6月24日(月) ニッサボク
あってはいけないところで、あってはいけないものを見つけてしまいました。花の時期には雄花だけしか見えず、「まるで雄株」と思っていた方のニッサボクに、あろうことか(?)実がついていました。
もちろん、先日掲載した「まるで雌株」とは違って鈴なりとはいかず、大きな木のひと枝だけがパラパラと寂しげに実をつけていました。ただ、たとえ1個でも結実は結実で、「まるで雄株」にも雌花(か完全花)があったことが証明されました。
となると、「雌雄異株または同株」という図鑑の説明のうち、「異株」のケースが実査できていないことになります。ただ、これは「まるで雌株」の実で嘆いたように素人には解明不能の命題なので、「異株・同株」問題はこれで打ち切りにします。
それよりドキッとしたのは、今回見つけた実の頭についていた笠です。「まるで雌株」の実はネズミモチのそれのように頭がツルンとしているとばかり思っていたので、木によって実の形(構造)が違うなんてことがあるのかと焦りました。
帰宅して、先日の鈴なり写真から実の頭部に迫っていたもの(↑)を見直しました。ありました。「まるで雄株」の実のようには目立たなくても、たしかに蓋状の物体が実の頭部にしっかり残っています。
まだまだ観察不足です。鈴なりの実に興奮して、一つの実のつくりよりもワサワサ状態を撮ることに夢中になっていました。冷静に・科学的に…、永遠の課題です。
もちろん、先日掲載した「まるで雌株」とは違って鈴なりとはいかず、大きな木のひと枝だけがパラパラと寂しげに実をつけていました。ただ、たとえ1個でも結実は結実で、「まるで雄株」にも雌花(か完全花)があったことが証明されました。
となると、「雌雄異株または同株」という図鑑の説明のうち、「異株」のケースが実査できていないことになります。ただ、これは「まるで雌株」の実で嘆いたように素人には解明不能の命題なので、「異株・同株」問題はこれで打ち切りにします。
それよりドキッとしたのは、今回見つけた実の頭についていた笠です。「まるで雌株」の実はネズミモチのそれのように頭がツルンとしているとばかり思っていたので、木によって実の形(構造)が違うなんてことがあるのかと焦りました。
帰宅して、先日の鈴なり写真から実の頭部に迫っていたもの(↑)を見直しました。ありました。「まるで雄株」の実のようには目立たなくても、たしかに蓋状の物体が実の頭部にしっかり残っています。
まだまだ観察不足です。鈴なりの実に興奮して、一つの実のつくりよりもワサワサ状態を撮ることに夢中になっていました。冷静に・科学的に…、永遠の課題です。
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