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9月27日(金) ヒガンバナ

130927higanbana
今年もまた、この花にレンズを向けてしまいました。見飽きるという言葉が縁遠い、花の世界の美人度ナンバーワンです。
ただ、人間界でも美人薄命などと言われるように、この繊細華麗な花の遺伝子は傷みやすいようです。前に「ピンクマンジュシャゲ」などと勝手にネーミングしたものは、農薬の影響だったことをあとで知りました。
そして今回のこれ、花糸が紅白ダンダラになっています。光線の具合かとも思ったものの、後ろで暗がりになっている花にも同じ症状(注2)が出ています。
いままで自分が気づかなかっただけで、ヒガンバナにはよく見られる変異ならいいとして、地球環境の悪化を告発している警戒警報に見えて仕方ありません。

<補注1> 同じ場所でも日陰と日向では秋の到来に差があることを知りました。(2019年9月18日
<補注2> この花糸がダンダラに見える現象は、多くの場合、光線の反射であることを確認(直射日光を遮るとダンダラは消える)しました。上の写真もそんな1シーンだったと思い直しておきます。(2020年秋)

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