5月6日(月) ハッカクレン(ミヤオソウ)
観光バスが来るほどのお寺が近くにあって、そこへ友達と遊びに行ってきた助手1号が「これなに?」とケータイの画面を示します。ウォ、なんちゅう大物!
それが水曜のことで、きのうの日曜、ようやく体が空いたワタシはあわててそのお寺に駆けつけたのです。ひゅー、セーフでした。と言うか、これならまだまだ2週間くらいはこの奇っ怪な花を眺めることができそうです。
2年前に蕾状態を撮影したのは都下のお寺、今回もお寺(埼玉県央)なので、ハッカクレン(注2)と仏教はなにか関係があるのかとも思いました。ただ、浅い調べではそんな手がかりが見つかりません。前に、また別のお寺でエアーポテトを見つけたこともあり、単にお坊さんは物好きということでしょうか。 \(-.-メ)
前はフラッシュのせいかと思った葉表の艶は、木漏れ陽でも変わりありません。3月でも十分に大きかった葉は、差し渡しが50㎝にまでなっていました。さらに「八角ではなく六角や九角」だとあげつらった葉の裂数が、この葉はなんと十角です。
その大きな葉の下でうつむいて咲く花は、花びらが完全に開かないタイプのようです。それでも、割れた花びらの間から雌雄のシベが見えるし、花粉媒介者もちゃんと訪れていました。それがハエだったので、なにか異臭があるかと疑ったものの、特におかしな臭いは感知できませんでした。ハエさん、疑ってごめんなさい。(追加情報:翌年5月12日、昼前に再訪問したところ、微妙に魚が腐ったような臭みを感じました)
せっかくの大物なので、ダメ押しの1枚です。上空の楓に光を遮られ、さらに自分の大きな葉に隠されるので、この花をきれいに撮るには運が必要でした。その運に恵まれないときは努力でカバーです。
連休でごった返す境内を何周もしながら、光が巡って来ないかときどきハッカクレンを覗くしつこいオジサンが、きのうは約1名おりました。
それが水曜のことで、きのうの日曜、ようやく体が空いたワタシはあわててそのお寺に駆けつけたのです。ひゅー、セーフでした。と言うか、これならまだまだ2週間くらいはこの奇っ怪な花を眺めることができそうです。
2年前に蕾状態を撮影したのは都下のお寺、今回もお寺(埼玉県央)なので、ハッカクレン(注2)と仏教はなにか関係があるのかとも思いました。ただ、浅い調べではそんな手がかりが見つかりません。前に、また別のお寺でエアーポテトを見つけたこともあり、単にお坊さんは物好きということでしょうか。 \(-.-メ)
前はフラッシュのせいかと思った葉表の艶は、木漏れ陽でも変わりありません。3月でも十分に大きかった葉は、差し渡しが50㎝にまでなっていました。さらに「八角ではなく六角や九角」だとあげつらった葉の裂数が、この葉はなんと十角です。
その大きな葉の下でうつむいて咲く花は、花びらが完全に開かないタイプのようです。それでも、割れた花びらの間から雌雄のシベが見えるし、花粉媒介者もちゃんと訪れていました。それがハエだったので、なにか異臭があるかと疑ったものの、特におかしな臭いは感知できませんでした。ハエさん、疑ってごめんなさい。(追加情報:翌年5月12日、昼前に再訪問したところ、微妙に魚が腐ったような臭みを感じました)
せっかくの大物なので、ダメ押しの1枚です。上空の楓に光を遮られ、さらに自分の大きな葉に隠されるので、この花をきれいに撮るには運が必要でした。その運に恵まれないときは努力でカバーです。
連休でごった返す境内を何周もしながら、光が巡って来ないかときどきハッカクレンを覗くしつこいオジサンが、きのうは約1名おりました。
<補注1> 早春の芽吹きの様子を収録しました。(2017年3月20日)
<補注2> 八角蓮ないし六角蓮は中国名で、標準和名はミヤオソウでした。
ただ、ミヤオの意味がいまのところ不明なので、当面はハッカクレンと呼んでおくことにします。(2021年秋)
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