3月31日(日) オオムラサキ(オオムラサキツツジ)
ツツジには常緑タイプと落葉タイプがある…などと通ぶったことを書いたのがつい40日ほど前のことでした。その記事に使うため、わりとしつこくオオムラサキを撮影したのに、あのときこんな実がついていることにはまったく気づきませんでした。
なのに、先日、もうオオムラサキなど撮る気もなくフラフラしていたとき、ヒョイと目に入ってきてしまうのだから皮肉なものです。ツツジ類の実などいままで意識したことがなかったので、最初はなんの「異物」だろう?とか、この木、ホントにオオムラサキだろうか?とか、結構マジメに悩んでしまいました。
考えてみれば、ツツジは挿し木が簡単で、わざわざ実生で育てる必要がないことが「実の見落とし」の一つの原因だったかもしれません。
ただ、それではこんな実は無用の長物かといえばさにあらずで、ある日、根こそぎ親木が死に絶える事態が起きても、十年後・百年後には地中の種が芽を吹くはずです。それはこのオオムラサキに限らない植物たちの「保険」であって、人間が逆立ちしてもかなわない用心深さの証です。
なのに、先日、もうオオムラサキなど撮る気もなくフラフラしていたとき、ヒョイと目に入ってきてしまうのだから皮肉なものです。ツツジ類の実などいままで意識したことがなかったので、最初はなんの「異物」だろう?とか、この木、ホントにオオムラサキだろうか?とか、結構マジメに悩んでしまいました。
考えてみれば、ツツジは挿し木が簡単で、わざわざ実生で育てる必要がないことが「実の見落とし」の一つの原因だったかもしれません。
ただ、それではこんな実は無用の長物かといえばさにあらずで、ある日、根こそぎ親木が死に絶える事態が起きても、十年後・百年後には地中の種が芽を吹くはずです。それはこのオオムラサキに限らない植物たちの「保険」であって、人間が逆立ちしてもかなわない用心深さの証です。
<補注> ゲンカイツツジでも同じように枯れて割れた実(莢)を見ました。(2021年3月23日)
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