7月11日(木) カラムシ(雄花)
前(2010年)は9月に載せたのに、カラムシがもう花をつけていました。もちろん、秋口ほどには草丈もなく、茎もまだ茶色にならず、若々しい感じです。この茎から繊維をとるにはいつごろがベストかはわからなくても、暑い日々の作業だったようです。
先年と同じく、雌花はまだ姿がありませんでした。いずれ、雌雄ともに花とは言ってもシベが飛び出すだけのシンプルな姿です。葉につく毛虫を別にすれば訪れる虫はなく、この雄花の形からすると風媒花なのでしょう。
1個の雄花はたぶん一日で使命を終えていそうでも、後続が次々と開花を待って並んでいます。しぶとい地下茎で繁茂するので受精生殖が不可欠とは思えないのに、それでも花粉を出し続ける健気さに、ほのかな感動を覚えます。
先年と同じく、雌花はまだ姿がありませんでした。いずれ、雌雄ともに花とは言ってもシベが飛び出すだけのシンプルな姿です。葉につく毛虫を別にすれば
1個の雄花はたぶん一日で使命を終えていそうでも、後続が次々と開花を待って並んでいます。しぶとい地下茎で繁茂するので受精生殖が不可欠とは思えないのに、それでも花粉を出し続ける健気さに、ほのかな感動を覚えます。
<補注> 記事のなかで「花を訪れる虫はない」としたのは間違いでした。風媒花ではないとするまでには至らなくても、きれいな昆虫が雌花のなかを歩いている姿を見つけました。(2014年9月20日)
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