4月18日(木) キケマン
出会いに恵まれない草木はあるもので、自分にとってキケマンはその一つでした。キケマン属という大所帯の属名になっていて、ジロボウエンゴサクやヤマエンゴサク、あるいはムラサキケマンとか、これまでに登場したこの属メンバーの親分筋にあたるのに、みょうにボヤケたショボイ写真を撮れたのがようやく去年のことでした。
それが今年は運に恵まれて、ヨッシャーと言いたいところなのに、いやいや、ことはそう簡単ではありませんでした。上記の属にはヤマキケマンとかミヤマキケマンとかフウロケマンとか、花が黄色い類似種があるのです。
それらとの違いは、花(距)の形でも見るとは言え、種(蒴果)もまた見分けポイント(↓)のようで、あとでまたここに来る必要ができてしまいました。その意味では、去年のボケ写真の方が上出来だった…などとは思わないことにしておきます。
それが今年は運に恵まれて、ヨッシャーと言いたいところなのに、いやいや、ことはそう簡単ではありませんでした。上記の属にはヤマキケマンとかミヤマキケマンとかフウロケマンとか、花が黄色い類似種があるのです。
それらとの違いは、花(距)の形でも見るとは言え、種(蒴果)もまた見分けポイント(↓)のようで、あとでまたここに来る必要ができてしまいました。その意味では、去年のボケ写真の方が上出来だった…などとは思わないことにしておきます。
<追録> 真っ黒で2列に並んだ種にはエライオソームがついています。莢のくびれは緩やかで、やや幅広(5~6mm)です。(撮影:2022年5月19日)
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コメント
毎月、このホームページをみて、外出しています。
でも、あちこち、見て歩くと、知らない花・草・木に出会って大変です。また、判らないところ、教えて下さい。
ところで、10月7日のマルバフジバカマのキク科の科がダブっていました。それと、10月7日のユッカの画像が大きすぎるのでは? 失礼と思いつつメールしました。
投稿: サラダ | 2013-04-18 07:56
サラダさんへ:
初めまして。ご愛読とコメント、ありがとうございました。
増補版(HP)の方は、このごろずっと放置したままなので、
足りないところがあるかと思います。
文字のダブりのご指摘、ありがとうございます。
画像については、ゆくゆくはすべてあの大きいサイズに
そろえようとしたものの、上記のように半端状態のままでおります。
不揃いで申し訳ありません。
投稿: はた衛門 | 2013-04-19 05:53