばかりなのに、なんとマテバシイが今ごろ花を咲かせていました。
図鑑的には6月がマテバシイの花どきだし、自分でもかつてその時期の開花はとらえています。深刻化する地球温暖化がマテバシイを狂わせた…かと思いつつ調べてみたら、ネットには秋の開花がいくつか報告されていました。
つまり、図鑑はあくまで図鑑で、現実の草木はいろんなことをしてくれるわけです。シリブカガシを載せてすぐにこの「現実」を直視できたのは幸運だったと思います。
考えてみると、マテバとシリブカは同じブナ科マテバシイ属なので、秋に咲く性質があるのでしょう。それが顕在化したシリブカに対し、潜在してしまったのがマテバなのかと、いつもながらはた衛門珍説をこね回しつつ、来年の初夏にはシリブカが二度咲きしていたらおもしろいかなと妄想にひたるのでした。
131101matebasii2<補足記事>上記のマテバシイは小学校の校庭に植えられていたもので、5~6本並んでいたうち、少なくとも半分は花をつけていました。
ただ、葉や木肌だけで見分けするのは心許ないので、いかにもマテバらしいドングリを写そうとしたのに、どの木にも1個もそれが見当たらないのです。この夏にできたらしい幼果をつけた枝はたくさん見えるのに、あの大きなドングリがありません。
しかたないので地面を探したのが上の渋い写真です。この渋さ加減からして、この2個のドングリは去年のものでしょう。この木がマテバであることは証明できたものの、マテバには生り年と裏年があるのかも、という新しい問題を抱えてしまいました。

2012年のきょうヤマラッキョウ> 2011年のきょうキッコウハグマ> 2010年のきょうセキヤノアキチョウジ> 2009年のきょうナンキンハゼ> 2008年のきょうアカカタバミ> 2007年のきょうアブラツツジ> 2006年のきょうナギナタコウジュ> 2005年のきょうススキ> 2004年のきょうガガイモ

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