4月13日(土) ミツバツツジ

花より団子、いえ、花より葉っぱです。なにせこの木の名前はこうして春に展開する3枚の葉によっているわけで、とりわけこの時期は花「なんか」ボケボケ扱いです。
しかしまあ、植物の精巧なしかけにはいつも感動します。この葉だって、クルクルッと巻き締められてまるでツノみたいだったものが、見る間にフワリと開くのです。
さて、この冬はツツジ類の落葉~常緑タイプに少しこだわっていました。半落葉などという煮え切らないツツジもあるなかでは、このミツバツツジはなんとも潔く、冬の間はいったんまるっきりの裸ンボになっていました。
おっと、それを潔いと思うのは「宵越しの金は持たねぇ」などとうそぶいた江戸っ子気質(かたぎ)への単純な憧れにすぎないようです。冬の間も、わずかながらでも光合成でエネルギーを蓄え込むようなしぶとさをよしとする心がなければ、これからの厳しい老後は切り抜けられないことでしょう。
しかしまあ、植物の精巧なしかけにはいつも感動します。この葉だって、クルクルッと巻き締められてまるでツノみたいだったものが、見る間にフワリと開くのです。
さて、この冬はツツジ類の落葉~常緑タイプに少しこだわっていました。半落葉などという煮え切らないツツジもあるなかでは、このミツバツツジはなんとも潔く、冬の間はいったんまるっきりの裸ンボになっていました。
おっと、それを潔いと思うのは「宵越しの金は持たねぇ」などとうそぶいた江戸っ子気質(かたぎ)への単純な憧れにすぎないようです。冬の間も、わずかながらでも光合成でエネルギーを蓄え込むようなしぶとさをよしとする心がなければ、これからの厳しい老後は切り抜けられないことでしょう。
<補注1> このツツジの標準和名はホンミツバツツジです。
<補注2> トウゴクミツバツツジを収録しました。(2015年4月19日)
<補注3> サイゴクミツバツツジを収録しました。(2023年4月17日)
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