« 1月25日(金) オオツワブキ | トップページ | 1月27日(日) ミズカンナ »

1月26日(土) ソメイヨシノ(ほか3種)

130126touboku_somei
2週間前に関東を襲った「大雪」による被害は、交通網だけではありませんでした。枝振りのいいソメイヨシノがボッキリとやられて無残です。
とは言いながら、じつはふつうには見られない生木の「材質」を確認できて、内心ホクホクです。折れた木には手を合わせながら、貴重画像をゲットです。
桜材(主にヤマザクラ)は家具などに使われてオレンジっぽい雅な色を出してくれて、その色合いはソメイヨシノでもそんなに変わらないようです。折れた部分はクセのある部位だったのに、木質は柔らかくて加工しやすそうです。
130126touboku_taisan
さて、被害は桜に限らず、今回の雪は暴力的でした。個人的には自分の墓標にしたいほど惚れ込んでいるタイサンボクでも、材を見るのは初めてです。意表をつく白さでした。この材は素直で柔らかく、なんと刀の鞘の素材として重用されたそうです。
130126touboku_tounezumi
お次はトウネズミモチです。立木がパックリと割れて痛々しいとは言え、こんなに白くて素直そうな材だとは思いもしませんでした。
仲間のネズミモチの枝は農具・工具の柄とか杖とか楊枝などに使われたそうで、それに比べるとトウネズミモチは日本での歴史が浅いので用途解説が見あたりません。野山には実生でどんどん生えますから、利用をまじめに検討してもいい木に思えます。
130126touboku_himaraya
最後はヒマラヤスギです。巨大な樹冠の上部から落下した太枝が、樹下のアオキやヤツデを押しつぶして、ヒマラヤ迷惑の様相です。
これも材は思いの外に白くて、ただ、芯の部分が赤いのは松の仲間の証拠で、たぶん脂分が強いのでしょう。製材すれば赤と白のコントラストがおもしろそうです。もちろん、木理がかなり荒い感じだし、どこにでも生えるものではないので、材木としての評価はスルーしておくのが無難でしょう。

過去のきょう 2012 イワガネソウ  2011 ソシンロウバイ 2010 ジャノヒゲ(リュウノヒゲ) 2009 アカマツ 2008 ニワウルシ 2007 ビオラ 2006 チンゲンサイ 2005 ジャノヒゲ

|

« 1月25日(金) オオツワブキ | トップページ | 1月27日(日) ミズカンナ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 1月25日(金) オオツワブキ | トップページ | 1月27日(日) ミズカンナ »