9月17日（火） ベニシダ

春の新芽は、形はゼンマイを思わせても、色が名前どおりの「紅」で、野山でもちょっと独特の風貌です。ところがその時期を過ぎるとあまりこれと言った特徴がなく、シダ類は（も？）さっぱり弱いワタシには、見て見ぬふりの対象になりがちです。
それでも、路傍に見つけたシダをもしやと思って裏返してみて、胞子嚢がいまごろもこんなに赤くて、「やっぱりベニシダかな」とニンマリです。ただ、この程度に赤い胞子嚢を持つシダがほかにないかと言われると途端にうつむいてしまい、葉や茎の様子も合わせて、きっとこれはベニシダ（の類）でしょう…とトーンダウンです。

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