11月28日(水) ナンテン
もう何度か扱った「常緑樹のくせに紅葉する?」話題です。自分でもしつこいとは思いながらも、今回は3本並んだナンテンの葉がそれぞれ違う色合いだったので、以前載せた「紅葉した株・しない株」2本対比のバージョンアップ版ということで…。
まず1枚目(↑)が「ほんのり色づき」状態です。
次は、あたかもオタフクナンテンのように真っ赤に染まってしまった株です。後方にまったく赤みのない隣の株が写っていて、これだけ接近状態でも色づき変化には差が出ることの証明写真にもなっています。
その「後ろに控えていた一本」がこれです。まるで「不動心」の権化のような葉です。色みが変化する気持ちなど、毛ほども見せません。
まず1枚目(↑)が「ほんのり色づき」状態です。
次は、あたかもオタフクナンテンのように真っ赤に染まってしまった株です。後方にまったく赤みのない隣の株が写っていて、これだけ接近状態でも色づき変化には差が出ることの証明写真にもなっています。
その「後ろに控えていた一本」がこれです。まるで「不動心」の権化のような葉です。色みが変化する気持ちなど、毛ほども見せません。
いま、浅田次郎が日経に「黒書院の六兵衛」という連載小説を載せていて、この主人公・六兵衛が惚れ惚れするほど「動じない」お人(当然、セリフはまったくなし)で、毎朝、きょうこそ動くか・喋るか、と楽しみなのです。
思えば現実にもダンマリ屋はいるし、お喋りさんもいて、人付き合いは疲れます。それに比べれば、ナンテンの葉が緑のままか赤くなるかなんてことはごくささやかな問題で、そんな些事をこうして言挙げする人間には、六兵衛さんの爪の垢が必要です。日経さん、そんな読者プレゼントを企画してくれませんかね。
思えば現実にもダンマリ屋はいるし、お喋りさんもいて、人付き合いは疲れます。それに比べれば、ナンテンの葉が緑のままか赤くなるかなんてことはごくささやかな問題で、そんな些事をこうして言挙げする人間には、六兵衛さんの爪の垢が必要です。日経さん、そんな読者プレゼントを企画してくれませんかね。
<補注> 株ごとに「紅葉する・しない」が分かれると思っていたら、ひと株が染め分けのものを見つけました。(2020年2月12日)
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