10月11日(木) ウンナンオガタマ
この清楚な白い花びらとシベの形には見覚えがあります。オガタマノキです。あるいはカラタネオガタマもこんな感じでした。しかし、葉が違います。
知っている二つの木の葉は、ごくふつうに先が尖った楕円形でした。それに対し、今回出会ったこの葉の先はやさしい丸さで、植物用語的には倒卵形と言います。
この特徴からすればこれはウンナンオガタマなのに、面妖なのは花の時期です。ほかの2種がそうであることからして、本来は春から初夏の花のはずで、今回、花を撮影できたのは、日ごろの行いの良さ(?)に対するボーナスでしょう。
そんな幸運とは背なか合わせで不運もあり、オガタマ類に共通のバナナ香は楽しめませんでした。前はその原因がよくわからず、自分の鼻のせいにしていたのに、どうやら時間が主因らしいと思うようになりました。「ああ、いい香り」と感動するのは午前中のことで、「あれれ」と落胆するのは午後も2時を回っている時間(今回も)なのです。オガタマ類の観察は、どうやらお昼前にするのがポイントのようです。
知っている二つの木の葉は、ごくふつうに先が尖った楕円形でした。それに対し、今回出会ったこの葉の先はやさしい丸さで、植物用語的には倒卵形と言います。
この特徴からすればこれはウンナンオガタマなのに、面妖なのは花の時期です。ほかの2種がそうであることからして、本来は春から初夏の花のはずで、今回、花を撮影できたのは、日ごろの行いの良さ(?)に対するボーナスでしょう。
そんな幸運とは背なか合わせで不運もあり、オガタマ類に共通のバナナ香は楽しめませんでした。前はその原因がよくわからず、自分の鼻のせいにしていたのに、どうやら時間が主因らしいと思うようになりました。「ああ、いい香り」と感動するのは午前中のことで、「あれれ」と落胆するのは午後も2時を回っている時間(今回も)なのです。オガタマ類の観察は、どうやらお昼前にするのがポイントのようです。
<補注> 本来の開花期に撮影できました。(2020年4月30日)
なお、上の本文でウンナンオガタマの葉は倒卵形としたものの、葉のなかには先が尖ったタイプも混在するようです。
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