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2月7日(木) コウヤボウキ

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コウヤボウキはもう何回も取り上げていて、またぞろ登場させる意味があるのか悩みました。しかし、かつて載せたピンク白の冠毛も、ここまでグッと迫ってみてはいませんでした。つまり、今回の掲載趣旨は、この毛が種の運搬役である証明です。
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などと言いながら、すぐにカメラを引いてしまいます。コウヤボウキの冠毛は、こんな風にピンクが強いものがある一方で白いものも見かけます。前は時期の違いかと思っていたのに、どうもピンクのものはいつも(いつまでも)ピンクだし、白いものはどんなに待っても赤みは増しません。また、群落のなかに紅白が混在するのも見たことがないので、この冠毛の色の差はたぶん環境の違いなのだろうと思い始めています。
管見ながらも、陽当たりのいいところのものは白く、ピンクのものはどうも半日陰(この写真の場所も)で見てきたように思います。いつものはた衛門珍説ですから、そのうちカンカンの日向でピンクの冠毛を見つけてズッコケるのがオチではあっても、それまでの間は自分のなかの紅白大合戦を楽しむことにしておきます。

<補注1> かなりの日向でメッシュの冠毛を見つけました。(2018年1月19日
<補注2> 8年後、いままでで最大のピンク・ブッシュを見ました。はた衛門珍説どおりの半日陰の場所、そこにちょうど陽が射し込む時間帯、とても運の良い出会いでした。(2021年2月5日

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