5月22日(水) ムラサキウンラン(ヒメキンギョソウ、リナリア)

草木のことを調べていて、「あ、まずい!」と思うことはしばしばで、花壇を賑わすこのかわいい花にも冷や汗をかかされました。
前に、ミニ金魚草とかリナリアという呼び名には難癖をつけ、勝手に「ヒメキンギョソウ」という名前を採用したというのに、それらはどれも別名であって、本名(標準和名)はとても重厚に「ムラサキウンラン」なのでした。
たしかに、マツバウンランとかツタバウンランとか、オオバコ科(注1)にはウンランを名乗る仲間がいます。しかし、彼らは野の花、こちらは花壇の花で、なんだか同列扱いには無理があるような感じです。
そもそもウンランってなに?と気になるわけで、漢字だと海蘭でした。あちこちに名前を貸し出しているこの海蘭そのものをまだ見ていない(注2)のが残念です。砂浜で夏に花が咲くそうで、津波対策で砂浜が失われないうちに会いたいものです。
前に、ミニ金魚草とかリナリアという呼び名には難癖をつけ、勝手に「ヒメキンギョソウ」という名前を採用したというのに、それらはどれも別名であって、本名(標準和名)はとても重厚に「ムラサキウンラン」なのでした。
たしかに、マツバウンランとかツタバウンランとか、オオバコ科(注1)にはウンランを名乗る仲間がいます。しかし、彼らは野の花、こちらは花壇の花で、なんだか同列扱いには無理があるような感じです。
そもそもウンランってなに?と気になるわけで、漢字だと海蘭でした。あちこちに名前を貸し出しているこの海蘭そのものを
<補注1> 旧分類ではゴマノハグサ科です。
<補注2> 知床の浜辺で、念願のウンランを見ました。(2015年9月5日)
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