4月2日(火) ムユウジュ
お釈迦様が生まれた場所にあったという霊木です。その街(カピラ城)はインド北部、またはネパールにあったと言われます。それなら寒い場所かと思えば、この木は日本だと温室でしか育てられなくて、あらま、日本って意外に寒いようです。
その温室に行くたび、「花はいつ? どんな色形?」と楽しみにしていました。なにせ名前が「無憂」樹です。花を眺めて佇んだら、心が晴れ晴れしそうです。
その念願の花は、失礼ながら意外にチマチマしていました。名前からして、ドーンと大型の花が咲くのかと勝手に想像していたので肩透かしです。
ただ、花数はこれだけ多いし、4弁の黄色い花(じつは萼)から飛び出したシベが賑やかだし、これはこれで豪勢な姿とも思えます。樹下で瞑目してお釈迦様を気取ってみたら、肩にポタポタ花が降ってきて、ほんの束の間の「無憂」状態でした。
その温室に行くたび、「花はいつ? どんな色形?」と楽しみにしていました。なにせ名前が「無憂」樹です。花を眺めて佇んだら、心が晴れ晴れしそうです。
その念願の花は、失礼ながら意外にチマチマしていました。名前からして、ドーンと大型の花が咲くのかと勝手に想像していたので肩透かしです。
ただ、花数はこれだけ多いし、4弁の黄色い花(じつは萼)から飛び出したシベが賑やかだし、これはこれで豪勢な姿とも思えます。樹下で瞑目してお釈迦様を気取ってみたら、肩にポタポタ花が降ってきて、ほんの束の間の「無憂」状態でした。
<補注1> 満開状態に出会いました。(2019年2月23日)
<補注2> 花の次は実(豆の莢)を見たかったのに、それはなかなか叶わず、若葉の色合いに寄り道しました。(2020年12月17日)
<補注3> 同属のキバナサラカを収録しました。(2024年4月5日)
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