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12月26日(水) メガルカヤ(とオガルカヤ)

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逆光を浴びたメガルカヤの群落は、そこらのありきたりのイルミネーションに負けない賑やかな美しさです。手前に倒れ込んだススキの穂がほぼ単色なのに比べ、冠毛の銀白色を引き立てるオレンジがかった苞がメガルカヤの見どころです。
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この赤みを帯びた枯れ色の美しさには、以前、メリケンカルカヤでも触れました。あちらはなにせ丈夫で色もやや濃いめに思えるので、二つを比べればメガルカヤはいかにも女性的にほんのりと淡い色合いです。
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さて、メ(雌)ガルカヤとくればオ(雄)ガルカヤを登場させなければ収まりがつかないのに、今年も「雄」とはあまり縁がありませんでした。
うまい具合に雌に雄を重ねた(なにやら問題表現か?)写真まで撮れた(3枚目写真=10月初旬撮影)というのに、お陽さまはかたくなに「雄」を照らしてくれませんでした。こうなったらワタシが天宇受賣命の真似をして、ちょっと怪しい踊りでもしてみましょうか。あれれ、どうもきょうは話が変な方向です。

<補注1> オガルカヤを単独で取り上げました。(2020年12月30日
<補注2> メガルカヤとオガルカヤで名前が雌雄セットなのだから、分類的に同属の変種あたりと思っていたら、イネ科同士ではあっても、メガルカヤは Themeda(メガルカヤ属)、オガルカヤは Cymbopogon(オガルカヤ属)と属違いでした。(2020年冬)

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