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3月30日(土) カミガヤツリ(パピルス)

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「さあ、お習字の時間ですよ」みたいなパピルスの新芽です。マジメな話、紙もパピルス、筆もパピルスなどという遊びをしてみたくなります。
そして、いつも不思議に思うのは、温室にも季節があるらしいことです。たぶん、年中一定の温度にしているのではなく、微妙に四季は演出しているのでしょう。外が春を迎えたら、ほかの季節には見なかった新しい息吹がほとばしり出ました。
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こちら(↑)はそのひと月ほど前の撮影で、花後の姿です。ザンバラ髪のように垂れた苞の先にある茶色のボンボリが花です。
もう少し早ければ、サンカクイカンガレイの花とよく似た(三者ともカヤツリグサ科)ヒゲモジャの姿にマクロで迫れたはずで残念でした。田んぼで見かけるそれらは暑い盛りに撮影したのをよく覚えていても、温室ではいったいいつが花盛りやら。
以前パピルスを撮影したのは1月で花がなく、2月の撮影だと花後なので、頭が混乱します。これからはあちこちの温室をさまよわず、定点観察をして1年の周期をつかまなくてはいけないようです。

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