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5月4日(土) ゼンマイ

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まるで鳥の雛のよう…と思ったのが3月末のゼンマイの姿でした。それから丸ひと月が過ぎて、これなら誰がどう見ても植物です。あの毛で覆われた塊のなかには、こんなに美しい仕掛けが詰め込まれていたのです。まるで手品のように。
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そして、胞子葉の方はこんな具合です。光合成をして自分の成長の糧を得るための栄養葉(1枚目写真)と違い、全身これ生殖細胞、すでに臨戦態勢です。俗に雄(おす)ゼンマイと呼んだりするのもむべなるかな、と頷きます。
一つの株から何本かの茎がのび、それが栄養葉だったり胞子葉だったりするのに、山菜採りのターゲットはもっぱら前者です。胞子葉は食べておいしくないことに加えて、これを採ってしまうとゼンマイの繁殖が途絶えてしまうからです。
不景気が長く続いて、実益あるレジャーとして山菜採りが注目されてはいても、この辺の基礎知識はちゃんと勉強してから山に入りたいものです。

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