7月24日(水) ナンキンハゼ
久しぶりにナンキンハゼの花を載せます。前はこの花の仕掛けがよくわからないままに、「変な雌花だなぁ~」という興味だけでシャッターを押していました。
ところがこのナンキンハゼ、「雌雄異熟」という少しややこしい花の咲き方をする木なのです。上の写真だと、穂の下の雌花が先に開き、穂の大半を占める雄花はまだ蕾の状態です。先に咲いた雌花は、雌シベの先がすでに枯れかけ、もう子房もかなり膨らんでいます。つまり、これは雌性先熟タイプの木です。
別の木だと雄花が花盛りなのに、付け根に雌花が見えません。この雄花だけの穂が落ちたあと、それより小さな穂が出て、そこに雌花がつきます。
自分の子孫を残すために草木はいろんな保険をかけるなかで、ナンキンハゼの慎重さは別格です。これだけ複雑にタイミングをずらして雄花・雌花を咲かせてくれるおかげであの美しい実を眺められるのだから、ややこしいと嘆いては罰があたります。
ところがこのナンキンハゼ、「雌雄異熟」という少しややこしい花の咲き方をする木なのです。上の写真だと、穂の下の雌花が先に開き、穂の大半を占める雄花はまだ蕾の状態です。先に咲いた雌花は、雌シベの先がすでに枯れかけ、もう子房もかなり膨らんでいます。つまり、これは雌性先熟タイプの木です。
別の木だと雄花が花盛りなのに、付け根に雌花が見えません。この雄花だけの穂が落ちたあと、それより小さな穂が出て、そこに雌花がつきます。
自分の子孫を残すために草木はいろんな保険をかけるなかで、ナンキンハゼの慎重さは別格です。これだけ複雑にタイミングをずらして雄花・雌花を咲かせてくれるおかげであの美しい実を眺められるのだから、ややこしいと嘆いては罰があたります。
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