10月13日(土) ヤマハンノキ
丘の斜面に立つ木を、運良く上の道から見下ろす形で眺めました。房状に下がった雄花の素(来春に咲く蕾)の形からして、いかにもハンノキっぽくても、あれは湿地を好むのに対し、ここは南向きの急斜面で水分には恵まれません。
それよりなによりこの葉です。長い葉柄、丸くも四角くも見える葉の形、彫りの深い葉脈、大きな重鋸歯、それらの特徴が相俟ってちょっと忘れにくい風貌です。
そんな面白い葉が手がかりになって、すぐにヤマハンノキと調べがつきました。ハンノキ属(Alnus)のメンバーなので、花の構造はハンノキと一緒であって、長い房である雄花の上に小さな雌花(の素)がついています。
となると、写真左手の緑色の塊はいったいなに?となるわけで、これはこの春に結実した雌花、つまり実でした。同じ木にはこの松ボックリが枯れて茶色になったものも残っていて、それは去年の実の残骸ということになります。
それよりなによりこの葉です。長い葉柄、丸くも四角くも見える葉の形、彫りの深い葉脈、大きな重鋸歯、それらの特徴が相俟ってちょっと忘れにくい風貌です。
そんな面白い葉が手がかりになって、すぐにヤマハンノキと調べがつきました。ハンノキ属(Alnus)のメンバーなので、花の構造はハンノキと一緒であって、長い房である雄花の上に小さな雌花(の素)がついています。
となると、写真左手の緑色の塊はいったいなに?となるわけで、これはこの春に結実した雌花、つまり実でした。同じ木にはこの松ボックリが枯れて茶色になったものも残っていて、それは去年の実の残骸ということになります。
<補注> そろそろほころびそうな雌花・雄花をとらえました。(2013年1月20日)
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