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10月25日(木) キンモクセイ

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今年も盛大に強い香りを放ってくれているキンモクセイの花に、息を止めながら(笑)グッと近づいてみました。そんなにがんばったのには理由があります。
一輪の花には2本の雄シベしかありません。雌シベがどこかに隠れているとかではなく、キンモクセイは雌雄異株なので、雄株には雌シベがないのです。
さらに、日本には雄株だけしか持ち込まれていない(昔、中国から)そうで、こっそり密輸入した好き者がいない限り、日本のキンモクセイに実生はないのです。
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つまり、すべてが挿し木で生産され植栽されているわけで、キンモクセイのあの香りは人里に特有のものということです。広い場所でこんな大木になったものを見ると自然のものと誤解しそうでも、これは本当の野山にはあり得ない景色なのです。

<補注1> ごくまれに、キンモクセイが実をつけたらしい写真を見るので、日本にキンモクセイの雌株が絶無ということではないかもしれません。
<補注2> 開花が異様に早い年があり、いったん終わった花が通常開花期にまた咲きました。(2021年10月4日

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コメント

おお、そうなんですか。雌雄異木で、めしべの木がないとは・・・しかしこの香り、大好きなんです。
我が家のキンモクセイも香り出しました。
息を止めて見てみます(笑)

投稿: zenpeichan | 2012-10-25 20:49

zenpeichanさんへ:
うわあ、キンモクセイもお持ちでしたか。
そうなると、あとはギンモクセイ、ウスギモクセイ、ヒイラギモクセイ…
悪魔の誘惑ですよんヾ(--;)

投稿: はた衛門 | 2012-10-26 06:05

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