5月31日（金） タチジャコウソウ（コモンタイム）

タイトルをタチジャコウソウだけしておけば、なにか珍品に思えてしまう名です。補足したコモンタイムもふつうはなじみが薄いようで、料理が好きな人にはタイムとだけ言えば、「あのハーブの花がこれ！？」と納得してもらえることでしょう。
脛（すね）丈ほどでワサワサ繁るので草と間違えそうでも、画面左下を見れば立派な「木」であることがわかります。そこに密につく葉を囓ると、あのタイムの味が口中に広がり、あのタイムの香りが鼻に抜けます（手抜き表現・笑）。
そういえば、同じタイムの種類でジャコウソウの名がつくものには、日本自生のイブキジャコウソウ（ハーブ利用不可）があります。また、単にジャコウソウという名前の草があるものの、こちらはタイムとは無関係で名前だけのつながりです。

＜補注＞ コモンタイムを片親とするハーブにレモンタイムがあります。（2023年6月20日）

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