10月3日(木) タカノハススキ
迂闊というか、浅はかというか…と、きのうと同じ出だしです。ところが、きのうの「花は咲けども実はつかず」と思った間違いに比べると、きょうのこのタカノハススキは、「花が咲かないのでは」と疑っていたのですから、さらに程度が下がります。
たまたまいままでタカノハススキが穂を出した姿を見たことがなく(単に時期的な問題だったはず)、「園芸種だから穂は出ない?」と変な決めつけをしていたのです。あにはからんや、時期になればこうして立派に花穂を風になびかせていました。
たまたまいままでタカノハススキが穂を出した姿を見たことがなく(単に時期的な問題だったはず)、「園芸種だから穂は出ない?」と変な決めつけをしていたのです。あにはからんや、時期になればこうして立派に花穂を風になびかせていました。
しかし、世のなかにはもっとひどい話もあるのです。古い歌謡曲に「船頭小唄」というのがあって、哀愁切々、「♪花の咲かない枯れ芒(すすき)」と締めるのです。この詩の作者にはこの変な穂が「花」には見えなかったのでしょう。
じつはこの歌については二度目の難癖です。以前、ススキの株の姿を取り上げたときは、この歌の出だし「♪おれは河原の枯れすすき」に噛みつきました。
歌い出しと締めの両方がとても怪しいこの詩、さてその作者はと言えば、それがあの有名な野口雨情なのです。もしかしたらこの大先生、お酒を呑むのに忙しく、草木の細かいことは勉強しなかったのかと愚考しています。
じつはこの歌については二度目の難癖です。以前、ススキの株の姿を取り上げたときは、この歌の出だし「♪おれは河原の枯れすすき」に噛みつきました。
歌い出しと締めの両方がとても怪しいこの詩、さてその作者はと言えば、それがあの有名な野口雨情なのです。もしかしたらこの大先生、お酒を呑むのに忙しく、草木の細かいことは勉強しなかったのかと愚考しています。
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