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5月20日(月) コチョウラン

130520kotyouran
去年のいまごろ、3本の花蔓が豪華に垂れ下がった胡蝶蘭をいただきました。金目のものなどなにもない我が家の居間で、この鉢はとても浮いた存在でした。
花が終わったあとも、ほかに置くところもないのでそのままそこで冬を越しました。そしたらなんと、水もやらなければ肥料もやらず、ただただそこに置いていただけなのに、3月の末ごろ、「あっ、これ花芽だよ!」といううれしい発見でした。
それからその蔓はグングンのび、上から順に開花しながら、ようやくきのう、蔓の先端に残った最後の蕾が開きました。2本の蔓に、じつに21個の花です。

いままでここに登場した胡蝶蘭は、大きな温室でプロが育てているものでした。それが今年は、なにも世話しなかったとは言いながらも手元で咲かせた一鉢です。かわいくないワケがありません。気分はサイコーです。
そして驚くべきは3本目の花蔓ものび出してきたことです。いま咲いている2本は、最初、窓辺で外に向いていました。それが、蕾が開き出したので部屋の内側に向きを変えたのです。必然的に、今年は花をつけなかった3つめの株が外に向き、太陽光にあたるようになりました。
ずいぶん遅れて3本目も花芽をつけたのは、もしかしてこの太陽光線の加減ではないかと考えています。胡蝶蘭は直射日光は嫌いというのが常識でも、北向き窓の型押しガラスを通過したソフトな光はちょうどお好みなのでしょうか。
と考えたら、この撮影のために陽光燦々の玄関前に持ち出したことが気になり始めました。せっかく居心地が良かったのに!とツムジを曲げられたら大変です。3本目が咲いたとしても、もう動かしたりしませんから、胡蝶蘭さん、許してね(^_^)

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