11月26日(月) ハシバミ
林の縁で、亀が空中浮遊していました。そう言えば、このちょっと風変わりな形の葉には、2カ月ほど前に思いがけないところで会っていました。
それがこの写真で、ランチブログでもないのに、会食中に思わずカメラを取り出したのでした。もっとも、この葉の上にきれいに盛られていた前菜は除去(!)してから写すところが草木ブログの面目躍如です(単にこの葉に気づくのが遅かったことは内緒です)。
もっとも、こうして葉をお飾りに出されるよりは、実をおいしく食べさせてもらえたら…とそのときは少しだけうらめしく思ったものでした。さてそれなら野山でハシバミの実をゲットするのみとは思ったものの、時間の流れは過酷に急でした。もはや葉があそこまで色づいていては、実など一つも残っていませんでした。
思い起こせば、春の花もまた風変わりで、ハシバミがハンノキと近縁(同科)であることを示していました。ただ、実が人の食用にはなり得ないハンノキ属に比べ、仲間にはヘーゼルナッツもあるのがハシバミ属の「おいしい」ところです。なんとしても、来年こそは花と黄葉の間を「おいしさ」で埋めたいものです。
<補注> 実の姿は3年後にとらえることができました。(2015年8月25日)
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