4月27日(土) カイノキ(ランシンボク)
カイノキ(注2)の若葉がきれいだぁ、と近づいてみたら、若葉の下側がなんだかワヤワヤしています。ありゃま、幸運にも花の時期にあたったようです。
この木は、おととしの秋に実を囓って大慌てした因縁があり、紛う方のない雌株です。花の房(?)にググッと寄ってみると、なんとも愛想のない雌花でした。
都合のいいことに、この木の隣には雄株があります。雌花の無愛想さに比べてもさらに地味に、雄花はこうして若葉の付け根に固まって咲いていました。こちらも花びらなどの装飾品は皆無で、花粉だけ飛ばしますよぉという体制です。
さて、これは雄株の遠景です。脇の雌株はまだ小さいのに対し、こちらはまさに「雄大」な木で、樹冠の端から端まで20mほどあります。
大き過ぎて、自分で自分に日陰を作るため、紅葉どきに下側の葉があまり赤くならないところが難点です。秋ならそんな笑えないオチがあるものの、春の若葉はさやさやと風にそよぎ、美しさ満点です。
この木は、おととしの秋に実を囓って大慌てした因縁があり、紛う方のない雌株です。花の房(?)にググッと寄ってみると、なんとも愛想のない雌花でした。
都合のいいことに、この木の隣には雄株があります。雌花の無愛想さに比べてもさらに地味に、雄花はこうして若葉の付け根に固まって咲いていました。こちらも花びらなどの装飾品は皆無で、花粉だけ飛ばしますよぉという体制です。
さて、これは雄株の遠景です。脇の雌株はまだ小さいのに対し、こちらはまさに「雄大」な木で、樹冠の端から端まで20mほどあります。
大き過ぎて、自分で自分に日陰を作るため、紅葉どきに下側の葉があまり赤くならないところが難点です。秋ならそんな笑えないオチがあるものの、春の若葉はさやさやと風にそよぎ、美しさ満点です。
<補注1> こことは別の場所で、まだ青い実を大量につけている雌株を見ました。(2018年7月2日)
<補注2> 標準和名はランシンボクです。
過去のきょう 2012 ガザニア(クンショウギク) 2011 シナレンギョウ 2010 チドリノキ(雌花と雄花) 2009 ユズリハ 2008 ワサビ 2007 シロバナアケビ 2006 カブ 2005 ゲンゲ(レンゲソウ) 2004 ハナズオウ
| 固定リンク
コメント