2月4日(月) キソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア)
あちこち探し回らずに、枯れそこないのオモトを写して「奇想天外!」とやっても、誰にも気づかれなかったんじゃあるまいかと後悔しています。
しかしこれ、まじめに本物のキソウテンガイだし、枯れそこないではなくて、ほぼ生涯を通してこんな感じらしいのです。花もちゃんと咲かすようでも、写真の株はまだまだ幼いので、その撮影は助手2号あたりに託しておこうかと思います。
寿命が千年以上と聞くと、いったい誰が確かめたのさ?と眉に唾します。そんな果てしない一生を、この2枚の葉だけ(生え替わりなし!)で過ごすのだそうです。そんなことができる秘訣は葉の生長点の位置にあり、根もとがのびる仕掛けなので、葉先がこんなに枯れていてもいっこうに差し支えがないというわけです。
そしてこの名前です。あのアアソウカイと双璧をなす奇想天外な名前です。もちろんこれは日本での呼び方で、ほかにサバクオモトとも称します。さらに、学名をもとにしたウェルウィッチアの名も広く知られていて(注)、三つとも覚える必要があります。
しかしこれ、まじめに本物のキソウテンガイだし、枯れそこないではなくて、ほぼ生涯を通してこんな感じらしいのです。花もちゃんと咲かすようでも、写真の株はまだまだ幼いので、その撮影は助手2号あたりに託しておこうかと思います。
寿命が千年以上と聞くと、いったい誰が確かめたのさ?と眉に唾します。そんな果てしない一生を、この2枚の葉だけ(生え替わりなし!)で過ごすのだそうです。そんなことができる秘訣は葉の生長点の位置にあり、根もとがのびる仕掛けなので、葉先がこんなに枯れていてもいっこうに差し支えがないというわけです。
そしてこの名前です。あのアアソウカイと双璧をなす奇想天外な名前です。もちろんこれは日本での呼び方で、ほかにサバクオモトとも称します。さらに、学名をもとにしたウェルウィッチアの名も広く知られていて(注)、三つとも覚える必要があります。
<補注> 標準和名はウェルウィッチアのようです。
過去のきょう 2012 クチナシ 2011 マンサク 2010 チュウテンカク(沖天閣:ユーフォルビア・インゲンス) 2009 ヒメノキシノブ 2008 ニシキマンサク 2007 ハカタシダ 2006 コウヤボウキ 2005 オウバイ
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コメント
はた衛門さん、おはようございます。
拝見して一気にボルテージが上がってしまいました。
この子はいったいなんなんだ!
あわてて、ウィキペをみると、
もうすこしなんとなく元気そうな子がお花をつけておりました。
成長の仕方がコンブ類ににているとか。
海にいた子がなんとなく砂漠にのこったという感じですか。
周りに水がなくなってから、まだ数(十)世代しか変わっていないので、
進化がおくれているとか・・・面白いですねぇ
投稿: ブリ | 2013-02-04 07:14
ブリさんへ:
アアソウカイを載せたときからの宿題をようやく提出できました。(^^)
昆布があんなに巨大になることがあるのは、そういうわけだったんですね。
そんなメカニズム、うらやましいような、かわいそうなような(´・_・`)
投稿: はた衛門 | 2013-02-04 13:11