2月20日(水) トラフアナナス
トラフと聞けば、つい「南海トラフ、巨大地震!」と連想してしまうこのごろでも、この美しい葉はそんな物騒な海の底とはなんの関係もありません。漢字にすれば「虎斑」で、この文字と写真を見比べれば、説明はまったく不要です。
一方のアナナスはパイナップル科の総称として園芸店では定番の名前です。このトラフアナナスを含むフリーセア属(注2)を始め、アナナス属 ・グズマニア属・エクメア属・ブロメリア属などを全部くくってアナナスと呼んでしまいます。
これらは夏になると派手な花苞に包まれた花をつけます。もちろん、このトラフアナナスも燃えるような赤い大きな花穂を立てます。ただ、そんなものが邪魔に思われるほど、この葉は魅力的です。などと言いながら、夏には花にグッと迫ってしまう軽薄な己の質はよくわかっているので、まずは葉だけを褒め称えておきましょう。
一方のアナナスはパイナップル科の総称として園芸店では定番の名前です。このトラフアナナスを含むフリーセア属(注2)を始め、アナナス属 ・グズマニア属・エクメア属・ブロメリア属などを全部くくってアナナスと呼んでしまいます。
これらは夏になると派手な花苞に包まれた花をつけます。もちろん、このトラフアナナスも燃えるような赤い大きな花穂を立てます。ただ、そんなものが邪魔に思われるほど、この葉は魅力的です。などと言いながら、夏には花にグッと迫ってしまう軽薄な己の質はよくわかっているので、まずは葉だけを褒め称えておきましょう。
<補注1> トラフアナナスの花穂(と花)を収録しました。(2019年6月2日)
<補注2> フリーセア属(Vriesea・注3)の別名(インコアナナス属)になっているインコアナナスを収録しました。(2021年3月22日)
<補注3> Vrieseaをどうしてフリーセアと発音するのか、インコアナナスの記事でいったん妥協しているものの、釈然とはしないものです。(2024年4月3日)
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