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1月8日(火) キンメイチク

130108kinmeitiku
キンメイ(金明)という修飾は、黄色の稈(かん・竹の幹のこと)に緑の筋が入った状態を言います。芽溝だけに緑が残り、稈全体は黄変している品種です。
この「金明」を冠するキンメイモウソウチクはモウソウチクの品種だったのに、こちらキンメイチクの元はマダケだそうです。そう言われてみれば太さが違う(直径でキンメイモウソウチクの1/3以下)し、節の輪っかは2本あります。
さて、金明があれば銀明もあるのが世の常です。銀明というから稈が銀色かと思えばさにあらず、金明とは逆に、稈が緑で芽溝に黄色の筋が入るものが「銀」という、ちょいと苦し紛れの洒落でした。
写真には手前に2本、その銀明状態のものがあります。竹というのは一群すべてが一つの株という常識からすれば、この2本だけ銀明とは考えにくい事態です。
やれやれ、この2本の「その後」を注視しながら、問題なくギンメイチクと言えるもの(注)も探さなくてはなりません。この上「銅明」なんて品種、どうかありませんように。

<補注> 「問題なくギンメイチクと言えるもの」を掲載できました。(2017年2月13日

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